NHK朝ドラ『まんぷく』感想 第64回(第11週)「萬平印のダネイホン!」 東京進出!順調なスタート。

『まんぷく』第64回( 12月13日)あらすじ

※ネタバレ含みます。

東京進出にあたりダネイホンの広告制作を行うことに。

宣伝放送のナレーションには福子。
看板モデルには萬平。
萬平はそんなアホみたいなことはできない!
と断固拒否。

「それなら私がやるわよ~」
「私にやらせて~」
と鈴がアピールするも完全スルーで皆萬平を説得。
なんとか萬平は頷く。

 

ダネイホン広告制作の当日。

福子は緊張しまくりだったが
いざ録音となると完璧なナレーションで一発OK!

次は萬平のポスター撮影。
しかし、萬平はカメラの前に立っても往生際が悪くに
「やっぱりこんなのヤダ!」
と拗ね始めた。

「今からでも私がやってもいいわよ」
と鈴が助け舟?を出すも、一同完全皆スルー。
福子が萬平をおだて上げ、
呪文のようにCMナレーションを読み気分を乗せてどうにか撮影。

 

真一をはじめとする東京組は東京支社へ。
神部とタカは涙の別れ。
一同、万歳三唱で見送った。

 

真一たちは、東京に着くなり精力的に営業活動。
各区にできるだけ広範囲に、一つでも多くの看板を設置するよう尽力。
商店街ではダネイホン広告放送を流した。

 

一方でタカは神部が心移りしないかと心配。
神部に毎日のように手紙を送っていた。

忠彦はそんなタカに大学に行けといきなり言い出す。
「お父さんは神部さんと結婚させたくないの!?」
とその言葉にタカはキレてしまい逆効果。

 

東京ではダネイホンの試食販売をしてみたが売れに売れ
あっという間に10ケースが売り切れた。
さらに有名老舗デパート白松屋がダネイホン取り扱いを決定。

ただ萬平は白松屋だけだと格式が高いイメージがついてしまうかも。
街の惣菜屋でも米屋でも買えるにしたいと。

「萬平の夢が徐々に叶ってきましたね」
と喜ぶ福子に、
「違う、福子と僕の夢だ」
と萬平。

全てが順風満帆。

『まんぷく』第64( 12月13日)感想

 

福ちゃんのCMナレーション、
エライ緊張してた割に、
上手いっ!
素人とはとても思えない。
「福子のこんな才能があったなんて!」
って鈴さん言ってましたが、
そりゃそうだわ!
安藤サクラさんなんだからっ!!(笑)

昨日鈴さんの方が、声がいいかなあって言いましたが、
確かに松坂さんの方が可愛いかもだけど
安藤サクラの方がダネイホン向き!
あの裏返った声やリズム感、すごーく昭和っぱい~。
こんな感じのCMあったよねえと当時を彷彿とさせられるわ~。
ボンカレーとか、桃屋とかそんな感じだったんじゃなかろうか。
うっすらと記憶に残っているような…。

 

鈴さん、すごーーーーーく出演したかったみたいね!爆
すごーく可愛い!
でも鈴さんの声は、
誰ひとり相手にせず…
完全スルー。
もうちょっとは、聞いてあげようよ~爆

世良、徹底的に聞いてあげないもんねえ!
しかし、世良さんすごーーく活き活きしてますねえ!

で、萬平さんは確かにくいだおれ人形!
あのストライプの赤といい、蝶ネクタイの青といい…まんま!
あの赤ストライプは大阪の感性なんでしょーかっ!?

でもギリギリまでヤダってすねすねしちゃってる萬平さん。
まあ困った頑固ちゃんだからねえ~これも可愛いねえ。
福ちゃんのおだてに乗るしねえ。
奥さん福ちゃんで良かったねえ~。
…結局、萬平さん鈴さんに似てるのよぉ~(笑)

 

この一連の広告制作シーンも面白かったけど
その次の、出来上がった看板広告を初めて見た塩メンたちの反応が!
またさらにおかしくてー爆爆爆!

「なんじゃこりゃ…」
って…森本さんは絶句。
結構真面目だからな。
そして岡さんが
「社長がここまでやってくれたんやからな。わしらも頑張らなあかんぞ」
って完全に社長に同情…爆。
岡さんも、尖がってる風だけどすごく素直ないい子だからねえ。
情に厚くて。
で塩軍団一同も、岡さんに言われて「ガンバロー!」と。
…塩軍団、ホントいい子たちだよぉ~!涙

 

東京に着くなり皆、精力的に仕事をして、ダネイホンはポンポンと売れました。
大阪とじゃあ随分な違いね。
昆布入れただけでここまで受けが良くなるの?
大都会東京の方が、裕福な人も多いし、新しい物好きが多いってことかも?
という意味でも、大阪にいつまでもいるよりどんどん東京に出ちゃった方が正解ですね。

パンに塗ってある様子見ると、ダネイホンはまるでブルサンみたいだなあ~。
ブルサンみたいにガーリックとスパイス聞かせたらより美味しくなるんじゃないー?
いつかそんなフレーバーも作ってみて~。

 

ところで神部君とタカちゃんの恋は…。
一体あの娘はダレイホン?
華丸さん上手いー!
ホント、華丸さんってば言葉の感性が素晴らしい!

やっぱり神部さんの方が都会に染まってしまうのー?
タカちゃんが少し大人になってしまって
意外にあっさり神部さんなんかどうでもいいになっちゃうのかなあと思ってたけど。
神部ワンコちゃん、タカちゃん傷つけて別れたりしたら
会社での立場も危うくなるよ~。
気まずくていられなくなるよ~。
気をつけろよぉ~!
タカちゃんと上手く行けば、将来は取締役決定でなのにねえ。
どうするんだろ!?
こういうとこ、同族経営って大変だな。
神部君、別れることになっても仕方無いけど、上手くやりなさいよっ!
って、ナナコロビヤオキはパパさんと先の先まで神部のことを案じてしまいました。

 

そして忠彦さんは…ああもうっ!
間が悪いなあっ!爆
大学進学を進めるのはいいけど、
こんなタイミングでいきなり言ったら
神部さんと引き離す魂胆だって思われるに決まってるじゃん!
ってか、魂胆はそれだけだと思うけどー(笑)

おかげで、かえって嫌われちゃったじゃん!
キャナメパパ、困った可愛いなあ!

でも忠彦さん、タカちゃんに大学進学を勧められるようになってるくらいに
家計が安定してきたのね、絵が売れてるのねとも嬉しくなりました。

皆、一歩一歩前に進んで豊かになってきて…よかった。

 

今日は
福ちゃん達の広告制作の様子も、
東京組が張り切ってお仕事している様子も、
ダネイホン作りの様子も…
皆活き活きしてて、見ているこっちもワクワク!
嬉しくて!!!
なんだかそんな皆の姿を見ているだけでジーン!
よかったねえ~っとウルウルって来てしまいました。

 

東京組は、バリっと背広姿になって!
ふんどし姿だったのに。
皆、俳優さんだから、こういうの着るとバッチリ決まるしねえ。
ああ、もう親の気分でもある。

こうやって希望に満ち溢れて、
皆で一丸となって頑張るぞー!ってなって。
その頑張りが着々と成果に現れて…
昭和の時代って、いい世の中だったんだなあ!

物質的には今ほど豊かではないけれど
その分皆の心が豊かな時代だったんだなあって。

ちょっと憧れてしまいます。