NHK朝ドラ『半分、青い。』第84回(第14週)感想&あらすじ 今日は鈴愛と律の誕生日だけど…

『半分、青い。』第84回(7月 7日)あらすじ

鈴愛の勤める100円ショップは、運動会シーズンの繁忙期に備えて4日間限定のアルバイトを雇った。そのアルバイトは数日前にソケットを買いに来た美青年、涼次。鈴愛が胸キュンした相手だった。

晴は、鈴愛がマンガ家を辞め秋風ハウスを出てしまったのではないかと案じている。草太が友人の結婚式に参列するため東京に行くことを知ると、鈴愛の家に泊まるようにしろ、鈴愛に連絡しろと言い、鈴愛の様子を探ろうとする。

涼次はコートダジュール映画祭で受賞経験のある映画監督、元住吉祥平に弟子入りし助監督をやっているという。映画を撮る合い間に、時々このようにアルバイトに出ているそうだ。

涼次が先に帰った後、涼次が手帳を忘れてしまっているのに気付く、店長の田辺と鈴愛。手帳の中には涼次が書いたと見られるポエムが。

そのポエムが心に刺さり涙する鈴愛。

 

『半分、青い。』第84回(7月 7日)感想

本日は七夕。律と鈴愛のお誕生日ですねー。リアルなら47歳か。

せっかく放映日なんだから、しかも週の最終日である土曜日。この日に鈴愛と律が再会するようにストーリー持っていきゃいいのに。

朝ドラ、よく関東大震災とか終戦とかタイミング合わせるから、意識してるかと思ったけど…。

何の思い入れもなくスル―された、本日の七夕、律と鈴愛のお誕生日でしたー。

 

このドラマの人々って、ことごとく人のプライバシーを侵害するのね!

涼次君の忘れものの手帳を見つけた田辺さんは、涼次の手帳を平然と手に取って、パラパラ中身を見ちゃうし。

手帳の中からメモがパラリと落ちると、鈴愛はそのメモを平然と開いて見るし。メモの内容をその場で平気で食い入るように読んじゃうし。1ミリの躊躇もなく。

…こっ、この人たち、怖いっ!

手帳の忘れ物なんて、普通そのままにしといてあげるべきじゃないの? 3人しかいないんだから誰の忘れものかなんて、すぐ分かるし、調べる必要ないでしょ! 中身見ちゃうなんて、言語道断よ!

メモが落ちたら、敢えて見ないようにしてすぐに戻してあげるものじゃないの!? 見えちゃったら悪いと思うよねえ! 私だったら拾う時、敢えて字として認識しないようにしてササッとしまってあげるけど。

それをわざわざメモ紙開いて、ジーーーだもんね。ジーっと見入っちゃう。読み込んじゃうもんねえ、鈴愛!

そして、そして! そのメモを家まで持ち帰ったよぉっっ!!
ドロボーだ! 手癖が悪いぞ、鈴愛!
小学生の娘は「これ窃盗罪だよ!」と叫んでたよ。小学生でも分かるぞ! そんなこと!

鈴愛、やっぱりストーカーの素質十分だよ。

 

鈴愛はこのポエムを見たって後で涼次くんに言うのかなあ??
そしたら普通はゾゾゾーっとするはずだよねえ。

涼次君、くれぐれも気をつけて! こんなのと結婚しちゃだめよ!
…ってここで騒ごうが来週結婚に向けてまっしぐらになるみたいだけど…。

しかし、この涼次君のポエムが恥ずかし過ぎて、恥ずかし過ぎて…寒い!
話にならないよぉ。

こんな稚拙な詩、人に見られたら、私だったらこの先、生きていけないよぉ!
涼次君、残念ながら映画のセンスなさそうね。
ってか、もしやイマイチセンスないことを表現するためにこんな寒いポエムにしてるのかな?? そーいうつもりかな…??

しっかし! このクソ寒いポエムに目をウルウルさせてしまう鈴愛って…?? 一体…!?

鈴愛! 仮にもアンタ、マンガ家だったでしょ!? 巨匠秋風先生の弟子で、秋風先生にセリフが上手いとか言われてたでしょーーーっ!?

プライド無さ過ぎだあ!

もうちょっとレベルの高い感性持ってると思ってたんだけど。鈴愛が、マンガ家に行き詰るのも無理もないか。

ちなみに、いつもいつも職業差別が甚だしかったのに、水商売だけはリスペクトだったな! めずらしく。なぜ??

 

あと、昨日も書いたけど、鈴愛がマンガ家を辞めて秋風ハウスを出ることを両親に言うの、全然悪いことじゃないと思いますが。なんでそんなこともったいぶる?

草太が鈴愛に、「勝手に家を出てお母ちゃん泣かせて…」とか言ってたけど、そういう批判は違うでしょう。1年もしないで挫折してフラフラ…ってわけじゃないし。

9年間頑張ったんだから。マンガなんて才能勝負の仕事だし、頑張ってもなれないなんて当たり前だから。マンガ家になれたとしてもそれを維持することは難しい。それが分からない人たちじゃないと思うけどねえ、楡野家の人々。

そこまで頑張って見えた真実って、楡野家の大人はきちんと受けとめるんじゃない?

そして「マンガなら一番になれると思ってたけどなれなかった」みたいなこと言って、鈴愛はウルウルしてたけどさあ! 9年も頑張って、それだけが理由で辞めたとは薄っぺらいなあ。やっぱりマンガをやってたのは自己顕示欲だけだったのかい!?

 

要するに

  • 1番になれると思ったけどムリだったからマンガを辞めた
  • マンガ家を辞めたなんて、親に言えない

っていうのは9年もマンガ家やってた人の言葉としては、どうもね。マンガ家やってた9年の年輪が見えないのよね。

マンガ家としての苦労話、成功話…それらのエピソードはゼロだったんだから書きようないんでしょうけどね。

 

ちなみに、100円ショップ大納言、運動会で繁忙期(運動会ごときで繁忙する!?)らしいですが、全然客いないねえ。ヒマそう…。

 

来週は涼次とのラブラブ話ですか。

バイト二人、いい加減な生き方している二人が、結婚だ何だと騒いでも、何も興味が沸かない気がするんですけど…。