NHK朝ドラ『半分、青い。』第79回(第14週)感想&あらすじ 鈴愛の描けない表現クド過ぎ。秋風は甘やかし過ぎ!

『半分、青い。』第79回(7月 2日)あらすじ

何も無いなら、マンガを描くしかない。初めてマンガを描いた頃のように、ネームなしで直接描けという秋風の提案により、マンガを描く決意をする鈴愛。

 

ボクテとユーコは締切までの5日間、鈴愛をサポートすることを決める。ボクテは自分の仕事を進めながら毎日秋風ハウスに通うと言い、ユーコはシッターさんに子どもを預けて秋風ハウスに常に待機。

 

しかし鈴愛はマンガを描くも、ストーリーの展開が全く思いつかず、後半の原稿は真っ白のまま。

締切日当日、担当編集者を散々待たせた挙句、仕上がった原稿は30ページ枠のうち15ページ、半分のみ。目の下にクマを作り、朦朧としながら土下座をして謝罪する鈴愛。

半狂乱の編集者に、秋風は代理の原稿を用意してあると原稿を見せた。秋風は、こうなるであろうと予測して自身で作品を用意していた。秋風の描いたマンガのタイトルは『月が屋根に隠れる』。かつて鈴愛が取り組んでいた作品だった。原案者として楡野鈴愛の名が、秋風羽織の名の横に並んでいた。

 

『半分、青い。』第79回(7月 2日)感想

なんとも独りよがりな内容でっす。

描けない、描けない、描けないって…もう、うるさい! しつこいよ! くどい!

 

鈴愛、やっと、初めてユーコとボクテに謝ったね。でもここまで謝らせなかったことに作者として意図があったというわけではなかった。だから、鈴愛のセリフにたまたま謝罪の言葉があっただけ。この言葉に深い意味や思い入れなく過ぎ去りました。

そしてユーコは、鈴愛の謝罪の言葉に「仲直りはいつだってできる。原稿やろう」とか言っちゃって。鈴愛にちやほや。都合良すぎるよ。

ボクテは自分の仕事で大忙しじゃないの? ユーコも5日間もシッターさんに子どもを任せて泊まれるか?

ユーコは連日シッター雇うほどセレブ? セレブだとしても3歳くらいの子だよね? そんなにママと離れられないんじゃない? ママも心配でたまらないハズよ。ダンナさんも、それはさすがに怒るんじゃないかな!?

相変わらず皆、全てをなげうって鈴愛をサポート。何故、鈴愛をそこまで守る???

ユーコやボクテにとっては結局は、鈴愛は、たかが後輩のハズなのに。

その上、あんなにメチャクチャ嫉妬発言された直後。あんなこと言われたら、しばらくは関わりたくないでしょう。怒りだけでなく、そばにいると危険だなと思うのが普通だよ~。

 

そしてエラソーにマンガ描くって言ったくせに相変わらずの描けない、描けない、浮かばない! のシーンをくどくど。

夢の中でもアイデアが浮かばないと悩み、這ずる鈴愛の姿は…貞子!? 『リング』かと驚愕しました。朝からおどろおどろしくて…本気でホラー映画! 怖すぎです。

続きのネタに詰まってボクテにアイデアを求めていいかユーコに相談する鈴愛、ボクテに聞こうと決めた直後にやっぱり聞くべきじゃないか躊躇する鈴愛…もーう、ただただ、こいつ、めんどくせ!

目の下にクマがある鈴愛の姿も、朝から見たくねー!

浮かばないって言いながら寝ちゃうしねえ。

仮にもプロなんだからさあ! クマ作りながらボーっと5日間過ごさないでしょうよ。チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねえよ」って叱られるよ。

一応、3年間は滞りなく連載やってたんでしょ! どうにかひねり出して、ページにおさめて形だけは整えることくらいしなさいよ。そのくらいのマンガキャリアはあるはずでしょう、もう10年描いてるんだから。

だから、鈴愛のマンガキャリアは空っぽにしか見えないんですよ…。

編集さんも、ただの原稿受け取り役だけじゃないでしょう! 普通は企画段階から散々ダメだししてると思うよ。特に鈴愛のその状況だったら。絶対に口出ししてる。編集さんもそんなボーっとした仕事の仕方ぶりだから、原稿落とされるハメになるのでは????

そして秋風先生ってば、どこまで優しくなる!?

秋風先生すっかり娘溺愛のパパ! 夏休みの最終日に宿題代わりにやってあげちゃうのと同じだよ、これ。甘やかしのパパだよ!

で、原案者として自分の名前が秋風の横に並んでいるのを見た鈴愛は、
「信じられない。先生と私の名前が並んでる」と、感動…って…!?!?!?

いーーかげんにしろ!!

この期に及んでも、鈴愛様、ここまで能天気であつかましいとは!

 

秋風先生と名前が並んでるの、別に先生に認められたのと違うから! 先生の同情だから。 なのに、先生との共作…って、なんで嬉しくなっちゃうーーー!?

なんだかなあ…。

秋風先生、ここまで自分を省みることができないような人は、まあここは共著ということで譲って、あとはさっさとクビにした方がいいよ。一秒でも早く秋風ハウスから追い出してしまいましょう。

で、なんだか知らないけど、律から電話が入りましたね。また電話だけで。脚本家の都合に合わせたセリフを強引に言わせるためだけに。

「夏虫色」ってポエムセリフを思いついたから言わせられただけの、今日の律くんでした。

 

朝の通勤時に電話するか? しかも、久しぶりの鈴愛に? 一度プロポーズした人に? 電車に乗る合い間に電話???

そして鈴愛に電車の色を聞かせて、いきなり“夏虫色”とこだわりポエム表現。

夏虫色なんて、いきなり言われても通じる人、いるわけないじゃん!

 

ドラマの体をなしていない、ストーリー都合でキャラ変する、何もかもディスる上に、このナルシスト思い込み表現…このドラマ、痛すぎます…。