NHK朝ドラ『まんぷく』第 7回(第 2週)「…会いません、今は」感想 恋に悩む萬平さんカワイイ!意外にあっさりOKの福ちゃん

『まんぷく』第 7回( 10月 8日)あらすじ

 

昭和16年12月。日本はアメリカ、イギリスを相手に本格的な戦争に突入。
しかし、まだこの戦争がどれほど恐ろしいものになるかは、ほとんどの人は分かっていない。日本はまだまだ好景気に浮かれていた。

福子の職場である大阪東洋ホテルのロビーでいきなり「僕とつきあってください!」と告白した萬平。
福子はビックリ。
萬平も自分のしたことに驚き戸惑い、
「い、今のは忘れてくださいっ!」
と階段を転げながらその場を立ち去る。

「どうしてあんなことを言っちゃったんだーっ!?」
後悔しまくり、クヨクヨする萬平。

 

鈴は、モタモタしていると福子は嫁に行き遅れてしまう!
と見合い話しを勝手に進めている。

 

混乱する福子。

 

福子のことを考えて仕事が手につかない萬平。
屋台に飲みに行くと、偶然?世良が隣の席に。
世良は、可知谷より自分の方が良いパートナーになれると萬平に猛アプローチ。
そして萬平が恋の相談をすると
「好きな女には、押して、押して、押しまくれ!」
とアドバイス。

萬平は、それは世良さんだからできること…とたじたじしつつも、
次の朝、ホテルに出勤する福子を待ち伏せて
「僕とつきあってください。結婚を前提に」
と、あらためて交際を申し込む。

福ちゃん、意外にもあっさりと「はい、わかりました」と即答。

 

『まんぷく』第 7回( 10月 8日)感想

男の人が恋わずらいする姿って…初めて見た気がするぅ~!爆
面白い。
ハセヒロさん…カワイイ。
ハセヒロさんがヒロインみたいー!!爆

 

夢中で告白するハセヒロさんの真剣な目、今じゃストーカーだよ!って怖くなったけど、この時代は大丈夫ね。
真面目に、真剣に考えちゃってる純粋さゆえだもんね。

最後のシーンでも早朝ホテルに出勤する福ちゃんを待ち伏せしてました。
コートのポケットに手を入れて。
今の時代に生きるナナコロビヤオキは、何か刃物持ってるんじゃあ!ってついつい震撼してしまいましたが、大丈夫でした。
ホッとしました(笑)。
萬平さんまっすぐなだけだったわ。よかったわ。

 

萬平さん、理系男子で女の人なんかこれまで特に興味がなかったタイプ。
だから気取ったことはできないんだけど、純粋でまっすぐで、
最も大切なことには思いのまま素直に行動する…こんな萬平さんの直球な姿。
こういうのって一番男らしいのではないかと。素敵。

 

昭和16年、真珠湾攻撃が行われ第二次世界大戦は始まったあの頃。
ナレーションにもありましたが、当時、まだ一般庶民はこれが恐ろしいこととは、つゆとも思っていなかったようで。
ナナコロビヤオキも以前、保坂正康氏著の『あの戦争は何だったのか』新潮新書を読み、今では思いもよらない当時の空気感を知りました。

当時は、真珠湾攻撃でアメリカを相手に快進撃!大勝利!と、著名な作家も雑誌に様々なお祝いコメントを寄せて大盛り上がりだったそうです。
あの太宰治までもが「やったっ!万歳―!」っみたいなコメントを寄せていたと知って驚いたのを覚えています。
太宰治のイメージって、その真逆だと思ってたので。

要は、一般庶民は、まるでワールドカップで勝利したかのような喜びようだったみたいです。
庶民にとって戦争は、まだまだ他人事。
まあ時代的にも今より戦争が身近だったから鈍感だったのかもしれないけど。
その勝利の陰に沢山の命が失われていることとか、勝った日本にも戦死者がいたであろうことに考えが及んでいなかったようです。
好景気だったし。
どこか、キレイなところだけ見て現実を見ないようにしていたのかもしれないし。

そんな、ひとりひとりは全く悪人ではなく、むしろ毎日を一生懸命生きる善人ばっかなんだけど、だから声を荒げて反対することを誰ひとりせず、そうしたらいつのまにか変な方向に流れて行っちゃって、気付いた頃にはもう引き返せなくなって…そんな流れがあったんだろうなあと。
怖いなあってあらためて実感。

 

誰もその危うさに気付いてない。
何もかもがハッピーエンドになると信じてる。
でもその後を知ってるこっちはそれが怖い。
大阪の、活気づいた美しい街並みを背景に、萬平さんが
「なんであんなこと言っちゃったんだろーーーーー!?」
きゃあああっっ♪ってなるシーン。
ナナコロビヤオキは、おかげで個人的に、いろんな思いが凝縮して印象的なシーンでした。

福ちゃんに恋してどーしよぉ!ってなる萬平さん、それ自体は可愛くて面白い見どころ。
でも同時に萬平さん自身も、まだ戦争の深刻さが分かってない、あの時代、あのポイントに生きている、ただ一人の人なんだよなって。

画そのものがドラマチックに焼きつきました。

『あの戦争は何だったのか』ご興味があったら読んでみて下さい。コチラです↓

 

 

で、その後は萬平さん、あーでもない、こーでもないと、悩む。
「あーもう、ヤダッ♪」
「どうしよう! 嫌われちゃった!あー」
って赤面したり、シュンとしたり、クヨクヨ悩む萬平さん。
仕事も手につかずに思い詰めちゃって。

カワイイ…。
カワイイ!
もうヒロイン、ヒロイン!
きゃあ~!
分かるっ!分かるわー。
同情しちゃうわ。
もうキュンキュン!
私でよかったら、いつでも相談に乗ってあげるよぉっ!爆

 

しかし野呂さんは、切ないねえ!
やっぱり缶詰だけじゃだめなのよぉっ!
福ちゃんから、この前ラーメン一緒に食べたって聞いた時のあのショックなお顔!
藤山扇次郎さん、最高です!
さすが藤山寛美さんのお孫さん。

しかし、“ラーメン”が、ここでコミカルに作用するとは!
才色兼備保科さんにとっては、ほとんど初対面の人といきなりラーメンって聞いたら、
「おい! もっとオシャレなとこ行けよっ!」
だし、
野呂さんにとっては、
「えええっ! ひとっ飛びでラーメンの仲!? 缶詰よりラーメンがよかった!?」
とショックだし…。
笑笑笑

 

可知谷さんは、一体どんだけの人なんだろうなあ。
上から目線だけど、やっぱり萬平さんのこと思ってるみたい。
お金のことは任せろ、開発のことだけ考えて。
って思いやってくれてた…。

ハッ!でも今、反芻してみると…
だからあの言葉は、やっぱり金関係で勝手し放題してるってこと?
夢中で開発やっててよ、こっちのことノーマークにしてねってこと?

世良も偶然を装ってだかなんだか、萬平さんが屋台で飲んでると隣の席に。
可知谷と手を切りボクと一緒に仕事しよう! とアプローチ。
世良は開発者として萬平さんを買ってるって言うし…。
世良を信じていい?
可知谷の方がクロ?
いやどっちもクロ?

あー、怖くてこれ以上考えたくなーいっ!
そのくらい怖いわあ~。

 

鈴さんは、一方的にお見合い話を進めて…毒親ですねえ。
でもあの頃はそんな感じだったんじゃないかなあ。
恋愛結婚なんか、基本ありえないんだもんね。

現代のアラフィフ、ナナコロビヤオキでさえも若い頃、親はそんな感じで最初はお見合いさせようとしてましたから。

ナナコロビヤオキも末っ子ですが、実は上が片付いてると、それはそれでプレッシャーあるんですよね。
上の結婚までのひと悶着を見てるから、面倒くさいからなるべく穏便に行きたいよなあと思っちゃって言い出しにくくなるし。
親淋しがるかなあって気を遣ったりして。
福ちゃんみたいな女系だと、お母さんを一人置いて行くことになるから一層言いにくいよね。

 

しかし鈴さん、せっせとお見合いさせようとしてるけど、福ちゃん嫁に行っちゃうと収入源なくなるけど、どうする気かしら?
福ちゃんの結婚相手と同居するつもりなのかな??

 

咲さん、風邪っていつまでも咳が続いたら、もっとおかしいと思わないと!
早く病院行きなよぉ!
あの時代なんだから結核かも?って思わないのかしら?
昔の人って病院行きたがらない?
医療費もったいない?
真一さん高給取りでしょ!?
真一さんが「他の病院に」って言ってたから、まったく病院に行ってないわけじゃないんだろうけどさあ。
でも結核だったらモタモタしてたら真一さんにも、福ちゃんにも伝っちゃうかもとか思わない?
さっさと病院行って診断してもらえっ!
って思っちゃうのは、ナナコロビヤオキは現代人だから?

 

恋に悩みまくった萬平さん、世良のアドバイスを受けて、再度ふくちゃんに告白しますが、意外とふくちゃんはあっさりOK。
まあ萬平さんに恋してるのは明らかではありますが、意外にあっさり。
でもそれがまた「どういう気持ちの整理で?」と、興味深くて、
それを早く知りたい!と明日以降が楽しみ♪

 

やっぱり人生何十年もかけて、くっつくの離れるので、ずーっとモヤモヤ、ウジウジ、いろんな人巻き込んで迷惑かけた揚句、「やっぱり大切な人」とか言ってるより、こっちの方が爽やかで、ずっといい!!

この二人なら、つきあってからも、結婚した後も、爽やかでカワイイところがいっぱい見られそうだしね。
くっつくかどうかのきゅんきゅんより、もっときゅんきゅんしそう。
楽しみだわ―!

恋愛の醍醐味は、くっつくかどうかだけじゃないのよ!
そんなのはほんの入口なだけ!
本当に面白いのは、その先なんだから!
と再認識するナナコロビヤオキでした。