『まんぷく』第87回( 1月15日)あらすじ
※ネタバレ含みます。
おかげで織田島銀行に300万円の融資を取り付けることができた。
織田島製作所はこの融資で生産工場を借り生産の準備を整える。
一方、福子のところにはタカからSOSの電話が。
忠彦は相変わらず美人モデルとアトリエにこもりきり。
吉乃がお茶を持って行くと、モデルはヌードになっていたと!
あわてて駆け付ける福子と鈴。
しかし、忠彦は職業としてモデルになって貰っているだけだとキッパリ。
モデルを使う必要があるなら「私が脱ぐ!」と言い出す克子、タカ、吉乃。
さらには鈴までもが「脱ぐ!」と参戦。
しかし、モデルは長時間制止せねばならない過酷な労働。
しかも妻や娘たちを脱がせるわけにはいかないと忠彦は言う。
自分は職業画家だ、これ以上ゴチャゴチャ言ったら怒るぞと忠彦は取り合わない。
信用組合は、融資を取り付けてからは穏やかで平和な日常。
この状態を維持し不景気をやり過ごせば、池田の産業も活性化するはず…。
しかし、突如事態は急転。
梅田銀行の喜多村が突如人事異動に。
その人事異動は経営方針変更のためだった。
梅田銀行は、予想以上の速さで進む不景気対策の一環として、池田信用組合への資金援助を停止することを判断。
さらにこれまで池田信用金庫に貸し出した金額の全額回収を行うことを決めた。
『まんぷく』第87回( 1月15日)感想
当たり前すぎる、見え過ぎてて…。
GHQ逮捕リピートのときより苦痛は軽減されてますが(何と言ってもあっちは逮捕だからね)なんかダラダラしちゃってることに変わりなく…。
信用組合の件にしろ、忠彦さんのモデルの件にしろ、
オチがすっかり見え過ぎちゃってて、
そっち行くしかないでしょうとしか思えないから、
いろいろと、細々シーン作ってやられても、
お笑い入れられても、
「もう分かってるから、いいよ」
「それより先入ってー」
って感じで、どうしても入り込めないの…。
なんか、似たようなことを先週も書いた気がしますが…。
史実としてももちろんそうだし、
このドラマ描写パターンもすっかり定番化、というか凝り固まっちゃった感あり。
ハッピーてんこ盛りの後には必ずドーンと堕ちるとこまで堕ちるから。
そのスパンも高低差も同じパターンで来るし。
ということで感想も繰り返しになっちゃうから書きようが無いくらい…苦笑。
鈴さんの「私も脱ぐ!」は面白いには面白いんだけど…。
松坂さん、下品に聞こえず可愛いのがまた素敵だったんですが、
ちなみに福ちゃん、鈴さんに「年甲斐もなく」みたいに突っ込んでいましたが
福ちゃんはあなたの母を何者だと思ってるの!
天下の松坂慶子よー。
愛の水中花なんだからな(笑)
しかも、絵のモデルに年齢は関係ないと思うわー。
忠彦さんVS女性陣のやり取りも、
忠彦さんには何の葛藤もないのがこっちには火を見るよりも明らかなので、
緊迫感も感じられないし、おかげで別にどうでもいいやりとりになっちゃう。残念。
関西お笑い風をやりたいのかもしれませんが、
こうまであたふたする克子姉さんも、画家の妻として素人だなとも思っちゃうし、
さすがにちょっと幼稚かな。
不安にしても、もうちょっと思わせぶりな、
信じてるとも嫌味とも取れるような、チクッとしたやりとりがあった方が、
夫婦の年輪も感じられて面白味があった気がするわ…。
これじゃあ下手すると、克子姉さんは、タカちゃんたちと姉妹のようにも見えちゃう。
これ、福田さんの女性を見る目の甘さなのかしら…???
信用金庫の件ももちろん。
梅田銀行貸しはがしスタート=大惨事に向けてのフラグ立てをせっせとしていたに過ぎず。
このとんとん拍子ぶりも昨日の融資OKで済んだこと、分かり切ったことだったから
話が進んでないとも言えた。何をもったいぶってるの?とも。
喜多村社長と萬平さんが飲んで浮かれて仲良ししてただけだったし、
織田島製作所が工場借りられた件もナレだったから、
そこにはドラマ的描写もなく。
相変わらず織田島製作所の家族の意志は見えないままだったし。
それでラスト数分で、急転直下の貸しはがしがスタート。
…アレ?今日の内容で15分もたせる必要、あったかな?と…。
明日からすっからかんにさせられ大変なことになるのですね(今日からだと思ったのに)。
これはこのペースだと、全て失うのくだりは今週いっぱいかける?
まあこれを乗り切りさえすれば、やっとラーメンだからどうにか頑張ろうか…。
いや本当にラーメン来てくれる?
…って、朝ドラでこんなに耐え忍ぶことを覚悟しながら見るって…アリ??
とも思ってしまいますぅ…。
ところで福ちゃんは、さすがに存在感が薄過ぎなんじゃあと気になってしまいましたね。
脚本家の福田さんは福ちゃんがヒロインってことすっかり忘れてる?
やっぱり萬平さんがヒロインかと…。