『半分、青い。』第75回（6月27日）あらすじ
秋風は鈴愛に見合いしてはどうかと勧めるも、鈴愛は良いアイデアが浮かんだと言う。
鈴愛がマンガを諦めていないと悟った秋風は、ネームを書いたらまず見せるよう鈴愛に伝えた。秋風塾の復活だと。
秋風はボクテの関わる出版社とコンタクトを取っていた。秋風が長編漫画を掲載することを引き換えに鈴愛の読み切り作品を掲載するよう依頼していた。
ユーコも鈴愛のネーム作業に出世払いでアシスタント業務をしてくれていると言う。
ところが当の鈴愛自信が、アイデアだけで、ストーリーが全く思い浮かばない。ネームが一切できずに、甘いものを食べまくっては寝落ちしてしまうという状況。
そんな中、一通のハガキがオフィス・ティンカーベルに届く。律からの、結婚を知らせるハガキだった。
NHK朝ドラ『半分、青い。』第75回（第13週）感想
鈴愛は、アイデアはいいけど、起承転結も作れない、オチも決まらないって…それでよくデビューできたね！？ 3年間も連載取れたねえ！
デビューでいきなり連載決まるくらいだから、よっぽどストーリー展開上手いんじゃあないかと思っていましたが？？
文化祭シーンを3ケ月引っ張って連載続けるにしても、それじゃあ全く通用しないでしょう？？？
秋風塾では何をやっていたんだろ？ あーいった、若いマンガ家を育てるには、ストーリーの組み立て方を徹底的に勉強させられるんじゃあないでしょうか？ 『いつもポケットにショパン』を書く秋風先生が師匠なんだから。好きな映画をネームに起こしてみるなんて秋風塾入門当初にやるべきことじゃね？？
秋風塾は結局は絵を描いて、恋バナしてただけだったか…！？
これまでがむしゃらにやってきた数年間についても全部ユーコにしゃべってるだけで、シーンになってないから、いきなり朝から紙パンツとか言われても気分悪いだけだった。しかも大変さが食べるヒマも、トイレに行くヒマもないって時間的な話に尽きるだけ。
マンガを創り上げるまでの内面的な悩みや、葛藤をもっと具体的に、シーンで見せて欲しかった。マンガ家についての取材一切してないんじゃないの？ 「私、ラブストーリーの神様だからマンガ家の仕事話はいーの！」 って思ってる？ 北川先生？
北川先生、くらもちふさこ先生とお友だちだから、今回のドラマでくらもち作品を使わせてもらってるって自慢してる記事を見たことがありましたが…、じゃあ、くらもち先生ご本人にもっとマンガのことを取材すればいいのに。せっかく作品をお借りしても出来上がったのがこれじゃあ失礼とは思わない？ お友だちへのリスペクトもないの？…と、大きなお世話だけど、お二人の関係まで心配してしまいますよ。
そしてしゃべるだけで余っちゃった尺は、ナゾの夢シーンを何分もかけてやって埋める。久々におばーちゃんまで駆り出してさ…そこまでする必要あるシーンだったかな？ あれ？
インク飲んじゃったっていうのも笑い取ろうとしてるんだろうけど、笑えなかった。キレイじゃないしね。
で、またまた最後に明日への引きとして、律の結婚しました手紙。
差出人の律の名前の隣には“より子”。これまで一切絡みのなかった新キャラ登場！
律をここで結婚させて、相手が清じゃあさすがに評判悪過ぎだから別の人にしとこうか～。でも手持ちキャラには対象者いないから、新しいキャラ起用するか？ って感じで、採用？ より子？
まあそりゃあね、結婚は相手がいないとできるもんじゃないからねえ～。
とはいえ、この唐突な新キャラ登場、便利に付け加えました感に「はぁ！？」でした。
まあ清じゃなくて、よかったけどね。もう二度と見たくなかったから。
でも……ってことは、清の登場した意味って何だったんだろ？ とも思ってしまいました。
視聴者全てを敵に回すような、あんだけ暴力的で不愉快なシーンやらせまくって…清のキャラどころか女優さんのイメージを散々貶めた揚句…使い捨てかい！？
律の結婚を知らせるハガキで今日はエンド。
見ている側は、律の結婚を知って鈴愛はどう揺れ動くのかを見たいと、明日の展開をついつい期待してしまいますが…きっと、またまたそんな情緒的なシーンは簡単にすっ飛ばされるか、または1行程度のセリフで簡単に説明されちゃうかであっさり終っちゃうんだろうなあ～。そんな感じで明日もまたまた空振り気分を味わうことになるんだろう。
それと、秋風先生、また取り引きしてた。マンガの世界は、コネが全てなの？ しかも、たかが鈴愛にそこまで面倒みるか？
先生やボクテのネットワーク力を使うとしたら、まずは鈴愛にネーム書かせてからじゃないの？ ネームを仕上げて、それをコネがある編集者に持ち込む、そのために秋風とボクテ奔走！ っていうのなら、コネの正しい使い方として納得行くのですがね。
このドラマのこうったコネ命の発想とか、チラホラといやらしーい印象でキライ。
要するに、今日は昨日に引き続き、いや、さらに内容がなかった。
- 鈴愛がネーム書くって張り切ってるけど描けない。
- 律の結婚しましたハガキが届く
これだけ！
ネタが書けない鈴愛のグチ話を押しつけられただけの回って感じでした。