『半分、青い。』第142回( 9月13日)あらすじ
退院し楡野家に戻ってきた。
津曲のシェアオフィスに突然息子しゅうじろうが訪れる。
企画会社ヒットエンドランが倒産し、ラーメン店を開業しているとは息子に言えない津曲。
臨時でカフェの手伝いをしていると取り繕いながらも、息子に自慢の塩ラーメンを振舞う。
スパロウリズムを立ち上げた律は、鈴愛とともに風を知ろうとデータ収集。
あっという間に１ケ月が過ぎた。
律は扇風機と自然の風は形が違って扇風機の風は渦がある。
そよかぜを再現するには風の渦を失くすことが必要だと語る。
晴は手術後の診察で、手術時の組織検査の結果、5年生存率は50%だと告げられる。
当初考えていたよりもガンが進行していた。
感傷にひたる晴は、押入れから鈴愛が子どもの頃作ったゾートロープと糸電話を出してきた。
『半分、青い。』第142回( 9月13日)感想
律くん、「風の形を知ろうと思って」とポエミィセリフを語り…ホント優雅な起業ね。
より子とも離婚して、背負うものなし？
ワンオペ育児させてただけあって、翼君への思いなんてコレっぽっちもなさそうだし。
で、のんきに津曲の店で仕事…って、あつかましくない！？
塩ラーメンが売りのカフェで、PC持ち込み資料広げて4人テーブル一つ、まるまる占拠。
これただの営業妨害だよー！
津曲さん、結局すごーくいい人みたいだから…梟町の人間には、気をつけてよ！
律は昔、短冊盗んだ前科あるのよ。
鈴愛ももちろんカツアゲ、暴力…数々の悪事を働いているの。
あの二人に関わると、ロクなこと無いから、気を許さない方がいいわよ！
律は屋上の使用許可もきちんと取ったの！？
律、シェアオフィスの規律、くれぐれも乱さないようにね。
…でも、そもそもこのシェアオフィスの管理人がいないのはなぜ？
やっぱりコニタンが運営？ それでコニタン生計立ててる？
新キャラどんどん投入させるなら、それこそ管理人役を立てるべきだったんじゃない？
律にシェアオフィスで起業させた根拠に、シェアオフィスの周知を図るというミッションがあると思うのですが、これ見て少なくともこっちとしては、「シェアオフィスってよく聞くけど、どんなの？ 」と興味は持ちます。
中にはこれが起業のきっかけになることもあると思うし。
だからきちんと、シェアオフィスに関する様々な実情も盛り込むべきだと思うんだけど。コニタンに入居者用の説明させるだけじゃなくて。
それを伝える役に管理人さん必要だったと思うわ。
おかげでシェアオフィスが、せっかく登場してるのに身近に感じられずメルヘンの世界にとどまったまま。
ユートピアのようにしか見えないわ。
楡野家では晴さんが無事手術終了＆退院。
鈴愛は一安心して東京に戻りますが…鈴愛、おまえ、一体何日いたんだ！？
花野はどーでもいいのかい！？
ガン患者の緊急入院・手術だったんだから、1泊2泊の話じゃないわよね。
光江さんに預けないで、普通連れて帰るでしょう。
宇太郎さんと草太にハグを求めてるのもヘンだし。
…なんで、ハグ？
全然意味が分からず。何やるつもり？
単体でそのシーンだけ見るにしてもどこに面白みがあるのか、さっぱり。
そしてただただ、鈴愛を見送る宇太郎さんの顔演技だけは素晴らしかった～。
父の愛あり、憂いありで…。
前後が不思議シーンだから、だからそれはそれで浮いちゃって…もったいないですが。
で、今日のメインはなぜだか津曲さんと息子のしゅうじろうの話。
…また新キャラ登場かい。
津曲さんは、妻とは離婚してるみたいですね。
妻は電博堂のバリキャリ。
同僚で結婚したけど妻の方が優秀だった、
津曲は、電博堂の出世競争に挫折しちゃってスピンアウトしたパターンってことでしょうね。
息子は妻が養育し、津曲さんは一人。
でも、息子しゅうじろうが可愛くて仕方がなく心配で仕方がない。
津曲さん、実はすごーくいいパパなのね。
息子と離れ離れになって、切ないけど、できる限りのサポートはしようと思ってるのね。
…律とは大違いね。
有田さん、演技頑張ってるし、素晴らしいし、
父親としての津曲さんの一面が見られて、ほっこりもするし、切なくも感じる。
最近のこのドラマにはめずらしくいいシーンねえ…
…と行きたいところなんだが、
なんで、有田、津曲がこんなウェイト占めてるんだか！？
と疑問で、そのまま思考停止。
津曲さんがこんな重要キャラだったとはね。
思いもよらなんだー。
とんだ後出しジャンケンだ！
じゃあ、なぜあとわずか一カ月で出してきた？
…でも今日は妙に時間裂いてるけど、その割にメインストーリーには全く関係無さそう。
一体、この朝ドラ、何本のストーリーが流れてるんだか…？？
何本も何本もストーリー流れてるみたいだけど、それらが一切シンクロしないし、メインとなる太いストーリーは見られない。どれを見ればいいんだか全然分らないもどかしさ…。
あと2週間ちょいでどーやって収集付ける気だろ！？！？
迷走した物を見せられると、たかがドラマでも、人間ってストレス感じるものなんだなあと実感…涙
しかも、しゅうじろう、いじめにあった経験あるようですが、
これを「午後のにわか雨のように、ふいうちのいじめに」ってポエミィセリフで…きれいごとにまつりあげて…怒。
北川大先生、世の中なめてる？
にわか雨みたいにと言うけど、少しやり過ごせば自然と終るとでも思ってる！？
結局当事者じゃないのよね。
ってか、むしろこの脚本家、いじめ加害者側の視点でしかもの見てないんじゃない？
「別にいじめるつもりはなかった、気まぐれでからかっただけ」とか、よく加害者側が口にするけど、この言い訳を比喩表現したとしか思えないわ。
さらに、このポエムセリフが北川大先生のこだわりのワードだろうということ、そしてこのセリフに酔いしれ悦に入っている北川大先生のドヤ顔が透けて見えるから、また一層胸糞悪いっ！
…すみません、言いすぎかもしれないけど、この表現だけは許せません。
北川大先生、子育てまともにやってたのかしらとも疑問に思います。
その上、ばーちゃんナレが、ご丁寧に津曲の息子への気持ちを解説するし。
あーうるさい。そんなの見りゃ分かるわよっ。いちいち解説するな。
鈴愛と律は、スパロウリズムを結成。
鈴愛と律は、楽しそうに、風のデータ収集に、1ケ月費やす。
その間、利益ゼロ。
「ドラマなんだから、もういいんじゃないのー？」
と実情を知り過ぎている理系パパは、あまりの現実との乖離にすっかり別物と割り切ってるようですが、ナナコロビヤオキは、鈴愛は1ケ月無収入なんだろ？ 花野は？ 食べられてる？ 鉛筆、ノート買えてるか？ スケートは？
…と、経済的なことが気になって、気になって仕方がないっす。
律も、退職金があるとは言っても、のんきに1ケ月調査だけでいいの？
だから普通、いきなり会社辞めないんだよー。
休日とか有給休暇使いながら、自分で試作して、ある程度目処つけてから退職するの！ 正人が見つけてくれた家、そこそこ広いからある程度の作業できるでしょ？
だから、律の家のセットはあんな感じにしたのかと思ってたのに…。
しかも鈴愛、一緒に会社立ちあげて、データ収集って…邪魔としか見えない。
鈴愛、律が開発してる段階では、まだ五平餅売ってなきゃヘンだよ。
ちなみに鈴愛さん、勉強してる風だけど、あんなに何行も蛍光ペンで色塗っちゃって…。
よくテスト勉強で要領悪い子が、暗記しようと蛍光ペンや暗記ペンで教科書に色塗って、結局全部塗っちゃって、おいおい教科書まるごと暗記かよ！ってなる…まさにアレやってるだけみたいな気がするわ。
それと、ナナコロビヤオキ理系じゃないから良く分らないけど…扇風機の風の形状くらい、律さん、すでに大学時代に授業でならってるんじゃない？？？
鈴愛にもそんなこと、会社立ちあげ時点で話さないか？
1カ月かけた成果が、ホワイトボードに「クジャク」、「ふぉわ」とかしか書かれてない状況にも驚愕です。寒気がしちゃったし。
涼次の映画みたいに、開発もスローで行くのか？？
ガンが進行していた晴さんは、ゾートロープと糸電話を出してきました。
30年以上経ってるのに、まるで新品みたいに完璧な保存状態のゾートロープと紙コップ。
…糸電話、なんである？ 花野がお腹にいたときに鈴愛に送ったんじゃあ？？？
また返してもらった？ 鈴愛と晴の思い出のために？ 花野から取り上げ！？
晴さん、そうとうな毒親だわ。
実際にそばにいて、いつも面倒見てるのは草太なのに。
草太にも同情してしまいますー。
ちなみに草太、若過ぎ。