『まんぷく』第53回( 11月30日)あらすじ
※ネタバレ含みます。
早速街頭販売を行うが、ダネイホンは全く売れない。
試食してもらっても、
「美味しくない」
「一瓶20円なんて高過ぎっ！」
と不評で一日に3本しか売れない始末。
それを聞いた鈴も、
「得体の知れない物を作っても売れないのよ」
と落胆。
重い気持ちで萬平は三田村会長のところに報告。
同席していた世良は
「まずい」、
「高過ぎる」
となんやかんや文句を言うが、
三田村会長は、
「そこまではまずくない」、
「中身が良ければ高くても売れる」
と否定せず。
そして、
「ダネイホンを必要とする人は誰なのか、
どこにいるのか狙いを定めるべきだ。
やみくもの売っても結果は出ないぞ」
とアドバイス。
悩みを抱えたまま萬平は忠彦のところに立ち寄った。
忠彦は萬平と自分が似ていると語り始める。
忠彦はいい絵を描くことに対する気持ちは強いが売るのは苦手。
萬平もいい物を作るが商売人ではない。
萬平が物作りだけを考えられるように、
誰か信用できる人に商売を任せた方がいいのではとアドバイス。
そして真一が適任でないかと提案した。
実は真一の会社は財閥解体の煽りを受けて倒産。
真一は失業てしまっていたのだ。
先日真一が立花塩業を訪れたときに有給休暇を取ってきたと言ったのは、
皆への気遣いによる嘘だった。
萬平はその足で忠彦を訪ねてみたが、残念ながら留守。
翌日福子が忠彦の元を訪ねに行き、真一をスカウト。
福子は
「萬平はお金持ちになりたいと思って会社を立ち上げたわけではない。
世の中の人の役に立ちかたいという一心からだ。
だからこそ経営を分かる人に来てほしい」
「真一さんなら大きな会社に就職先がすぐ見つかると思うが、
せめて半年だけでもお手伝いして欲しい」
と、福子は熱心にお願いした。
すると真一は、
「あんなに大きな会社でも潰れるんだよ。失業して勉強になった。
ガッカリしたけど、実はホッとしているところもある。
証券会社は損得勘定だけで動かないとダメで正直うんざりしていた。
それに対して、いろいろなことに対して挑戦している萬平さんと福ちゃんが羨ましく思った」と、萬平の会社で働かせて欲しいと快諾してくれた。
真一は多少の蓄えはあるから、お給料は少なくても構わないとも。
真一の返事に感謝し深々と礼をする福子。
ホッとして頭を上げると咲が気に入っていた忠彦の桜の絵が目に入り…
福子はいいアイデアを思いついた。
それはダネイホンを病院で販売すること。
入院している患者は誰よりも栄養が必要だし病院食なら味にもそうこだわらなくて済む。
栄養失調の患者も多くいるはずだと。
三田村会長の、
「これを欲しがる客が誰なのか、どこにいるのかを考えなくては」
というアドバイスも重なり、萬平は福子のアイデアに同意。
ダネイホンを病院に売り込むことにした。
『まんぷく』第52( 11月29日)感想
昨日よりちょっと少なめでしたが、またパヤパヤ薄毛の後頭部が…ああー癒し。
神部からの電話を萬平さん、福ちゃん、鈴さんの3人で聞くシーンでも、
福ちゃんに抱っこされながら、
源ちゃん、皆のお話しを興味津津でくるくる見て…！
あのパヤパヤ薄毛の頭のてっぺんが、皆がセリフを言うたびに
声の方向にくるくると右に左にくるく動いて…ああーたまらんっ！
源ちゃん、今日はこのシーンと、ラストのシーンだけだったけど、
もう可愛い過ぎ！
堪能しました。
ラストの福ちゃんが萬平さんにダネイホンを病院に売りに行くことを提案するシーンでは、
萬平さんに抱っこされてましたが、超ご機嫌でさあ！(笑)
この前、福ちゃんに変わって萬平さんに抱っこされたら泣き始まっちゃったけど。
萬平さんにも随分慣れた様子。
萬平さんが抱っこしているシーンだということで、
源ちゃん役の赤ちゃんが最高級にご機嫌のときを狙って撮ったのでしょうか？
そうだとしたら、福ちゃんと萬平さんに慣れるまで日数掛けてコミュニケーション取って、
撮影も赤ちゃんのコンディションに合わせて…
丁寧なお仕事ぶりだわ！
おかげで源ちゃんの最高に愛くるしい姿を撮影できてますものねえ～。
赤ちゃん役、ともすれば赤ちゃんの存在って小道具のようになりがちですが、
赤ちゃん役も役としてリスペクトして下さってるのですねえ。
今日の最後のシーンでは、源ちゃんのお顔が変わった？別の子役さん？
と思いましたが成長したからかもしれませんね。
0歳児、成長著しいから日々顔つきが変わるものね。
あのパヤパヤ頭は同じ種類だった気がするから…爆
それにしても、めっちゃご機嫌さんでニコニコ笑顔。
そして安藤さんにすっかり慣れ親しんでますよね。
安藤さんと目が合うとニッカラ、ニッカラ満面の笑顔でーーーー！！！
抱っこを期待！！爆
ああー赤ちゃん語りにすごいボリューム費やしてしまいました…。
ところで、真一さん、来てくれることになってよかったですねえ！
萬平さん、皆が慕うカリスマ社長として君臨するのはいいけど、
やはりそばで冷静に経営のことを考える人がいないとね。
そうじゃないと、また開発に夢中になってる時期には
「うるさーーーーいっ！」
と激昂しては福ちゃんとケンカの繰り返しよ。
真一さんが言う通り、経営については福ちゃんの役目なのでは？
という考えもあるだろうけど、何よりスキルが必要ですから。
真一さん、証券会社出身だから財務諸表読み込めるもんねえ！
そういう人、大事だよぉ！
財閥解体、当時の証券会社って、
いろいろ制度が変わる中で無くなっていった会社もあったんですねえ。
あさちゃんの大同生命はこのときどうだったんだろ？と別のドラマに脱線(笑)
でも真一さんの失業は、悲劇ではなくラッキーなめぐり合わせということに。
忠彦さんもよく気付いてくれたわねえ！
忠彦さん、キレイなコザクラインコを新しく飼ってましたが、目の調子はどうなのかしら？
萬平さん、どうやったら売れるのか…と忠彦さんに相談していましたが、
真一さんといい、忠彦さんといい、
義兄弟でこうやっていいアドバイスをし合える関係ってホント、素敵。
心温まります。
皆イケメンだし、身も心も美しい限りー。
萬平さん、幼い頃両親を亡くして家族がいない人生だったから、
本当によかったねえ～と思いますよ。
どうやったら売れるのか…という問いかけに、
現時点では経営的視点を持つ真一さんをスカウトするけど、
その後さらに宣伝を考えるときには、
忠彦さんってことになるのかな？
広告デザインの提案をしてもらうようになり、
そしてチキンラーメンのひよこに…？？
この三人の義兄弟の絆がどうなっていくのか、萬平さんの会社にどう関わって行くのか楽しみですー！
福ちゃんの、真一さんに萬平さんの思いや自分の思いをまっすぐに伝えてきちんとお願いする姿に心揺さぶられました。
真一さんが快諾してくれると、誠心誠意、感謝を深々と礼をする姿にも感動。
日本のお辞儀って、本当に美しいものよねと…涙。
こうきちんと、誠実に思いを伝えるって清々しくて見ていて気持ちいい。
このドラマは誠実さを感じるから、心の琴線に触れます。
福ちゃんのアイデアも秀逸ですよね。
咲姉ちゃんの思い出の絵から、病院へ売ればというアイデアを思いついて。
この思い着くタイミング、
真一さんに深々とお辞儀してからの、
見上げたところで桜の絵が入り、
咲姉ちゃんの入院生活を思い出して病院を…って。
画面的にもとても美しく、
気持ちの流れとしても静かで情緒的だけど…ドラマチックで！
そして今は亡き咲姉ちゃんも、力を貸してくれていることに…涙。
こうやって家族が少しずつ、手助けし合って成功に結び付くんでしょうねえ～と
皆が段々と一つに結束して成功していく道のりを見れるのだろうと、楽しみです。
痛快だろうなあーっ！
しかし、しかし手榴弾が…！
不安要素は明日に持ち込み？
明日発覚して来週へ！？
まだまだ息が抜けないなあ～。