NHK朝ドラ『まんぷく』感想 第134(第24週) 「見守るしかない」 レオナルドが幸をハグ。鈴さんパニック!

『まんぷく』第134 ( 3月11日)あらすじ

※ネタバレ含みます。

「皆でまんぷくヌードルを一緒に作ろう!」
萬平がそう言ったことで、開発チームの若手社員の気持ちも前向きに。

源もやる気になり、家でも萬平と仕事についての会話を熱心にするようになる。
その二人の姿を見て福子は心から嬉しく思っていた。

そんな中、魚屋で発泡スチロールを見かけた福子は、
容器の素材は発泡スチロールが良いのでは?と源に提案。
しかし既に発泡スチロールは既に試していて、
カップにするにはもろくてダメだったと話すが…。

 

一方スープ作りも難航。
まんぷくラーメンの方式でやると、
お湯で戻して同じ味にはどうしても戻らない。
そこで粉末スープを作って見てはどうか、
麺に着けるものと粉末を両方使えば味が再現できるのではないか、
その方法しかないと思うと
開発チームは萬平に提案。

社長の考えと相反する意見を提案した若手チーム、進歩!

しかし、粉末スープを使うなら
煮混むことなくお湯を注ぐだけで完全に溶けることが課題。
「やってみせます!社長!」
開発チームの熱意に応え、
萬平は粉末スープを試してみることを許した。

 

本来は全部自分でやっちゃいたい萬平も、
「これからは社員一人一人が自分たちが商品を生み出す意識でやってもらわないと」
と開発チームの作業を任せた。
萬平も成長している。

 

一方で忠彦のところには名木。
忠彦は、名木に自分のテーマを見つけて表現するよう、
その時々の書きたい思いをキャンバスにぶつけるよう諭す。

しかし名木は、自分は恵まれすぎて自分の人生には強烈な体験がないと言い出した。
「戦争に行った先生が羨ましい!僕も行きたかった!」

それを聞いた忠彦は激昂。
すると名木はまたまたショックを受けて大泣きで帰ってしまった。
「なんなんや!今時の若いやつは!」
さすがの忠彦も怒り心頭。

 

源は、萬平にあらためて発泡スチロールでの容器の提案。
福子に言われ、あらためて数々の業者に問い合わせてみたらビーズが細かい固いタイプのものがあり、これならカップに適しているのではと。
「いいかもしれないなあ!」
と萬平は源の提案を採用。
ただし、薄さを2,3ミリにして、もっと粒子を細かく強度を高めたものを開発するよう指示。
「まんぷくヌードル用の全く新しい容器を作ってくれ」

 

源はさっそく発泡スチロールが採用されたことを福子に連絡
「お母さんのおかげや。ありがとう」
そう言われて福子は笑顔。

 

夜になり、なかなか帰宅しない幸を鈴は案じているが…
玄関先に幸の声が聞こえたので出てみると、
レオナルドが幸を送っていた。
別れ際に、レオナルドは幸をハグ。
それを目的してしまった鈴は…!!!

 

『まんぷく』第134( 3月11日)感想

 

萬平さん、エライ。
自分のやりたい!やりたい!を前に出すのを押さえた!
そして社員に任せるようになり成長しましたねえ~。
これいきなりできるようになると

若手社員もやる気になり、
萬平さんにできないことを素直に相談。
彼らも、グチで終わらせず相談&提案という形に昇華させてました。
社員も成長中!

そのには真一さんの貢献も大きいですよね。
真一さんはきちんと萬平さんに社員の気持ちを伝えフォローし、
萬平さん自身も成長しようとしているところを認めてあげて…。
真一さんホント、無くてはならない存在ですねー。

そして源ちゃんも成長。
よかったよかったー。

福ちゃんに言われる前の発泡スチロール案、もろいって結論で終わってましたが、
でもそれって、ただ手近にある発泡スチロールで工作してみただけで諦めてたってこと?
発泡スチロールみたいな材料だったら、最初から業者に質問しに行ったりしないかな?

そして神部わんこが部長としてきちんとやれてるのか?と気になります。
これじゃあ部長として全然機能してないじゃん?って。
発泡スチロールはどお?ってなった途端に、
本来なら神部がまず発砲スチロールの業者に相談してみないと。
源ちゃんに声掛けて一緒に業者訪問しないと??

そして神部わんこ、萬平さんに2,3ミリの厚さにしろって言われて
うへえー!ってなってました。
その「うへえー!」それは確かに神部わんこのいつもの反応ですが…
わんこ、キミは部長なんだよ、そして萬平さんがどういう人間か分かってるでしょ?
そしてなによりキミも開発したい人なんだよね??
神部自身も「カップがデカ過ぎる」と課題に思ってないと…。

残念ながら神部のお仕事ぶりの描き方が不十分で、大阪帝大卒の割に有能に見えないのー。

 

名木くんは、戦争に行きたかったとまで言って忠彦さんの逆鱗に触れてたー。
名木君、そのうちこういうこと言い出すかなあとは思ってたけど
戦争に行きたかったは、さすがにダメよねー。
しかも、戦争に行って目を負傷した忠彦さんに言うなんて。さすが。
あれでまた泣いて帰っちゃったよぉ!(笑)
明日以降はどうやって再登場するのでしょうかねえ。
結構名木さんの泣き演技、お約束の楽しみになりつつあるので
毎度泣きに出てきてー。

 

そして大介君は生意気になってましたー。
大ちゃん、意外にも存在感があり結構面白いね。
生意気だけど、黒カンチャンみたいな不快感はなしで。
どんな方面に描かれて行くのか楽しみになってきたわ。

…あの黒カンチャン、一体あれは何だったんだろうか??
子役さんに罪はないのに、ホントすごーく不快感で、
子役さんにあそこまでの不快感を抱いたことはなかったなあ。

先日黒カンチャン役の子が何かの番組に出ていて、
ああよかった、元気に頑張ってるのねと少しホッとしました。
子役さんには罪が無いものね…。
あれは黒歴史として封印し、今後も頑張ってほしいものです。

 

で、幸ちゃんは、レオナルドとデート?
別れ際にレオナルドにハグされるのを鈴さんが目撃してしまい、鈴さんパニック!

一応、今のところあれはどうみても挨拶のハグですが、
当然明治生まれの鈴さんには分からないわよねー。

レオナルド役、ハリーだとなんだかイマイチ入りこめず。
ナナコロビヤオキは、ハリーについて詳しくありませんが、
わずかに見た記憶だとバラエティやワイドショー的な番組だったからか?
やたらタレント臭が強い気がして、
ハリーはハリーとしてしか見られない…。

そんな雑念が沸いちゃうおかげで
幸の彼?一体どういう関係なの?
というハラハラ感、ワクワク感にいまいち欠けてしまって…。
さてどうなるんでしょうねえ?
明日以降の二人は。