『半分、青い。』第129回(8月29日)あらすじ
花野は朝っぱらから、マグマ大使の笛で律を呼び出し楡野家に上がり込む。
花野はフィギュアスケートを習うことを切望。
鈴愛は名古屋に引越しバイトしながら花野をスケート教室の通わせようと画策するも経済的に実現は難しそうだ。
そんな中、岐阜犬の企画が通ったと津曲が楡野家にやってきた。
津曲は岐阜犬の権利を300万円で買い取りたいと言う。
津曲のオフィスは神宮外苑、有名なスケート教室から歩いてわずか5分だった。
鈴愛はその美味しい立地を知ると、たまたま津曲の会社で退職者が出たことに即座に反応。
できないパソコン業務ができるとウソをつき、自分を雇え、雇わないなら岐阜犬の権利も渡さないと津曲を脅迫する。
律がともしびで鈴愛以外の仲間と飲んでいると、より子から電話が入る。
『半分、青い。』第129回(8月29日)感想
鈴愛と花野の行動には、憤りを覚えてしまい、あらすじの言葉についつい悪意がこもってしまいます…。
花野が来たりて笛を吹く。
あー怖い、怖い。
かんちゃん、こんな朝から一人で萩尾家に！？
楡野家の人々は花野ちゃんを見てあげてないの？
…実は楡野家に丸ごとネグレクトされてる！？
萩尾家ももちろんだけど、この笛にはご近所も迷惑してるだろうなあ。
あの家、お隣同士、結構近いもんね。
ご近所トラブルになってないかしら…と、鈴愛の代の頃から、萩尾家の庭が映る度にハラハラしてしまうナナコロビヤオキです。
花野ちゃん、律は遠距離通勤なんだからお疲れなのよ。
ゆっくり寝かせてあげて。
律、明るいうちに帰って来れるみたいだけど、昼間はセンキチカフェ、夜はともしびになぜかいつもいるけど…律はね、遠距離通勤、一流メーカーのエリート社員、研究開発チームのリーダー設定に変わりはないらしいのよ。
子どもには難しいでしょうけど、大人はいろいろストレスがたまるの。だから少しは気を使ってあげてね、かんちゃん！
しかし、そんな非常識の花野に嫌な顔一つせず応える律。
「おはよう、かんちゃん」、「下に行くよ」と優しい笑顔の二枚目返事。
この律の演技、少女マンガからまんま出てきたみたいな王子様演技、北川大先生様からのたってのご要望なんでしょうけど、中の佐藤健さんもいい加減恥ずかしいだろうなあと、同情。
花野ちゃん、ナナコロビヤオキには不愉快過ぎて、仙吉じいちゃんのお葬式のあたりで限界に達し、直視できない状態でいました。
「花野ちゃんは、ドラマ上のキャラ、子役さんは別」
と、自分を言い聞かせてもダメな状態になってまして。
黒川十六さんの半分ホラーの黒カンチャン見て笑って、それでどうにかバランス保ってる状態でした。だって「黒カンチャン」じゃないと花野に整合性取れないんだもん。
だから、今朝は、朝からかんちゃんと向き合うと思っただけですごーく怖くて。
…でも今日は意外と、花野ちゃん見直した。というか、子役の山崎莉里那ちゃんですが。
莉里那ちゃん自身は可愛い子と分かって、ホッ！
律と花野のやりとりで、花野がガチャガチャで当てた笛を律にプレゼントして、
律に「開けていい？」って言われると、
つい地が出ちゃったみたいで、
「はい」
って言っちゃってました。
これ、演技的にはNGなんだろうけど、莉里那ちゃんは普段きちんと「はい」って言える子なんだと分かってよかったと。
さらに、花野は「律も困ったらこの笛を使ったらいい」と伝えますが、
それに対し、律が「笛を鳴らしたら誰が来てくれるんだろう？？」と問いかけると、
「ヒマだったらかんちゃんが行くよ」
って答えたその言い方と表情は、すごく自然で子どもらしくて、ほっこり。
その一方、子どもらしくないセリフが延々と続くところは、暗記するので精一杯って感じ。
頑張ったんねえ。
ナナコロビヤオキが、山崎莉里那ちゃんへの不快感が払しょくされたのは、要は莉里那ちゃんの素が見えてしまったところ。花野のキャラには珍しく、子どもらしい、優しさを感じる部分でした。
おかげで子役でさえも、花野の言動には違和感を感じてるんだろうなあと～感じ取りました。お母様も大変でしょうね。
子役の演技としては評価されないかもだけど、今日の回は、莉里那ちゃんにとって良かった！
で、親玉、鈴愛はというと…
名古屋でスケートをやらせようとたくらんでいたよ。
ともしびで、まさこさんも「たくらんでる」って言い方してたな。
皆、鈴愛に対してはそういう評価なのね。
鈴愛は名古屋に引っ越そうと名古屋のバイト先を探してた。
センキチカフェオーナーのはずなのに。
カフェの開業資金をたかった晴さんの目の前で堂々と。
それにしても、
名古屋に引越してバイトで生計立てて二人暮らしって…まず引っ越し費用は？
花野はその後学校にも行き始めることになるんだが？
どうにか暮らせたとしてもスケートはムリでしょう。
普通のお稽古事さえもムリだろうなあ…！
それより、まずセンキチカフェの収益はきちんと出ているのか！？
この人、オーナーのクセに収支管理しているとこ、一切見たことないな！
晴さんは、そんな鈴愛に無反応。
鈴愛が突っ込むと「私も老いたかな…」って言ってたけど、
…いやもう、ただただ呆れてものが言えないんでしょうね。
でも鈴愛批判は御法度だから力なく無言でいるのでしょう。
それに今の寄生されてる状態よりは、いなくなってくれた方が助かるだろうし。
そして岐阜犬は簡単に企画が通り、津曲はその権利を300万円で譲渡してくれと言います。
楡野家の人々って、つくづくおバカさんの田舎もんだなあ！
貧乏症で300万円なんて聞くとすぐ浮かれちゃうんだろうけど。
でも金額の件は即答しない方がいいよ！
それが妥当かどうか、よく調べてからね！
あんなので、300万ってすご過ぎ！ すごいんだか？ ナナコロビヤオキはこういった物の相場が良く分らりませんが、
売上に応じてロイヤリティ貰うって方式もあるし。
どっちが有利か考えて交渉しなさいよ。
特許登録の可能性も検討する必要あるかもだし…。
…ってか、鈴愛！ 悪いけどアンタ、この300万まるまるアンタのモノじゃないよ！
律の取り分もあるでしょーっ！
それに、岐阜犬を製作したなおにも、お礼はするべきよ。
300万でいきなり目がギラギラし出してスケートやらせるつもり満々みたいだけど、花野が万が一強化選手になったらそれじゃ全然足りないよ。
そして鈴愛は、自分を雇えと津曲を脅迫…！！
鈴愛は、秋風先生にも原稿捨てると脅して、アシスタントにさせてたなあ。
平気で人を脅す。三つ子の魂百までね。
しかも、ワードとエクセルを使えるとウソをついてた。
ばーちゃんナレも「嘘です」って楽しそーに認めてたけど…これ笑い事じゃないよ！
かわいそーに、有田！ いや、津曲さん。
津曲さん、見かけうさんくさいけど、パクリ＆バックレ一切無しで、きちんと契約交渉に来て下さってるというのに…。その人に強要！
津曲さんにも同情です。
これで、またまた事務職ディスリもする気かなー。
クリエイティブなお仕事しか認めない、自分の実績しか認めない北川大先生だしね。
事務のお仕事なんてクズなんだろうし、
おバカ鈴愛でも簡単にできるってか。
ともしびでは、梟会、健人＆ぶっちゃー姉と、梟町の若者が集合！
鈴愛だけをのぞいて…。
やっぱり、みんな、本音は鈴愛のこと嫌いなんだなあ。
ぶっちゃー、鈴愛のこと「消去法がない」って言ってフォローしてました。
ぶっちゃー優しいから。
でも、カメラが回ってないときは皆でボロクソ鈴愛の悪口言ってたんだろう。
しかし「消去法がない」って、一見いいこと風だけど、要は興味のまま飛びつくだけってことよね？
センキチカフェ、どーするつもり！？
それにしても、鈴愛が岐阜に帰って来てこれまでの期間がたった4ケ月だったという事実にもビックリ！
「消去はしない」と、センキチカフェもスタートを切ったところで興味は他に向いたからポイ捨てか。
仙吉じいちゃんへの思いは4ケ月未満か。
まだ喪が明けてもないというのに。
子どものためなら何でもイイ話で片付けられて。
…仙吉じーちゃん、浮かばれないわね。
明日はより子さん登場ね。
あさイチで華丸さんが「明日怖い―っ」って言ってて受けました！
でもそれ以上に、大吉さんの「いつまで地元にいるん！」って律への怒りコメントに、最も同意！
律があんななんだもん、より子さんが冷たくなるの、当然だわー。