『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第88話
早朝かをるはこっそり家を抜け出してお百度参りをしていたが、かをるがいないことに気付いた惣吉に見つけられてしまう。
一体何を祈っているのかと惣吉が聞くと、かをるは子供が欲しいと答えた。
かをるは結婚して二年になるのに子供ができないので心配。
気にしなくてもいいと惣吉が言うが、かをるは周りの目が気になるとも言う。
惣吉は、とねにかをるを傷つけることを言ったのではないかと詰め寄るが、とねは孫の顔が見たい程度しか言ってないと言う。
かをるは自分の思い込みかもしれないと取り下げた。
とねは、かをると差しで話がしたいと惣吉は席を外させた。
かをると二人きりになると、豊里村の菅原神社に子宝石があるからお参りするといいとアドバイス。何事もクヨクヨ自分で抱えちゃダメと言うとねの言葉にかをるも笑顔になった。
古川家には清次が訪ねに来ていた。
清次は、るいがなぜ久兵衛の後妻になることを拒むのかと納得がいかない。
るいは、自分が入兆に入ることは荷が重すぎる、そっといておいてくれと言う。
しかし、清次はなおもしつこい。
後妻に入れば清次も大きな顔して入兆に出入りできるというるいの皮肉を否定しつつも、入兆の財産は途方もない額だろうと欲の張った発言。
するとるいは、そう言われるのが一番イヤなのだ!と怒りだした。
かをるはツエを伴いさっそく豊里村の菅原神社へ。
宮司に子宝石を持ち祈願するよう言われたかをるは目を閉じ一心に祈る。
その頃、入兆では久兵衛の妾の照子が久兵衛に会わせろとやってきた。
小畑、ハマが対応するが、あまりの失礼な態度にハマとケンカに!
かをるは神社の帰りに外川の駅で英一郎と梅木に偶然会う。
英一郎は律子を連れ戻しに東京に向かうところだった。
律子が小説家の河原畑と一緒に暮らしていると知った久兵衛がカンカンなのだそうだ。
律子はあんなに軽蔑していた河原畑なのにどうして?とかをるは驚いた。
盛りだくさんな展開にワクワク…
ああ、会えて嬉しい~!
やっぱり、入兆の方が上品なんだもんー笑
それと個人的には小畑さんに会えて嬉しい!!
ずんこさん、お留守の間も何かとやらかしてくれてー!
ありがたいわーwww
豊里村 菅原神社の子宝石
今は銚子市内となっているようですね。(ウィキペディア「豊里村(千葉県)」)
別名子宝神社と呼ばれているそうです。
この菅原神社、とねさんが言っていたとおり「天神様」と呼ばれて地域の人々に親しまれている神社のようです。
すごく大きい神社というわけではないけど、いかにも歴史があって地元の人の信仰が厚い神社といった佇まいです。
こういった神社をドラマの中で扱って貰えて銚子の皆さんは嬉しかっただろうなあ~。
登場人物が本当に当時を生きていた人かのように感じられます。
昭和5年11月14日の浜口雄幸首相が東京駅で狙撃された事件が時代背景としてナレーションされていたので、かをるがお参りしたのはちょうど11月25日だったってことかも。
そこらへんも計算の上とはすごいな!ジェームス!
乙女なるいさん!
ってプンスカ怒って部屋を出てっちゃいました。
るいさん、可愛い…。
今更入兆に入るのは面倒くさいからでも、筋を通す人だからでもなかった。
るいさん、純粋に久兵衛さんLOVEだったんだ…!!
だからこそ妾でいいんだと、敢えて妾の立場を選んでいるのがるいさんだった、ということ!
愛のために生きるの!
るいさんは、恋する乙女のままだったんだ…。
40代の乙女。
美しい加賀まり子さんが、演じるにはピッタリの役どころ。
でも苦労が多い久兵衛さんだから、そんな一途に愛してくれる人がいてくれるなら、それはそれでこっちも嬉しいですよwww
小畑さんとハマーがいい!
小畑さん、いつもキイキイしたシーンでも決して動じない、テンポを変えない感じが好き。
そしてのっそりとして、銚子の訛りの入ったいかにもおっさんな話し方も好き。
「いねえよ」
「嘘でねえってば」
「待っても無駄だね。待ってもお会いになんめえよ」
だし。
「まあまあまあ…」
「やめねえか」
って入ってきて。
言葉は呑気だけど、毅然と照子を追い出すし。
照子が、久兵衛に言いつけてやる!って言うと。
「ああ言いつけな、言いつけな」
「ああ、そうかい、そうかい」
ってなだめるようなのんびりした言い方しながら追い出しちゃうし。
で締め出したら
「おととい来やがれ」
「塩まけ」
なんかカワイイし、でも迫力あるし。
別に大したことないシーンっちゃシーンなんだけど、なんか…見ごたえがあるのよっ!
普通の人がやったらただの脇役の仕事ってことで、ただの一つのエピソードに過ぎないんだけどなんか惹きつけられる。
高品格さんってすごい役者さんだったんだなあ。
当初は怖い、嫌いなハマーだったのが、今は会えて嬉しいになるとは!
店は小畑、奥はハマーと、この2人がいるから入兆は安心!
入兆は優秀なスタッフに恵まれてるなあ~と見ているだけで自然に思える。
この雰囲気作りもすごいなと。
最初、ハマーが来た時、小畑さんも面倒くさがってたけど、いつのまにかお互いいるのが自然な感じになってるのもいい。
こういった職場の空気感もすごくいいなあと。
律子は河原畑と同棲!?
おかげで久兵衛さんは激おこ!
連れ戻して来い!と言われて英一郎は東京へ。
水橋がらみで河原畑はカモフラージュなのでは?と思いますが…。
早くこの件を見たいわー!