『半分、青い。』第86回(7月10日)あらすじ
週末は近所のほとんどの小中学校、幼稚園が運動会。100円ショップ大納言は掻き入れ時だ。
100円ショップオーナー藤村家では三姉妹が食事をしながら涼次のことが話題に上る。涼次は三姉妹の甥っ子だった。このことは店長田辺にも伝えていない。
運動会の前日、ショップは大忙しだが、店長田辺はいつのまにか店から姿を消してしまう。鈴愛と涼次がてんてこまいしているところ、東京に遊びに来ていた草太が都合よく現れた。鈴愛は草太に店の手伝いをさせる。
『半分、青い。』第86回(7月10日)感想
地域の小中学校や幼稚園の運動会ってなるべく同じ日に重ねないよー。
なぜかというと、兄弟が幼稚園、小中学校にそれぞれいたら、親が全部観に行ってあげらなくなっちゃうから。お昼一緒に食べられない子が出ちゃうから。小学校が同日、中学校が同日ってのはあるけど、全部が同日ってことはないんだよーーー!
この100円ショップでのやりとり、何の意味がある? 中身がまったくゼロ。時間を無理矢理埋めただけ。見ている方が恥ずかしくなっちゃう。
今朝、家族が朝食食べているときに一応流してたけど、ナナコロビヤオキが家族にひんしゅくでした。「なんでこれ見続けるの?」って。
運動会で大忙しっていう割に、売り上げが上がっているように見えない。全っ然!
運動会だと騒ぐ割に昨日から関係ない物買う人多いよね。全く結びつかないやかん見せて値引きしろって絡む客とか、やたらと自分のプライベートダダ漏らしで話しこむ客とか。変な客ばっか。
やっとレジに列ができてたと思ったら、鈴愛がレジ操作に手間取ってるだけだった。チーン。
100ショップ大納言が大忙しっていうのは、要は繁盛してるというより、タチの悪い客の対応に追われて大忙しってことなのでしょう。
このお店、一体どんな地域にあるのよ! 昔はこの店もオシャレな帽子屋だったみたいだけど、品のいい街では、どうもなさそうです…。
三人姉妹も相変わらず謎のバタバタ劇でつまらない。
ベテラン&実力派女優さん3人も駆り出して何をやってるんだか。
そして、鈴愛は岐阜からはるばるやってきた草太にいきなり店手伝わせる。相変わらずの慇懃無礼。お姉ちゃんだからってそこまで弟を便利に使うか!? 草太のバイト代、出してあげられるの!?
さらには、晴さんにマンガ家辞めたことを自分から説明するのを放棄。草太に押し付けるし。
なぜ? 何のために、鈴愛はそこまで意固地になって親に話そうとしない?? あんなに理解があって応援してくれてた卯太郎さん、晴さんに何の相談もなしって、どーいうこと…???
親に伝えることは、心情的にも欠かせないし、ドラマ上も大切なシーンになると思うんだけどねえ。見る側としてはハッキリ言ってそこが見たい! タチの悪い客とのやりとりじゃなくて。
マンガ家辞めた話を親に伝えるのは、どのようなシチュエーションで、鈴愛がどう話すか、そして晴がどう反応するか? それをこちらは見たい。変な受け狙いのセリフや、たちの悪い客とのやりとりを考えているより、シンプル&ストレートにこれに取り組めばいいじゃん! 変な飾り言葉もポエムもいらないから!
なのに、なんでこうも逃げるんだろ? これを避けてなんの意味がある???
そのおかげで鈴愛には一切共感が持てません。
それで、涼次はなぜだか店内にいる子どもをあやし始めるし…鈴愛の前でいい人アピール? これで鈴愛のハートをゲットできると。詐欺師見たいだよ涼次。それにしてもいい人表現に、子どもってつきものだよねえ。安直過ぎ…。
そして、それにまんまと引っ掛かった様子の鈴愛ってば…!
さらに草太にもズルッ! 久々に鈴愛に会ったところで「あの人好きなの?」っていきなりだし。
北川大先生的には、草太を便利に使って、鈴愛につっこみを入れ、鈴愛の本心見せたんだろうけど…。このドラマの登場人物、ホント誰もが、頭の中恋愛ばっか! TPOも人との距離もわきまえずに!
呆れ返るのみ。
北川大先生、とうとう最終回書き終えたそうですね。
それ知って、「え? やっぱり最終回までやるんだあ…!?」 とガックリしちゃったナナコロビヤオキでした。