『まんぷく』第121( 2月23日)あらすじ
※ネタバレ含みます。
しかも、多くのバッタもんは、揚げた麺に醤油を塗っているだけのものや、
生揚げの状態のものなど粗悪品ばかり。
これで食中毒でも起こったらまんぷくラーメンの自体も信頼されなくなってしまう。
萬平はその中にただひとつ、まんぷくラーメンにそっくりな商品があることを見つけた。
その名も
「本家まんぷくラーメン」byテイコー食品
まんぷくラーメンより5円安い15円で販売。
さっそく湯をかけて試食して見ると、麺に卵が練り込まれてないだけで
それ以外は、まんぷくラーメンと全く同じ味。
卵を使用してない分、5円安く販売できるのだろう。
なぜここまで同じ味にできるのか…？
真一は、最近辞めた従業員がいたことに気付く。
もしかしたら元々レシピを盗むことを目的で潜入していた産業スパイかもしれない。
直接乗り込んで訴えてやる！と激昂する萬平に、
「修羅場には俺の出番！」
と、世良が手を挙げた。
真一と共に販売会社テイコー食品に乗り込むことに
世良と真一が抗議するも、
テイコー食品社長猿渡は自身でも開発したと全く聞く耳持たず。
真一は
「こちらは商標登録も、特許も申請している」
と、訴えるが
「お互い干渉せずいきましょう」
と、製造を続行すると宣言。
さすがの真一も激昂、猿渡に掴みかかり、世良がなだめる始末。
「ケンカは自分を見失った方が負け」
と、世良と共に萬平と真一をなだめていた福子だが、
ある日福子もブチ切れる事態が！
テイコー食品は、宣伝ポスターに福子にそっくりのモデルまで使用していた！
『まんぷく』第121( 2月23日)感想
萬平さんの人生はもちろん、
福ちゃんの人生も、私にはムリだわ…。
この人たちよく耐えられたねえ。
こんな難題に、折り合いつけて乗り越えて行ったんだから、
お二人とも相当な豪快、器が大きい人たちなんだろうなあ。
福ちゃん、
この前、萬平さんに
まだまだいろいろあると思うけど、
いいことも悪いことも全部ひっくるめて幸せだった
萬平さんと夫婦でよかったみたいなこと言ってましたが…
そんなこと言っちゃったことも後悔しちゃうほどの大波だぁ！
レシピがバレたのは、
福ちゃんの店頭販売でのしゃべりじゃなかったね(笑)
産業スパイが入ってたのか…。
当時の人は、まだまだこういうことへの用心が甘かったんだろうねえ。
そしてパクることへの罪悪感も緩く。
特許申請といっても、特許が降りるのに時間がかかるものだし、
それまでの間にやられちゃうよね…。
食品って、ある程度予測できちゃうもんね…難しい。
それにズルイ人はわざと少しレシピ変えてシラ切り通すか…大変。
福田さんって、二度に渡る萬平さん逮捕の件と言い、
こういう人の悪意のドロドロを描くとなると、
ホント容赦ない。
すごーい上手。
これは嫌味じゃなくて褒めてるんですけどね、褒めてはいるんですけど…。
でも…ああ重いー大変。
覚悟してたけど重いー。
重いけど、事実そうだったし、メインテーマのラーメンでのトラブルなんだから、
逃げる若にはいかないもんねえ。
ナナコロビヤオキは、インスタントラーメンが開発された以降も
こういった苦悩を抱えていたということを
今回初めて知りました。
安藤百福さん、ラーメン開発で一発大逆転！大成功って
簡単な構図じゃなかったんだ…って。
そのこと自体は、このドラマを見て得られた大切なことだわ。
そして、我が家でも当時バッタもんに引っかかってたりしなかったかなあと
心配になったわー。
関西でもなく、地方だったからね。
このドラマ、
開発に至るまでの大変さを実感したりするだけでなく、
その製法をパクったり、著作権や意匠を侵害することが、
いかに罪深いかを再認識するという意味でも、深いメッセージ性があるのね。
本家まんぷくラーメンに激昂する萬平さん、
それをかばって
「修羅場は慣れてる」
とテイコー食品に乗り込むことを買って出る世良さん。
ありがとう！世良―！
頼もしいわー。
この出番があるから、昨日まで適当にあしらわれてたのねえ。
そうかあ、ここのところ世良が鈴さんと同じ扱いにされていたのは
世良はハッピーな局面には、用なしってことだったか…爆。
そして、ここまで極端にないがしろにされ出番がないってことは
その後世良活躍の場がありますよーってことで。
この後、大不幸が控えてますからねー待っててね～♪ってことだったか…。
福田さん、構図的にもしっかりとフラグを立てて下さってたのね。
笑ってる場合じゃなかったか。
そして、ダネイホンの時に乗り込んだときはビビってた真一さんが、今回は激昂！
逆に世良が困っちゃって押さえて退散してたのが笑えたわー。
しかし、テイコー食品の猿渡社長はいかにもズルイ人だねえ。
胡散臭いよぉー！
しかも福ちゃんのポスターまでパクリ。
もう徹底的。
どこまでサイコパスなんだか。
あのポスター、そっくりさん連れて来た？
福ちゃんの写真を修正した？
でもあそこまで修正難しいよねえ…？
ナナコロビヤオキ実家に、
大正時代や昭和初期の時代の写真がありましたが
当時は、ざーとらしく目とか修正入れてたりしてあるよね。
ズルとかじゃなくて、当時はピンとが甘いから？よりキレイに見せるための修正でね。
でもポーズまでは変えられないから
やっぱり誰かそっくりさんがいるのか？
鈴さんの、
「せめて分家にしてもらったら」
には受けました。
そしてそれに
「そういうことじゃないでしょっ！！」
って、またまた激昂しちゃう真一さんにも。
あーもう大変、来週は大変ウィークですねえ。
覚悟しよ。