NHK朝ドラ『まんぷく』感想 第65回(第11週)「萬平印のダネイホン!」 福ちゃん第二子懐妊!ばぶ源ちゃんはお別れ…涙!

『まんぷく』第65回( 12月14日)あらすじ

※ネタバレ含みます。

東京進出後、ダネイホンは予想をはるかに超えてどんどん売行を伸ばしていった。
東京の大学病院でも取り扱い、全国の系列病院に納品してくれとの依頼も。
立花栄養食品は絶好調。

 

萬平は春から若手社員を夜学に通わせることに決めた。
夜学に通うようになった社員5名は、希望を持ち一層仕事に励むように。

神部もタカの結婚相手にふさわしいようにと意欲的に仕事をし、
毎日タカに手紙を送り続けていた。

しかし香田家では忠彦はタカに大阪帝大受験を強く勧め、
神部と早く結婚したいタカと対立。

克子は自分も母の反対を押し切って忠彦と結婚したとタカに共感はするが、
今では少し後悔もしている。
もっと家族を説得してみるべきだったと話す。
タカは早く結婚しないと神部の気持ちが変わってしまうのではないかと案ずるが、
そこは神部をきちんと説得しなさいと克子はタカを励ました。

 

ところが神部は…
近くの食堂に行くと、女店員の水谷が神部のことが気になる様子。

 

そんな不安要素はさておき、
立花栄養食品にそれよりも大変なことが。

ダネイホンの偽商品が出回り始めた。
世良がさっそく東京に出向いて、
真一を伴い偽商品の販売会社に乗り込み
脅して販売を取りやめさせた。

世良は、今後も次々と偽物が出回るはず。
その対策として購入を決めてくれた大学病院のお墨付きを貰い、
“大学病院推薦”のラベル表示をしようと提案。
その依頼に大学病院に出向くべきだと、萬平は東京に行くことに。

帰宅した福子に、萬平が東京行きを知らせようとすると、
福子から嬉しい知らせが。
福子が二人目を妊娠した!

 

『まんぷく』第65( 12月14日)感想

東京行きは大正解でよかったー!!
やっぱり東京の方が大阪より断然マーケットが広いということね。
教養があり栄養についての関心が高く、新しい物好きな人間が多いと言うことで。
確かにそういった新種の商品は東京で売った方がいいのか。

そしてダネイホンのあの広告も大好評で。
世良、大活躍―!
やっぱり世良は広告代理店もできるわ。
次々と企画をポンポン思いつくしね。

偽物商品の話が出た時もひるまずに即行で東京に向かって。
世良さん、だてに闇商売してたワケじゃないんだよねえ。
生きる力があるってことよねー。
萬平さん、塩のピンはねの件で怒って縁切らなくてよかったねえ~。

未だに世良を許せない人もいるようですが、
ナナコロビヤオキも萬平さんと同様、切るには惜しいと思っていたので
世良がこの度、このように活躍してくれてよかったなあと。

 

塩の件に遡りますが、
ナナコロビヤオキも、初めて専売局に売ったとき
萬平さんに売値の半分、1,500円しか渡さなかったのは以前少し気になりました。

それ以降の専売局に売らずに闇屋に売ってたのは世良のやり方なのねと受け入れてたけど。
闇屋で高値で売り、萬平さんたちには正規値段を渡すというのは、
自分の利益は自分で作りだすって考えだなと。

だから、最初1,500円しか渡さなかった件について、
当初、ナナコロビヤオキの脳内補完的では、
あの塩が専売局で3,000円で売れると分かりビックリした世良は、
専売局で半分だけ売って1,500円にしてその分を萬平さんに。
残りは闇屋で売って、後日その利益を分け合おうとした。
後日世良が電話してきたのは、
残りの塩が闇でもっとすごい値段で売れたことを報告しつつ利益を分配し
闇屋で売ることを提案しようとしたのかなと。
しかし萬平さんは闇屋は拒絶でガチャン!と切っちゃったから
残りの利益を分け合う話しはうやむやにやっちゃった…
ってことなんじゃないかなあと良心的に解釈してたんだけど。

でも結局最初の3000円であるはずが1500円になっちゃった件は
だたのピンはねだったからね。

そこがただのピンはねじゃなかったら、
世良は世良のやり方なんだなあ~ちっと黒いけどねえ~で
納まる人も多かったんじゃないのかなあ~と少し残念です。

まあもう過ぎたことだからね。
または世良は、
時と場合によってはそんなことも平気でやっちゃう図太さがもあるってことで。
だから偽商品販売業者にいきなり乗り込む度胸もある人なのよね。
サングラスまで用意してなりきっちゃって…(笑)

乗り込んだ偽業者がそうコワモテじゃなかったこともラッキーだったよね(笑)
世良悪運強し!

ちなみに真一さんは、やさしく誠実だけどケンカはダメそうだね。
「なめとったらあかんぞ」
をリピートするのみで…面白い。

このシーンを見て、桐谷さん、
世良を演じるのが楽しくて楽しくて仕方が無いだろうなあ~と思って見ていました。

世良さんだけでなく、皆が活き活きと楽しく演じているのが画面からも伝わりますよね。
それを見ること自体で朝が気持ちの良い物になるものだなあと思います。

そうそう世良さんにもう一つ!
世良のいいところは鈴さんへのフォローも忘れないところ。
昨日さんざん鈴さんの「私がやる!」をスル―してましたが、一段落すれば
「次はお母さんの番ですよ」
「お母さんはそのお美しさに磨きをかけといて下さい」
「そのままで頑張らなくても十分」
…って調子のいーーいっ!(笑)
チャラいけど、そういうケアは上手。
思いやりはあるからね。
だから世良が一層憎めないのよね~。
この軽薄な会話を聞き続けていたい気分になるのよww

 

神部くんとタカちゃんの件ですがー
タカちゃん、意外と思い詰めるタチだよね。
まあまだ17歳で初めての恋だから??
女子校育ちのJKが希少な若い男性教師にキャーーー!ってなるのと同レベルの可能性高し。
そんなこといったら神部くんも、
女性と関わる経験ないから思い込んじゃってるところもあるだろうなあ。
神部は大阪帝大出てすぐに戦争に行って
日常接する女性は鈴さん、福ちゃん、タカちゃんしかいなかったわけで。
結局は恋に恋する二人だったってオチかも。

もうおばさんのナナコロビヤオキとしては
忠彦さんの言う通りタカちゃんは東京帝大受けて見るっていうのもいいと思うよー。
神部くんと結婚するにも同レベルの教養磨いておいた方がいいと思うし。
その間本当に神部君が好きなのかもよく考えてみましょー。
大阪帝大は入ったらもっとすごいエリート見つけられるかもしれないし…!!
腹黒くてすみません。

 

あの食堂の女の子は、神部くんに一目惚れっぽいから危険だわ。
神部くん、彼女の視線に気づかぬまま食堂の常連になりそうだしなあ…。

しかし、店員の谷村美代子、前作の清と違って恋のライバルだけど…憎めないなあ!
可愛いし、いい子そうだもんなあ!
前作の清役の女優さん自身はキレイで好印象だったんだけどね…弓道少女の頃までは。

恋のライバルでハラハラっていうのは、
立ちはだかるライバルが性悪だと不快感でしかないのよね。
そんなのに引っかかってる相手役にも興ざめしちゃうし。
それが前作。

今作の店員谷村さんは、十分に気立てが良くて素敵な女の子だし大丈夫そう。
ラブストーリーのハラハラは、
人間的に魅力がある人同士をぶつけあってどっちがいいの?ってならないと。
お互い誠実な気持ちのやり取りの中で、心が通じ合うのは結果どちら?とならないとね。
恋愛は勝ち負けだとはよく言われますが、確かにそうかもだけど
人間性の勝ち負けじゃないからねえ。
足の引っ張り合いしたり、両方を比べあって優劣を決めるものではないからねー。

 

今日は偽商品話はとりあえずシンプルに世良と真一さんが乗り込むということで片付きました。
簡単過ぎる!と批判する人もいるかもしれませんが、
先週のGHQ、以前の憲兵、そしてその後もう一度くらいは逮捕されるんでしょ?と萬平さんの人生は重く辛い部分もかなりボリュームあるので
トラブルを描く必然があるとしても、このくらいライトに納めてくれて逆にホッとしました。
今週妙にとんとん拍子だから、後半偽商品トラブルでまたまたドドドーンと辛くなるんじゃないかと憂鬱だったので…。

 

そして福ちゃんは2人目妊娠!
よかったよかった…!
でも、でもでも!
東京支社が軌道に乗ってというくだりをやってたら数カ月が過ぎて…
いつのまにかばぶ源ちゃんは出番終了!

ああ!もうあのパヤパヤ薄毛の後頭部が見られないなんて…!涙涙涙

でも二人目もあっという間に生まれてくれるよね!?
待ってるよぉ!
またほわほわな0歳児をたっぷり見せてね。
昭和23年?24年?ばぶのためにそのまま時間止めといていいから!
それか年代が飛ぶたびに赤ちゃん産むとか!爆