【澪つくし】感想ネタバレ 第146話 英一郎に子供!?周囲を落として梅木を上げる

『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)146話

坂東家の朝食。
昭和12年2月 高神村と海上村が銚子市に吸収合併された。
坂東家の朝食時にもこの話題が。

合併して規模が大きくなると財政上融通も聞くし無駄も省けると久兵衛が言うと、
英一郎は、「だから醤油屋も合併が進んでいる」「大手と資本提携したところは次々と業績を上げている」
と地雷。
「入兆は、先祖伝来の醸造法を守るんや。余計なことを考えるな」
と久兵衛は機嫌が悪くなる。

そこに律子からの手紙が届いた。

律子北満の孫呉にいる。
律子も小浜も元気な様子。

 

飛行場が完成し、飛行学校の訓練が始まると銚子周辺の空は騒がしくなった。

 

昭和12年初夏。

ある日、英一郎がいつまでも起きて来ない。
心配してかをるが見に来ると、英一郎が悩みを抱えているようだった。

困ったことが合ったら姉として相談するとかをるが言うと、
「誰にも言わないで」
「絶対に秘密だよ」
と念には念を入れて英一郎は悩みを告白。

「俺、子供ができた」
驚いたかをるは、問い詰めると妊娠5ケ月だという。
相手は横宿の芸者。
結婚してくれとは言わないが、認知して養育費を出して欲しいと要求されたと。

かをるはきっと騙されていのではと言う。

「父さんに知られたらきっとカンカンに怒るだろうな」
と言ったところで、英一郎は久兵衛に呼ばれる。

 

座敷に向かうと、清次が英一郎の見合い話を持ってきていた。
久兵衛は上機嫌で英一郎に見合いをしろと言う。
「はい」と返事するしかない英一郎。

芸者のことがバレたら一発で破談と切羽詰まった英一郎はかをるに相談。
するとかをるは、事実を確認するために直接芸者に会いに行くことにする。

 

その夜、かをるは英一郎を励ましながら芸者を尋ねに横宿の芸者置屋へ。

女将はお願いしても、会わせてくれない。
かをるが、相手の芸者が身ごもっていることを話すと、女将はそんなのはでたらめだと言う。
芸者の言っていたことは嘘だった。
かをると英一郎はホッとするも、奥からやくざ者が店の男衆がウチの芸者にケチをつけにきたのか絡んできた。

ちょうどそこに梅木が、広敷の若い衆を連れて入って来た。
かをると英一郎は、寸でのところで助けられた。

 

梅木は、かをると英一郎の様子がおかしいと気付いて後を着けてきたのだ。
「無鉄砲だなお前は」
かをるは、英一郎の秘密を守るためだと謝る。
「ごめんなさい、あなたの顔を見た時は嬉しかった」

梅木はかをるの顔を見ないまま、照れくさそうに頷いて歩き出した。

 

 

英一郎に子供が!?

英一郎に、子供!
突拍子もないネタを持ってきたなあ~www

「芸者」
「酔った勢い」
昭和あるある、令和の今だと冗談にならないネタで…汗

純粋無垢で屈託のない英一郎が、そんなネタで貶められたよ…。
純粋で世間知らずだから、ハメられたってのは理解できるけど。
そんなことしなくても…。
癒しキャラだったんだからさ。

かをるが、お父さんに似てるって褒めてくれるかもってジョークも。
いかにも昭和、いかにもジェームスwww

しかし、かをるたんの棒っぽい言い方が、
昭和おっさんムンムンの冗談を冗談とも気付かぬうちに封じ込めてくれるので、こっちとしては、ありがたい笑
やっぱりあの沢口靖子さんの棒っぽい言い方、尊いわ~。

 

この英一郎の話は、最終的には梅木上げの材料ですよね。
昨日のツエさんに続き、英一郎も犠牲に。
あー酷いわ…。

こんな可愛い人たちを使わないと上げられない梅木ってのも、どうよwww

 

惣吉さんとの別れというヘビーな話をやって、その顛末が入兆安泰よかった、よかったで終わり。
それで片付けていいのー!?
かをる、なんで平気で生活できる?
と昨日はモヤモヤで。
今日はそれについての続きが何か…と期待していたのに。
英一郎の話をぶっこんで来るとは!
適当にお茶を濁されたような気分ですが…。

これも、海底火山かをるの、自分自身にも隠している本音が熟成されるのを待つ時間なのでしょうか…?

 

梅木の評価は…上がる?

私みたいな、ハマーとの件を絶対忘れないという人を納得させるため?
惣吉さんに嫉妬した時の態度が許せないという惣吉派の人を説き伏せるため?
梅木はDV!モラハラ!と確定した人への信用回復?

やたらに梅木上げが激しいなあ。
昭和の奥様方は、これで梅木に安心した??

でもなあ…私は騙されないよwww
しかも、ツエさん、英一郎と小物を犠牲に使ってwww

もしや、それも織り込み済みか?ジェームスは?
惣吉さんと違って、梅木は上げるときも小物仕様??笑

 

梅木が今、安定してるのも所詮惣吉さんがいないだからと思ってるし、
本当に誠実な人だったら、惣吉さんを排除したことにも罪の意識を感じて今も悩み真っ最中だと思うので
しつこいかもしれないけど、何があっても私は梅木を信じないよー笑
梅木のちっぽけさ、健気さには共感はするけど、かをるの再婚相手には疑問のままよ。

 

ちなみに、かをると英一郎を救出しにくるのはいいけど、わざわざ広敷の若い衆に乱暴させなくても。
昭和の主婦たちはキャー!カッコいいー!だったのかしら???
そこも今との感覚の違いがwww
若い衆を止めようとしない梅木を見た時、なるほど梅木も所詮広敷出身だわって思っちゃったwww

 

ただ、かをるに「あなたの顔を見た時は嬉しかった」と言われた時の、梅木には…キャアア!!
かをるの方は見ないままで照れくさそうに頷く梅木にキュンキュン!
いや、ここは梅木にじゃなくて、柴田恭兵にだからーーーっっ!!!

あぶない刑事、だから大好きだったのよーーー!!!
懐かしいー!!
また見たーーい!!!

繰り返し言うけど、梅木じゃなくて柴田恭兵にキュンだから!!
梅木にもキュンキュンさせちゃう、柴田恭兵って相当なもんなんだわー!

 

 

かをるの本心はどこに?

今日はお茶濁し回ということでwww
かをるも日常通りでしたね。
惣吉さんのことはすっかり忘れたような平和な日常。

 

梅木が助けに来てくれて、「あなたの顔を見た時は嬉しかった」と。
梅木に惚れ直した様子でした~。

すっかり惣吉さんのことは無かったことになってる。
梅木に酷い事言われたのも、すっかり水に流して仲良しで。
今の感覚なら、モラハラ梅木に対するわだかまりが残ってると思うよ…。

 

どうせジェームスのドラマですから、この平穏無事は当然許してくれないと思います。
今後のジェットコースターを強調するための平穏無事でしかないとは思いますが…。

今のかをるが本心で無いとしても、こうまで平然としているのは、令和の感覚では考えられないなあ。
惣吉さんを排除して、かをると梅木がのうのうとしてるとしか見えなくて共感できない。
ってか、かをるへの信頼もゼロになっちゃいます。
今だったら、大炎上ですよねえ、きっと。
惣吉さんのことがすっかり無かったことになってる坂東家にも大炎上だよ。

この状態を選び取ったのは、仕方が無い事としても、
なぜ誰一人心痛めてないの!?と不思議ー!!
それが昭和の感覚なのかしら…?
今のドラマだったら、久兵衛さんが陰で一人涙するシーンがあってもおかしくないところだと思うわ。

その後の惣吉さんの件についての皆の反応が描かれていない。
ここがジェームスとはいえ、当時のドラマの未熟なところかしら??

ただ冒頭の、律子の手紙を受けてのかをるの心情のナレーション
「父の言う通りだとかをるは思った。
心の目はその場にいない人の事を見ることができる。そして目の前に居る人が見えないこともある」
これは意味深な言葉…。
そのときのかをるたんの表情も意味ありげ…。

きっと本心を見事に隠しているのよね、今のかをるたんは…。

恐らく惣吉さんへの気持ちを封印していて、自分でも気付いてないんでしょうけど。
きっとかをるの中で海底火山のマグマが次第に上昇してくるだろうと思う。
それを期待。

 

そして最後は、久々の恋あら!!!
恋あらが入るタイミングは、これもドラマ展開に組み込まれたものなのか、ただの尺埋めか…?

ただ、今日は恋あら2番。
「割れてせつない貝殻ひとつ…」
離れ離れの恋人同士のせつない思いを歌ったもの。

これは、かをるの惣吉さんへの思い?
そうであることを願いたいです。