NHK朝ドラ『半分、青い。』第141回(第24週)感想&あらすじ 律は鈴愛と会社設立。社名は鈴愛+律=スパロウリズム え?律=リズム?

『半分、青い。』第141回( 9月12日)あらすじ

晴の容態が急変したと草太から連絡が入る。

鈴愛は律と共に晴の病院へ(←またかんちゃん置いてきぼりっ!)。

 

鈴愛と律が到着した頃には、晴の容態は落ち着いていたが、晴はさすがに気弱に。
律の前で思わせぶりに、鈴愛が誰かと結婚してくれればいいと催促。

プレッシャーに感じた律は、鈴愛と一緒に会社を立ち上げたと晴に報告。

鈴愛は律の言葉に驚き、晴を安心させるための嘘だろうと思っていたが、律からあらためて一緒に仕事をしないかと誘いを受ける。
鈴愛は喜んで快諾。

鈴愛は、手術室の前で宇太郎、草太と共に晴の無事を祈っていた。
手術が終るのを待ちながら、律に言われた流体力学の本を読み勉強。
晴にそよ風の扇風機をプレゼントしたいと、扇風機開発への思いを強くする。

 

 

『半分、青い。』第141回( 9月12日)感想

昨日、ナナコロビヤオキは『ぎぼむす』に超感動しました。

活き活きと描かれる登場人物、ぶつかり合いが化学変化を起こして力強く動くストーリー。心に刺さるセリフの数々、言葉遊びの妙、伏線回収の妙…!!

綾瀬さんのとんちんかんぶりが可愛くて可愛くて、佐藤さんのおバカヤンキーぶりも愛らしく…あのおバカヤンキーキャラ、これまでただ単純に楽しんでましたが、昨日はそれ自体がカッコ良くて魅力的でさぁ…!

佐藤健さん、キレイな顔って言われるのは分かるけど、ナナコロビヤオキは特別好きな顔じゃなかったの。でも昨日の麦田さんには、ヤンキーの中に、人間味溢れたもの、心はキレイで、温かくて、思いやりに溢れて…すごーくカーッコイイって、やられちゃいました!

プロポーズのシーン、本当に素晴らしかったー!

それと…最初っから健がチョロチョロ出てきたのは、“出会いの奇蹟”への伏線だったのね、と…涙。
脚本家さんの、人を大切にする思い、人との出会いを大切にする思いに深く共感し、感銘を受けてしまいまして…涙涙涙。

ブログでは、いつもいつも、『半分、青い』でひどいつっこみ入れてるナナコロビヤオキですが、本来は、そんな意地悪な気持ちでドラマを見ている人ではないのですよ、私は。

基本は素直にドラマを楽しみたい派です。でも、それにしても、ぎぼむすは本当に愛おしい、素敵なドラマだな~と…涙。

 

佐藤健さん、『ぎぼむす』の方が楽しそ~、同時にこっちもやれてよかったねえと思ってたけど昨日は彼のために、本当に良いことだったと思いました。

 

佐藤さん、『半分、青い。』だけだったら、私の中でもイメージ失墜しちゃって彼の作品、今後は見ないにしてたかも。
『電王』のときから家族で応援してたのにさ。
役のイメージって本当に怖いものですよね。
演技って分っててもダメになっちゃうから。

でも、同時に『ぎぼむす』に出演されてたおかげで、佐藤健=律じゃないっていい意味で引き戻してもらえた。

そして佐藤さん自身の演技の幅も感じられたし。
この人こんな素晴らしい演技ができる人なんだって『ぎぼむす』で、実感したし。
そして『半分、青い。』で、どうにかここまで持ってこれる佐藤健さんってすごいんだなーっと。

今朝、高校生の長男も久々に一緒に『半分、青い。』を見ていて一言、
「プロの役者さんってつくづくスゴイんだね。こんな脚本でも、こんなにキャラ作って演じ切ってる!」って感動していましたわー。ホント、つくづくその通り。

あー…『半分、青い。』のつっこみ感想なのに、ぎぼむすの感動語りに入ってしまいましたね…。

 

それで今日の『半分、青い。』感想ですが…
『ぎぼむす』効果で、イライラ倍増。イライラ通り越して怒る気力も失いました。

 

センキチカフェのあたりから、晴さんは筋違いの毒親だと認識するようになってきていましたが、今日は宇太郎さんにも不快感。
だって、律と鈴愛をくっつけようってニコニコ話してた。
あーやだやだ。こういうの。

晴さん、アラフォーの律、離婚したとはいえ子どももいる律を目の前に、思わせぶりに鈴愛に結婚催促して。いやらしいな。

そして宇太郎さんと晴さん、いつ意志確認したんだか分らないけど、40になる人たちつかまえて、なにを考えてるんだ。バカバカしいな。

だったら、高校生のとき、和子さん健在のときに、両家の話し合いで結婚させる段取りにしちゃえばよかったじゃん!
するべきときに前に出ず、こんなメチャメチャな状態になった後でしゃしゃり出てきて、ガラクタをテキトーに組み合わせてリサイクルするみたいに二人をくっつけようとしなくても。大きなお世話だよ!

この晴さんの突っ込み、ボケたBGM使って笑いを取りたかったみたい。この発言はコントにしたかったみたい。でも状況が状況だし、案件も重いし全く笑えないし。結婚とか世の中なめてるなーとしか。

ま、楡野家はヘンな人たちってことで認定で、もういいや。

 

そのいやらしーい晴さんの催促に、律は扇風機の会社を鈴愛と立ちあげたと返答。
いやらしい催促の割に、そう聞いて晴さん単純に納得。

晴さん、どっちかっていうと結婚の方が狙いだよね?

あの催促なら、コントにするつもりだったら、もっと乗り出して、「それってどーいうこと? 将来結婚する?」とズケズケと突っ込まないと…笑いと分らないよ。
まあ、要は律に鈴愛との会社設立を宣言させたかっただけだから、これについてくどくど言う私もダメなんだろうけど。

 

会社の名前は「スパロウリズム」。いつのまにか付けてた。

鈴愛と律を合わせてスパロウリズム。

  • 雀=sparrow=スパロウ
  • 律=rhythm=リズム

だそうです。

昨日だっけ? 鈴愛が「律の名前はリズムだ、キレイだ」みたいに言ってたけど、ここで視聴者に意味が分かってもらうための事前解説だったのね。いかにもな伏線。

この脚本家さんは、伏線出しのタイミングがワンパターンだし、まんまの重ねるするし…狙いバレバレ。要するにこういうの、伏線とは言わない。あ、なんかやるんでしょって、モロに出してきた瞬間分かるから。

…しかし、律は英語で言うとリズムだって言ってたけど…
律はメロディーじゃないかっ!?

“律”って、“旋律”から取った名前だと思ってたから。

旋律=melody

リズムを日本語にしたら…拍子…だよ…???

律のこれまでのキャラクターイメージも、律は飛び跳ねる軽快な“リズム”ではなく、落ち着いてしっとりとした“メロディー”だと思ってたんだが…????

まあね、“スパローメロディー”じゃ、響き的にビミョーだから却下ってことで?
スパローリズムの方が響きがいいからって?

ちょっとくらい違っても、朝ドラ視聴者はほどんと英語分らないからいいんじゃんって?
前日に、セリフで律の名前は英語ではリズムと定義付けときゃ、視聴者それに習うってか?

…ん、わかったよ~。いいよ、“スパローリズム”で。どうぞ。

 

手術中、晴を待つ間、鈴愛は律に借りた流体力学の本を勉強。

大卒でも、理系か物理学に興味がないと流体力学なんて難しいのに、高卒で、高校でもろくに勉強しなかったと見られる鈴愛が、どんな簡単解説でも理解できるわけないじゃんー!

鈴愛、小2の算数も解けないくらいおバカなんだから。

それに会社一緒に立ちあげるからって、技術的な内容を鈴愛が完全に把握してなくてもいいんじゃないかな?
原理や設計に関するポリシーを律にレクチャーしてもらえばいいだけじゃん。

案の定、鈴愛、全然理解できなくて、パラパラマンガ描き始めちゃったしなあ。
やることが、おバカちゃん中高生から全く進化していないー呆呆呆

 

それよりも、律が「いっしょにやらない」というと、全く遠慮なしに満面の笑顔で答えた鈴愛に違和感。

鈴愛に功績があると言えば、気まぐれに「風の扇風機」って口をついて出ただけ。
なのに、一緒に会社しようってのもなあ。
経理もダメだろうし、エクセルも全くやってなさそうだし、あの言葉遣いじゃ営業に出すのも危険よ。

それなのに、幼馴染みだからって鈴愛誘うなんて…律、いつまでもサークル感覚。甘過ぎ。

 

鈴愛と一緒に会社なんてやったら、そよ風の扇風機も何もかも、ぜーんぶ鈴愛の手柄にされちゃうよ!!
律、気をつけて欲しいなあ~。

 

そして、またまたまーくん登場。
また律のところに入り浸り、ビール飲んでたよ。
やっぱ仕事干されてる?
アキコとうまくいってないんかい?

そして、まーくんと居るシーンで今度は花火。神宮花火。
昨日のオフコースで、
今日は花火。

そんなにまーくんにバブル臭まとわせないでほしいですー。

 

最後に無事晴さん、手術終ってよかったね。
ガン患者が急変して緊急手術になったんでしょ?
全身麻酔じゃない?

なんで手術室から出てきてすぐ喋れる??
家族で見ながら騒然としてしまいました。
有名俳優投入し過ぎで、
今さら医者のちょい役を立てることもできないほど予算なし?