【澪つくし】感想ネタバレ 第145話 梅木、立ち直る。私は信じないよwww

『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第145話

惣吉は銚子を去った。
かをるは駅に駆け付けたが、惣吉は言葉なく去ってしまった。

 

入兆に戻ったかをるは梅木に惣吉のことを話す。
善吉の話によるともう2~3年は帰ってこないだろうと。

梅木は
「気の毒な事をした」
と自分たちのために生まれ故郷を離れることになってしまった惣吉を思いやる言葉を口にした。

かをるは自分が惣吉をなじる言い方をし過ぎたせいだと後悔する。

そこに久兵衛がやってきた。
惣吉のことを英一郎から聞いた久兵衛は「実に清々しい話だ」と、惣吉の見事なまでの潔さを評した。

そして梅木に惣吉の気持ちを受け止めてやれと言い、
かをると梅木に夫婦仲良くするようにと諭す。

かをると梅木は外川の人間は逆恨みするかもしれないが、時間が解決するだろうと話した。

 

吉武家では、源八が惣吉が立ち去ったことに対して腹が立って仕方が無い。
惣吉のことが目障りだと言うなら、かをる達こそ銚子を出て行くべきだと。

しかしとねは、惣吉はもう子供ではない、自分はもうすっかり諦めたと話す。

そして長男である惣吉が出て行ったなら善吉が利根川丸の親方になるしかないと言った。

 

梅木は酒を飲まなくなった。
以前にもまして商売に精を出すようになり、入兆は明るい空気に。

入兆に清次が訪れる。
龍月の照子が夜逃げしたという。

かをる龍付きの跡地に近代的な工場をつくらないかと提案。
しかし、久兵衛は今は冒険するときではない、銀行も貸してはくれないだろうと言った。

 

かをるは善吉が利根川丸の親方になったことを英一郎から聞く。
惣吉には、吉武家を継ぐ意志はないということ。
かをるは、惣吉をそこまで追い詰めたのは自分だと重苦しい気持ちになった。

 

その夜、庭でアミが一人で泣いている。
アミの弟・栄二が事情を聴くと、召集された竹田からの手紙をツエが破り捨ててしまったと言う。

栄二は激怒。
栄二はツエの元に行きツエと栄二は激しい口論に。
お互い揉み合いになったところでかをるが間に入って必死に止める。

 

植木とかをるはツエと栄二に事情を聞く。
「女に暴力振るうとは何事だ!」

梅木は栄二にツエに謝れと言うが栄二は嫌だと拒否。
かをるは、栄二の姉思いは分かるが暴力を振るったことは謝るべきだと言う。
「あなた、男でしょ」

栄二は、どうにか謝った。

すると梅木はツエにも謝れと言った。
アミや栄二の過去のことを話したことは卑怯なこと、言ってはならないことだ。

そして入兆に勤める以上は陸者も海者も無い。
「分け隔てすることは私が許さん。謝りなさい」

謝るツエ。

梅木の言葉一つ一つがかをるの胸に落ちた。
梅木は立ち直り、梅木らしい優しさを取り戻していると安心した。

 

 

かをる、それでいいのー!?

惣吉さんは、銚子を去ってしまいました…涙。

惣吉さんの気持ちを思うと辛くて苦しくて…。
哀しくて、哀しくてやりきれないよー。

 

かをるもそれなりにショックを受けたようですが…。
案外大丈夫。

英一郎から善吉が親方になったと聞いて、自分が惣吉を追い詰めた…と後悔はしていましたが、でも日常生活続けてるし。

やっぱり当時の価値観だと、惣吉さんを排除するのが一番いい形だと思うんですかねえ。
もしかをるが私だったらと思うと、惣吉さんがいなくなったってところでメンタル壊れると思うんだけど…。

 

久兵衛さんも時間が解決すると喜んでたけど、なんか、納得いかないー!
「時間が解決する」は、時間で解決しないことへの伏線なのではと期待。

 

1985年当時は梅木が人気?

ツイッターで見かけたのですが、当時は惣吉さんより梅木の方が人気があったとか!

それにはちょっとビックリ。

私自身も梅木キライー!となりつつ、でも動揺プルプルの梅木に同情はしましたが、惣吉さんと梅木のどっち?と言われたら、裏のある梅木なんかよりも惣吉さんだよ、断然!
梅木、DVの可能性あるしさ。

梅木のあんな姿を見ても梅木人気がダントツだったとは…!

そこには2021年と1985年の価値観の違いが明らかに出ているのかもと。

 

1985年当時は、大多数がお見合い結婚だったはず。
LOVEより立場優先の価値観の人が多い筈だから、梅木と居た方が賢明と思うのかも。

ただ当時、柴田恭兵タイプのイケメンが目新しかったというのもあるかもしれませんねwww
澪つくしの翌年に『あぶない刑事』だから。
柴田恭兵人気急上昇の勢いに乗ったときのアンケート結果だからかもしれませんが。

 

でも、かをるの、惣吉さんがいなくなってもメンタル崩壊せず、安心して日常を取り戻している様子も、令和の今見るとモヤモヤしちゃうけど、当時の奥様方は、ホッとしていたのかもしれない…。

 

ツエさんのキャラ変は必要?

梅木が精神的に安定した様子を描きたい、梅木の評価を上げるためだというのはよーく分かるけど、
ツエさんにあんなことさせる必要ある?

竹田からの手紙を破り捨て、アミちゃんを「女郎上がり」、栄二を「強盗」って…。
そんな酷い事を…!

ツエさん、ボケが可愛かったのに、女中頭になったら態度代わるし。
器ちっちゃい系の人にはあるあるですが…。
ツエさんにそんなことやらせないでー。

ツエさんがアミちゃんと栄二に酷い言葉を言ってるの、心が苦しかったわあ~。
ただ今の感覚より、こういう言葉を投げつけることに対して鈍感だったのかもなあとも。
だからツエさんがそんなこと言うのも、今ほど心痛まずに見ていたのかもしれないなあと。

梅木、私は信じないよー!

先週のモラハラ梅木を見た私は、かをるみたいに簡単に許さないよ…www

かをるから惣吉さんのことを聞いたとき
「気の毒な事をした」
と言ってましたが…。

これも信じられないよ。
梅木がそんな、一見寛大な言い方出来るのは、惣吉がいなくなったからに他ならないから!
腹の中では「うっしっし!」て笑ってるだろう!とかもうつい意地悪く見てしまう。

栄二にも「女に暴力振るうとは!」って怒ってたけど、どの口が言う!!!とwww
梅木、この前かをるに石段のところで、手を差し伸べたかをるに、キツク振り払ってたよねえ?
手は挙げてないって主張するかもしれないけど、律子さんのことまで出してかをるを人格否定してたし。
私は一生忘れんぞー。

 

今日は一旦、かをると梅木の仲ははいい感じに回復していましたが、コレ近々壊れる?
惣吉さんが立ち去った後のかをるたちの態度にモヤモヤしている私としては、2人の仲が壊れるのを祈っちゃうー!!