『半分、青い。』第143回( 9月14日)あらすじ
晴は鈴愛に、何もかもが幸せに感じる、まるで“幸せ病”だと今の心境を語る。
鈴愛の子ども時代片耳を失調した直後、雨の中傘を差しながら、「雨の音は半分。半分、青い」とタイトルを回収したシーンを出してきて、鈴愛をアゲ。
あのときの鈴愛みたいに、ガンになったおかげでいろいろが見えてきた気がすると晴は語った。
律は、そよ風の扇風機の開発に悩んでいた。
通常の扇風機では空気に渦が起こるが、そよ風を再現するには渦を失くすことが必要。その方法が分らず。
晴と片づけものをしていた鈴愛は、押入れの中にモアイ像の置物があるのを見つける。
健人とぶっちゃー姉の新婚旅行の土産だが、飾るのはビミョーでしまいこんであったと。
鈴愛はモアイ像から大納言店長田辺を連想。
そこから、大納言で扇風機の風を穏やかにするために、扇風機を壁に向けて風を反射さてていたことを思い出す。
鈴愛、閃いた。
『半分、青い。』第143回( 9月14日)感想
今日の朝イチ、
「もうすぐ最終回ですね」
「終っちゃいますねー淋しいですねえ」
「本当にそう思ってますー?」
華丸さん、さすがです。
どうもありがとうございますーーーーっっっ!!!
今日もなんだか、すっかすかな内容で…たいくつで困っちゃって。
これがあと2週間これが続くかと思うと苦痛ですー。
2週間耐えられるか、自分でも自信が無いです…。
晴さんのガンが思っていたより進行していたと聞き、鈴愛は再び岐阜に帰省。
今回初めて花野を同伴。
それにしても、かんちゃん、やっぱり小学生に見えない。
ってか、2年経過しているというのに、2年前と身長も体型も全く変わらないかんちゃんだから。実際は数ヶ月なんだから当然ですが。
だから小学生になったはずなのに5歳のままだわってなっちゃって…違和感。
今日のかんちゃんの立ち姿や宇太郎さんにだっこされる様子を見た途端、ナナコロビヤオキは
「えー…かんちゃん、小さいままだわ。やっぱりろくに食べさせてもらえてないんだ」
と、思ってしまい、これは明らかに食事を満足にさせてもらえないための発達不良だと、鈴愛は花野をネグレクトしてる、虐待してると確信してしまいました…。
ところで、鈴愛、そんなに気軽に岐阜に帰って、お金大丈夫?
晴さんがガンと分かり、スパロウリズムを設立して1ケ月。
これまでの期間長く見積もっても、わずか一ヶ月半の間に東京↔岐阜を3往復。
五平餅もやってないし、スパロウリズムの方もまだ無収入。
どうやってやりくりしてるんだか。
光江さんにたかってるのか?
…
鈴愛がどうやって生計立ててるのかがホント、不思議。
こんななら、涼次とは花野の親として今も良好につながってることにしておけばいいのに。
映画監督として大成功した涼次から金銭的なサポートを全面的に受けてるってことにした方がよっぽど、しっくり行くのにね。鈴愛の魅力も出るのにな。
そうとは書かずに、本来縁が切れたはずの三叔母と、いつのまにか中途半端につながってて、スケートのお月謝カンパさせたり、花野の面倒丸投げするから、こっちは鈴愛が三叔母を恐喝してるとしか思えず。鈴愛、ことあるごとに、涼次に一方的に離婚されたと騒ぎたててるんだろうな、マスコミにリークしてやるとかゆすってるんだろうなあ…と想像しちゃいますよ。
晴さんの、5年生存率が当初の70%から50%になり、ガンの進行が進んでいたそうですが、その表現もなんだかよくピンと来ない。
生存率が下がったからって慌てて帰省するの、ヘンだし。
晴さんの体調自体は落ち着いてるみたいなんだから、冷静に東京にとどまってればいいのに。交通費もバカにならないんだから。
ちなみに、晴さん、手術直後のガン患者とは思えませんー。
めずらしく夏風邪引いちゃいました程度にしか。
鈴愛は花野が晴さんに飛び乗っても、なーんにも叱らないし。
晴さん、手術したばっかよ。
普通、病人にあんなことしたらパンチもんだよ!
まったくしつけがなってない鈴愛に怒り心頭です。
晴さんが鈴愛に、
「まだそよ風の扇風機ができんかね?」
と聞いていましたが、そーすると鈴愛は怒って、
「子どもが勉強やろうとしているところに、アンタ宿題やりなさいって言うのと一緒だ」と言ってましたが…
おいおいおいおい…
鈴愛さーん、君は自分がやりたくてスパロウリズムやってるんでしょ?
やらされてる宿題とは違うでしょ?
39歳のくせに、そんな高校生みたいな返答ではぐらかすとは、情けない。
上手く行かないなら行かないなりに、どこでつまづいて悩んでるとか、話すべきことはいろいろあるんでない? 大好きなママ、晴さんに報告しないかなー?
それとも、やっぱり鈴愛はおバカちゃんだから、律が何やってるのか分からないままか。
だから何も話せないか。
律に貰った本も熱心に呼んでる風でやっぱり理解できてないんでしょうし。
ただ、美味しいものに食いついて、律の成果が上がってくるの待ってるだけか、やっぱり。
一方律は東京で、今日も津曲のカフェで書類広げて営業妨害。
風の渦を失くす方法が分らないと4日間も風呂に入らず。
臭いから近寄るなと店主津曲に言い飲食店に居続ける…。
…律、悪質な営業妨害よ。
津曲さん、なごやかに語り合ってる場合じゃないわよ。
律、シャワーぐらい入りなよ。いくら悩んでてもそれくらいしなよ。
鈴愛のマンガネタで苦しんでいたときと同じだけど、律くんも、机に座って、ノート広げて風呂入らずに苦行をしても、浮かばないものは浮かばないからね。
それでダイソンの扇風機、ディスッててもなあ…呆
他人の批判は、それなりのもの作ってからにしてね。少なくとも。
更に律にムカついたのは、津曲に自分の離婚のことを話したとき。
より子さんとの関係、頑張ってたつもりだったの??
すぐに再婚されちゃうとは思わなかっただぁ???
あんなに妻ほっぽらかしで翼君のことも面倒見ず、よくそんなこと、言えるね!!!
離婚は自分のせいだったって全く思ってないんだね、律。
だから再婚したより子さんに花なんて贈っちゃえたんだね…。
やっぱり律も相当なKYだわ。
さらに、律は、津曲に扇風機開発のことを語り、
「風はいいですよ。風は。ただ、風だから」
と悦に入り…。
津曲さんの息子が人間不信になってる話や、より子に離婚された話の後に
「風はいいですよ」
って言ってるとさあ~。
…律さんは、自分の殻に閉じこもることを選んだのね、としか。
離婚やら数々の人生経験を通して、やっぱり人と関わるのはいやだなあと、子どもの頃の消極的な自分のままでいいやと、成長を放棄。
自分のラクな方に流れただけに聞こえました。
つくづく誰ひとり成長させようとしないドラマだな、コレ。
最後に、ざーとらしくモアイ像が出てきました。
健人とぶっちゃー姉、このためだけに新婚旅行、強制的にイースター島にさせられたらしい。可哀想に。
で、鈴愛はモアイ像つながりで大納言店長、田辺さんを思い出し、
田辺さんが扇風機を壁に当ててたことを思い出し…閃き!
…ええーっ? 閃き?
…大納言のあのシーン、扇風機開発に関わるだろうなあとは思ってたけど。
なんなんだ? この出し方はっ!?
それに…あのさあ、鈴愛さん! モアイ像見るまであの扇風機の当て方思い出してなかったの?
毎日毎日扇風機のこと考えてたら、この経験、もうとっくに出てるものなんじゃあ??
こういうの、仕事で覚えたら、生活にも取り入れるでしょうし。
花野の子育てしてたら、大いに取り入れてるだろうし。
鈴愛だったら、律と扇風機の風を思案している時に、「こんな生活の知恵を私は知ってる!」ってドヤ顔で実演してみせそうだけどねえ~。
…それに、そもそも大人だったら、普通こういう技なんとなく知ってるよぉ。
めずらしいことを知ってると、とうてい思わないし。
だから、すみませんがー…何にもハッとしたり心が動かなかったのよー。
鈴愛が大納言で学んだこと、はっきり言ってこれだけだったのに、
ぜーんぶ忘れちゃってたのね。完全忘却。
すっかり忘れて、扇風機の研究してても一切思い出せない鈴愛って…大丈夫??
鈴愛のおつむのレベルも、とても心配になってきたわ。
かろうじてモアイ像で思い出すことができてホントーによかったねえとしか!
ってことは、これ、鈴愛の手柄じゃなくて、健人のおかげじゃん!!
健人夫妻にに感謝しろよー!!
どうせ微塵も感謝しないんだろうなあ…涙