NHK朝ドラ『まんぷく』感想　第148回(第26週）　「行きましょう！二人で」　鈴さん生前葬を思い付く。塩軍団、赤津も呼んで！

『まんぷく』第148回 ( 3月27日)あらすじ

※ネタバレ含みます。

しかし、いつまでも岡や源たちに一晩中営業させるわけにはいかない。
何かもっと効率的なやり方があるのでは？

「夜間勤務の人がまんぷくヌードルを買える、夜中でも開いてるお店があればいいのに」
福子の言葉から、萬平は自動販売機を利用することを思い付く。

自動販売機からお湯が出るようして、まさにその場で食べられるようにする。
自動販売機で温かい物を販売するのも初めてのこと。
これはまさに画期的な商品となる。
自動販売機にな幹部社員も世良も、全会一致で。
まずは大阪に1000台、東京に2000台の設置を決めた。

ただ自動販売機での販売が成功したとしても、工場を作ったほどの量が売れない。
さらに消費者の購買意欲に訴える、何かがあるのでは？と福子はモヤモヤ。
福子は、牧や忠彦たちにまんぷくヌードルのアピールポイントをリサーチ。

福子が帰宅すると鈴が仏壇の前にいた。
鈴はまた咲が夢枕に立ったと言う。
「あんなに早くに亡くなって悔いが残っているのでしょう」
と鈴が問いかけると咲は後悔は無い
「最期に皆にありがとうって言えたから」

その咲の言葉に鈴は、
「生きているうちに皆にありがとういいたい！」
と以前新聞記事で見た生前葬を行いたいと閃いた。

『まんぷく』第148回( 3月27日)感想

そうそう、カップヌードルの自販機もありましたよね。
あれ何時頃まであったんだろ？レジャー施設とかにあった記憶が。
興味津々だったけど、子供だったナナコロビヤオキには買う機会はなかった～。
当初カップヌードルにプラスチックのフォークが付いていたのは、
自販機のためだったんだあ。

そして最終週にふさわしく、メンバーが次々と顔出し。
敏子ちゃんにハナちゃんに、牧さん、恵さん、野呂缶、好美さん…。
ああ、カーテンコールの始まり…淋しい。

まんぷくヌードルがバカ売れになるもうひと押しの何か、
まんぷくヌードルのアピールポイント？ターゲット？を
福ちゃんがモヤモヤと考え続け、キャストの皆さまに聞いて歩いていました。

牧さんは、お年寄りがヌードルをカップごと煮た話をしていたー。
これ、本当の逸話なのかしらね。
そんなエピソードから、こういった画期的な商品は
お年寄りには理解できないということを牧さんは言っていました。

なるほど、転じて年寄りはターゲットとしない、
イコール若者ターゲットとするになるんだけど…
かゆいところに手が届かないー。
結構この“若者”キーワード、
出て来ないものなんだろうねえ当時としても。

幸ちゃんは、萬平さんのことをウザがっていたなあ～。
萬平さんは、幸ちゃんの態度にイライラが続いていて一度キツク言ってやらないと！
と言ってたー。
ナナコロビヤオキもあんな感じに親子バトルを日常的にやっていましたが、
萬平さんがあんな感じに幸ちゃんのことを福ちゃんにグチるように、
ナナコロビヤオキ両親も話していたのかもなぁ。
そして牧善之助のお年寄りには受け入れらないというエピソードに
親世代とは永遠に理解し合えないものなんだろうなあとつくづく思いました。

福ちゃんもまだまだ“若者”ターゲットに辿りつけない…。
まあ、明日あたりには気づくんだろうけどさ、
でもリサーチしている相手は、
牧夫妻や白薔薇のマスター夫妻、忠彦さん、克子姉と同世代。
好美さん、タカちゃん、吉乃ちゃんも、福ちゃんより若いとはいえ、
もう母親世代だもんねえ。
実はターゲットとなる世代は源ちゃん、幸ちゃんなんだよぉ！
灯台下暗しだよー。
しかも、最もコア、起爆剤となるターゲットはまさに幸ちゃんなのにね…。
この若者世代の感性が、それを求めている萬平さん、福ちゃんには不愉快にも映るとは…なかなか皮肉で難しい現実。

世代間ギャップの良いところ、悪いところを合わせ鏡のように表現しているなあと。

鈴さん、生前葬を思い付くとは！
そうなんだ！
ということは今週予告の鈴さんのお葬式のシーンは生前葬と。
よかったー！
鈴さんは元気なまま終わるのね。
よかった。安心したわ。

それにしても、生前葬とは結構突拍子もないような。
当時でもそういう考えあったんだ？

咲姉さんが枕元じゃなくて台所でお料理する姿を見て、
鈴さんと同じように、ナナコロビヤオキも泣けてきちゃいました。
幽霊で出てきて、いろいろ笑わかしてもらったけど、やっぱりやっぱりいないんだよね～、
切ないよねえって。
でも皆にお礼で来たから後悔はないって…。

明日あたり生前葬なのかな？
生前葬では是非塩軍団も来てほしい！
赤津をお願いします！