NHK朝ドラ『半分、青い。』第85回(第15週)感想&あらすじ 100円ショップ大納言は運動会で大忙し!にしては雑談しまくりの鈴愛と涼次

『半分、青い。』第85回(7月 9日)あらすじ

鈴愛は、涼次が書いたと思われるポエムに心を動かされ涙する。次の日、鈴愛は涼次にメモを返し「感動した」と伝える。

その日の100円ショップ大納言は、運動会準備の客で大忙し。鈴愛は左耳が聞こえず客の呼びかけに上手く反応できないことも。鈴愛が左耳を失聴していることをカミングアウトすると涼次は、「できることはフォローします」と爽やかに答えた。

 

岐阜の楡野家では卯太郎が『一瞬に咲け』を大量に買い足している。絶版になる前にできるだけ買っておこうと。晴はマンガ家を辞めたなら、これまでの9年間は一体何だったのかと途方に暮れている。それに対し卯太郎は、どんな年月だって意味がある。鈴愛は自分の名前で本を出すことができたんだから恩の字だと、晴を慰めていた。

 

鈴愛と涼次は二人で店番しながら雑談していると、遼次は鈴愛と同じ姓で少女マンガ家の楡野スズメの大ファンなのだとだ話し出した。涼次が『一瞬に咲け』がいかに素晴らしいかを熱く語る様子を見て、「苦しかったけど、マンガを書いていて良かったと」と涙する。

涙が止まらない鈴愛を涼次は抱きしめた。

 

『半分、青い。』第85回(7月 9日)感想

週明け、月曜日の朝からいきなり不快感。

だって鈴愛、あのポエムを「見た」って平然と、涼次に言った! 悪びれもせず。それどころか嬉しそうに。ビックリ!

そして、涼次も涼次。
「え?見たんですかー」って、嬉しそうにテヘペロ。

…この人たちの感覚、普通じゃないよ。

さらに、ギャーッッ! 田辺さんも見たって、言った!「よかったよ」って。

 

涼次、とりあえず鈴愛に笑顔で取り繕ったとしても、田辺さんにまで見てたって言われたらゾゾゾーッて驚愕しない!? 何だ!? こいつらって。

私なら、この瞬間、ここで仕事する気、一気に無くなるよ。この人たち信用できないって。

で、涼次の痛いポエムを「楡野さんに見せようって思ってわざと置いておいたんじゃないの?」て田辺さんに言われて、鈴愛はポォォーってなっちゃうし。さらにおばあちゃんのおせっかいナレが「鈴愛、そうだったらさらに嬉しいと思いました」とダメ押し。

…バカじゃねえのっ!
ただの、惚れっぽいバカ女。鈴愛でした。

 

100円ショップ大納言、「運動会は掻き入れ時よ! 」ってオーナーの光江さんもプレッシャーかけてましたが…運動会前って、そこまで忙しい?

 

ナナコロビヤオキも、子どもの運動会前にそれなりに買い物しますが…前にも言ったけどハチマキは学校で用意するし。カラー軍手などの必要備品を購入するとしても、1ケ月以上前よ。練習あるから。

直前にお弁当の道具やレジャーシートを買うこともあるけど…遠足のときより買わないかな。家族で食べるから使い捨てのお弁当箱使わないしね。水筒やペットボトルで紙コップも使わないし。

設定秋だから、秋で忙しいとなると運動会ってことだろうけど、それにしても安易過ぎるこじつけ。かなり無理があります。年末年始やお花見シーズンにぶつければよかったのに。

店内の様子もね、なんだか妙にチープな作り。ドラマのセットと言うよりコント? 『ライフ』で使いそうな感じです。ベテラン俳優さんたちを次々投入しているから予算がセットにまで回らない…?

お店が忙しい雰囲気を出してるつもりみたいだけど、ただただお客の問い合わせが多いだけみたいだったから、繁盛してるというより、店内の陳列方法がマズイんじゃないの?と思ったわ。

それだったら、レジに長蛇の列ができてる絵見せれば十分だったんじゃないだろうか???

 

100円ショップオーナー藤村家の三姉妹も、何だか変。相変わらず顔出しだけな状態だし。変な役やらされて、麻生祐未さんも可哀想だなあと。須藤理彩の髪ボサボサのだらしない表現も別に面白くもなんともない。インパクト狙ってるんだろうけど、そのパターン、やり尽くされてるからね…。

 

そして取って付けたように、扇風機出てくるし。 当初からネタばれしてる鈴愛の扇風機発明への伏線よね。それにしても突拍子なく押しつけがましいなあと。

 

すれ違いを修復できないまま4年も、律、律って思い詰めてた割に、あっという間に涼次君に関心が行ってしまう鈴愛もに違和感。

 

鈴愛と涼次が二人で店番することになったとき、「この感じだったら二人で大丈夫そうですね」って涼次が言った「二人」に、鈴愛は過剰に反応。グフフーっとなってた…鈴愛、気色悪いっす。ヒロインとしての品格ゼロ。

鈴愛はマンガを辞めた途端、本当に男を見つけることだけ、結婚することしか頭の中に無くなっちゃったんだ…と実感。

 

そして、100円ショップで働くことと、マンガ家話が強引に、都合良く結び付けられたー! 涼次が鈴愛のマンガのファンだったってことで。すごい安直なこじつけ。

それにしても、涼次も同い年? アラサーにもなって、初対面の人に、少女マンガへの思いをいきなり熱く語る男子って、ちょっとヤバいんじゃないかと。

鈴愛が泣きだして、驚いた涼次がハンカチを探すけどて見つからなくて、慌ててシャツ渡すってくだり、何の意味があるんだか?? 近くにティッシュあるし。相変わらず意味のないト書き。

 

鈴愛も3年間連載やってたんだから、ファンレターくらい来てたでしょ。
販売促進にサイン会とかやらされることもあると思うけどねえ。新人時代はなおさら。

あ、でも結局は秋風先生の強力なコネの元での連載のようだったから、ファンレターはゼロ?
…ってこともさすがにないでしょーよ! 3年連載なんだから!

 

鈴愛も感銘を受けて、マンガを描いててよかったとボロボロ泣いていますが、頑張って泣いていましたが、またあ!? って思っちゃいました。

“泣き”の大安売り。くどい。

永野さん、感受性強くて涙ポロポロ出す演技、得意なのかもしれないけど…あんまりやり過ぎると逆効果なものなのですね。無駄な労力使うのやめなさいって思っちゃった。

 

そして、泣き続ける鈴愛を涼次は抱きしめちゃうし。おい! 仕事中だぞ。レジだぞ!
…ホント、こいつら恋愛最優先なのね。

 

小学生の娘もコレ見て
「えー? お仕事中でしょ! 誰かお客さん来ちゃうよ。みっともないよ」
と叫んでたよ。常識のある娘でよかったよ。

いきなり抱きしめちゃう涼次って、女たらしだよーきっと。信用できないよ~。