NHK朝ドラ『半分、青い。』第82回(第14週)感想&あらすじ 華丸さん、私も人見知りしたよ!

『半分、青い。』第82回(7月 5日)あらすじ

1999年秋、28歳にして鈴愛はマンガ家を辞め百円ショップ大納言で働き始めた。

 

秋風ハウスを出た鈴愛は、風呂なしのアパートで貧乏暮らし。ボクテ、ユーコにお米や着なくなった服を譲ってもらって生活。鈴愛はユーコに薦められた、エリートとのお見合いに乗り気。

岐阜では晴が、鈴愛はマンガを辞めたのではないかと、うすうす気づいて心配している。

そのころ、映画監督と助監督と見られる二人の謎の男が、カタツムリのDVDを観賞。映像表現について熱く語り合っている。

また、とある家では謎の三人姉妹、藤村光江、麦、めありが季節外れになったそうめんをすすっている。

 

『半分、青い。』第82回(7月5日)感想

やっぱり昨日で終わりでよかったじゃん!?

あさイチで華丸さんが、「人見知りしてます」って言ってたけど、ホント、同感! 一方的にドカドカ新キャラ投入する、しかも新キャラ顔出しだけでストーリー動かず。見ているこっちは完全に置いてきぼり。

ポッカーン!!

大吉さんもまるで新しいドラマが始まったみたいって言ってました。二人の言葉に少し気持ちが和らいだけど…。

なんだかもうーーっっ、ついて行けない! 何をやりたいんだか見ているこっちは意味不明。そんな状態の15分間は…長い、長い、長―――い! 長かった―――――っっっ!

 

ボクテとユーコ、昨日とうとうこれで終りなのねって思って見てました。

昨日、唐突に差し込まれたトラックの荷台シーンと海辺のシーン、無駄に爽やか70年代青春シーン、こっ恥ずかくて見られたもんじゃなかったけど…

アンタ達が最後だと思ったから一応つきあって見てあげたのにさぁ!

なんだか変だけど、彼れらもイヤだなあと思いながらやってるかもしれない、最後の出番だから甘んじて受け入れて演ってるのでしょうと思って、見納めと思って見てました。

君ら、大変だったけど、どうにかここでキレイに終われるね。よかった、よかったお疲れさん…って。

…でも、また出て来たよ! いきなり!! 星野源の歌終ったら、いきなり! まだいるか!

ドラマ的には、もうボクテとユーコの役割ってとっくに終ってるよねえ!?

 

ボクテは破門されたとき、ユーコは嫁に行ったときに、本来の役割は終了してるはず。

…でも彼ら、視聴者受けがよかったから??

評判良かろうが、未練がましく二人をズルズル登場させてるから興ざめ。シーン作るのが面倒だから? ボクテやユーコを便利に使い、鈴愛や律の事情や本音を彼らのセリフで説明させる?? …うん、確かに便利だね。でもおかげで、彼らの魅力は完全に落ちちゃいました。

マンガ家編終っても、まだまだ、その便利な役割を押しつける?

鈴愛だけでなくこの二人のこともどんどん嫌いになっちゃうよー。それは避けたいんですけど…涙。

 

でもでも! やっぱり、鈴愛のアパートでの3人の会話は、もうこの人たちキライ―! となってしまいました。イヤな会話でしたね。

  • ユーコはゴボディ=ゴディバのチョコ持ってきてシッターに子ども預けるだけでセレブかい? どうせ友達は鈴愛なのに? お金持ちとの見合い薦めたり。ユーコ、セレブ自慢で物欲だけのイヤな子になっちゃったね。
  • 鈴愛はシッターや丸の内のOLに簡単になれると思ってる、身の程知らずだし。
  • なすのなっちゃん=きゅうりのきゅーちゃんにも就職試験落ちたとディスり!?
  • さらに、マンガ家やってたのは無職より悪いとか言って、とうとう自分のやってた職業までディスった。

そして「そんな私は100円ショップで仕事するしかない」という結論…。100円ショップ完全貶め!

ちなみに、鈴愛はここに引っ越すときに敷金、礼金払えたの…?

いやいや、話は戻すとして、何もキャリアが無い28歳の女子が、就職先を見つけるのが非常に厳しい現実を伝えようとしているのは分かるとしますが。でもそれをこの3人のセリフだけで表現するから、何もかもを差別しまくる結果となってしまっているのよ~!!

求人雑誌チェックして、「ヒエー、受けられるとこ、ゼロだっ!」ってなるだけでいいのにねえ! それさえも省略かい!?

おかげでこっちは、こんないやらしーい井戸端会議を聞かされて…朝から不快感。

おまけに鈴愛は、どんな困難をも明るく乗り越える元気なヒロイン、朝ドラ定番のヒロイン像を背負わされ、こんな話題をもケラケラ笑いながら話すので…おかげで鈴愛、明るく爽やかどころか、無神経で身の程知らずなヤツになってました。ちっとは職業研究しなよ!

そして、良く分らないけど突然スケキヨもバカにしたし。

そんなレベルの低い会話のやりとりの末、エリートとのお見合い話が出たら、ただのあさましい人たちとしか思えません。共感できないよぉ。

鈴愛、律、律って未練たらたらだったクセに、急に金目当ての女になっちゃった。ユーコがマンガ描けなくなって逃げるように合コン三昧してたとき、鈴愛はユーコを心配していたのにねえ。

どっちにしてもエリートは、こんな鈴愛には誰も興味を持ってくれないでしょう。元マンガ家なんてね。

 

で、斎藤工と間宮祥太朗のイケメンを投入。イケメン投入すれば視聴者は盛り上がるはずだって魂胆が見え見えですー。

しかし、すみませんー! 個人的には二人ともあんまり好きじゃないの。爽やかさイマイチだだし。

 

そして謎の家でそうめんすすってる姉妹は、キムラ緑子、麻生祐未、須藤理彩…。こんなにすごい女優さん達3人も使って、謎のドタバタ劇。女優の無駄使い。

ラストシーンで間宮祥太朗と会ってましたが、斎藤工じゃなくてこっちと恋に落ちることになるの?

この映画監督もどきのダメンズ二人のどっちかとくっつく、鈴愛には至極当然、自業自得の話よねえ。鈴愛はエリートとどっちとくっつくの!?とかハラハラする余地もないよ…ねえ???

これから、どーする?????