【澪つくし】感想・レビュー・ネタバレ 第42話 沢口靖子と川野太郎、ダブルの棒でピュア絶大

『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第42話

 

惣吉の船・利根川丸が遭難したと聞いたかをるは何もかも忘れて家を飛び出した。
かをるは無我夢中で外側の吉武家に。

浜に向かうと、とねと善吉がいた。
必死になって惣吉の安否を聞くが。
とねと善吉はどこの利根川丸かと…。

惣吉が遭難したという話は実は律子のウソ。
律子はかをるの本心を試したのだった。

入兆ではかをるの不在に気付いた久兵衛がカンカン!

律子のウソでかをるが外川に行ったと知った英一郎はオロオロ。
吉武家に電話しようかと言うが、律子は放っておけと。

無事に惣吉に会えたかをる。
夜の浜辺で二人きりになった。

かをるは惣吉に自分の思いを告げる。
「妹なんて…イヤ!」
惣吉はかをるを抱きしめ、二人は初めての接吻!

かをるは無我夢中で外川へ

律子に利根川丸が遭難したと聞いたかをるはビックリ!
何もかも忘れて家を飛び出します。

走る、走る、走るかをる!

吉武家に着くと、女中さんに惣菜の安否を詰問!
腕を掴んでガンガン揺らして、スイカを落とさせるー。

かをるしゃん、ちょっと落ち着きましょ笑
遭難騒ぎがあったら、あんな鼻歌歌いながらスイカ持って歩いてないから~笑

アレ?自分浮いてる?なんてことに気付く余裕も無く。
さらに浜へ向かって走る。

かをるの真剣な表情が胸に迫ります。
演技は未熟かもしれないけど、この棒だからこそリアルさが増す。
普段は感情を露わにすることがない不器用な女の子が必死になってるっていう感じが伝わってくる。

BGMは律子さん演奏のショパン『革命のエチュード』。
やるなあ。
“革命”、そう、かをるの中で始まった革命。

 

利根川丸の遭難は、律子のウソ

ラジオで利根川丸の遭難のニュース、もしかして律子のウソ?と昨日チラッと思いました。
でも、惣吉が夢枕に出ていたから、やっぱりホントでしょ!と疑わなかったのよ~。
あーいきなり惣吉さん、死んじゃうの?行方不明に?
韓流ドラマみたいな展開なんだーっとすっかり信じていましたが…。

やっぱりウソだった!
いろいろ裏切ってくれて嬉しい。

かをるの本音を確認しようと試したウソ。
やるなあ!律子さん。

結納が2日後に迫る中、ベルトコンベヤーのようにサクサク決められていく縁談にストップをかけようという。
律子さんらしい救助法。
かをるは自分の本心にも、このまま結婚したらとんでもないことになるってことにも自覚がなかったから、ギリギリのタイミングでの荒療治。

見ているこっちもハラハラドキドキして面白いからありがたいわー。

 

惣吉さんは、漁師のプリンス

浜で、とねと善吉と惣吉の帰りを待つかをる。
双眼鏡で見てみると、海の向こうからイワシ漁船の一群が!

「イワシを取るイワシ漁の船は焼玉エンジンの網操船2隻と手漕ぎ船3隻からなっていて、これを例えば『利根川丸1ケ統』と呼んだ。
網繰船にはそれぞれ12,3名が乗り組み巨大な網を張ってイワシを取るのである」

醤油屋に続き、イワシ漁業の人々の仕事ぶりを見せてもらえるのも興味深い。
海の向こうに漁船の一群が見えてくる様子も感動。
はためく鮮やかな大漁旗、カッコいーい!

船の上で仲間を従え悠然と立つ惣吉さんは、まるで漁師のプリンス!
いやいやカッコいいわー。
さすがのイケメンぶりです。
まあこの爽やかさなら、誰でも一目見て心奪わえるわね。

浜に着くと魚の行商らしい人々が次々とイワシを貰っていきますが、この中に魚屋おしんがいるんじゃね?とついつい捜したくなる笑。
でも、おしんは銚子じゃないもんね。

善吉に言われてかをるの方を振り向いた惣吉さん。
目にはうっすらと涙が。
かをるの目にも…。

恋する二人の表情が素敵。

 

「海底火山が爆発するかどうかの瀬戸際」by律子

英一郎、久兵衛がカンカンになっているのにビビり。
吉武家に電話しようかとハラハラ、オロオロ。

それに対して律子は、もう子供じゃないんだから放っておけと言う。
姉さんは無責任なんだから!って英一郎怒ってるけど…。
おいおい英一郎、そもそもかをるを最初にけしかけたのは、アンタだったでしょ!爆

でもね、確かに律子さんの言う通り、英一郎はまだ分かってないのよね。
恋のエネルギーのスゴさを。

英一郎はまだ恋に恋するレベルのお年頃だから、かをるをけしかけられた。
結婚前の思い出に…みたいな言い方だったし。
本当の恋はそういうわけには行かないということをまだ知らない。
だから、いざ久兵衛がカンカンってなるとハラハラ。

恋のエネルギーを思い知っている律子さんは、だからこそかをるに向き合って来い!と荒療治。
で、周りがどう騒ごうとも、放っておきなさいと涼しい顔。
「海底火山が爆発するのかどうかの瀬戸際よ」
うん、律子さん、粋だわー!
でも半分以上面白がってるよね~www

 

かをると惣吉、いつにも増して棒!

夜の浜辺でのかをると惣吉のシーンがおもろい!

初めての若い二人だけの長いシーンだから?
キスシーンもあるから?
2人ともガッチガチに緊張してる?

いつもより棒が目立つ笑

かをるが惣吉さんに自分の夢がどんな夢を見るかと聞きますが、惣吉さん、「いろいろ」だと。
え!?いろいろ…?
もう、ジェームス!
「楽しい夢もある。苦しい夢もある」
あ…そっちか。
でも、苦しい夢でも見ないよりましと言われたときのかをるの嬉しそうなお顔ったら!
キラキラ…!
なんて愛くるしい!

そして、かをるは惣吉に結婚が決まったことを報告。
「お見合いをしましたが、とても好きになれそうな人じゃありません。どんな顔かも忘れてしまいました」
おいおい、そこまでの言い方って…かをる酷いな笑
棒な言い方が一層残酷。

明後日には結納、年明けには結婚すると説明。
「私の意志に関係なく、どんどん話が進んでしまったんです」
…って、かをるしゃん、アナタがお父様にお任せしますって言ったのよ~完全に責任転嫁笑

幸せになれよって言う惣吉さんに、そんなことしか言ってくれないのか、もう会えないのに、と本日は、かをるがグイグイ!
妹になるんだから会えるよと惣吉が言うと、
「妹なんか…イヤっ!」
わあこの表情!
沢口靖子さん、だから棒と言われようが、いいのよ!
イヤ!この棒がたまらなく魅力的なのよー!!

で、このイヤ!からの抱擁→接吻!
えーーー!この時期から朝ドラでキスシーンやってたんだあ!
桜田淳子だけだと思ってたら沢口靖子まで!
ビックリ。

この2人のシーン、川野太郎さんも結構棒だねwww
でもこの棒が、若い二人の不器用さ、純粋さに見えて、それがむしろリアルで好印象。

だから素敵な2人のキスーシーンにキャーーーっ!ってなっちゃう。

いやあこれで今週は終わり、来週へなんてもう楽しみでたまらない!

かをるは、朝帰りなんだろうかー?笑

久兵衛はカンカン!
どうやってかをるは帰宅する?
どこまでバレる?
来週は修羅場の週なのね~。
そしてどうやってかをると惣吉は結ばれるんだろう?

ワクワクして月曜まで待てないーっ!