【『澪つくし』感想ネタバレ】第18話 夜中、猫の鳴き声に誘われて…科捜研は見た!

【澪つくし】第18話 あらすじネタバレ

入兆に警察が来た。
警察官は天皇の服喪中にピアノの音は不謹慎と律子のピアノをやめさせるよう警告。
しかし久兵衛は、律子の弾くピアノは芸術。
取り締まるべきものではないと毅然とした態度で断る。

 

古川家には、かをるの友人の由岐とみずえが。
千葉師範学校に入学するみずえの送別会にもかをるに出席して欲しいと。
かをるに知らせはするが出席がかなうかどうかと口ごもるるいに、
みずえは、かをるが律子の人力車のお付きをしていたのを目撃したと報告。

かをるが女中扱いをされていると由岐とみずえは心配。
姉が妹を女中として従えるなんてとツエは怒る。
るいも、行儀見習いの一環であると言いつつ不安を隠せない。

 

入兆に、水橋信吾と名乗る男が雇って欲しいと訪ねて来た。
神田の印刷工場で働いていたが印刷会社が倒産し、銚子に流れて来たと言う。
頭の神山は恩赦組ではないかと勘繰るが、水橋はそうではないと。
神山は雇うことにした。

 

かをるは律子の部屋に呼ばれる。
今日の律子は、優しい。
雑誌や映画の話をしてくれ、今度一緒に映画を観に行こうと誘ってくれた。
さらに花見に着て行くようにと銀座であつらえたワンピースをお古にくれた。

律子は、遠慮して離れていると優しいが、気を許すと突き放すような態度を取る。
かをるは律子との距離の取り方に戸惑っていた。

 

入兆では花見を開催。
かをるは律子に貰ったワンピースを着て出席。
宴もたけなわとなったところで、芸者を連れたヤクザ者が入兆の花見の席に絡んできた。
威勢のいい奉公人たちはすぐにキレて、あっという間にケンカに。
花見の席はメチャクチャ。

その晩、かをるは外から子猫の鳴き声が気になって眠れない。
猫を捜しに庭に出ると、律子と水橋が抱擁しているところを目撃してしまう。

 

 

 

【澪つくし】第16話 感想

久兵衛、るい、律子…キャラクターが興味深い

津川雅彦さんの着物姿、カッコいいなあ。
正座する時の所作がすごく自然で、この世代の役者さんたちは着物が身近だったのよねと実感する。

女中のみねさんに羽織の紐を整えて貰っている間も、
久兵衛さんは廊下の拭き掃除をしているかをるを愛でるように見守って…優しいパパ!

 

床の間のある部屋。
火鉢が合って、庭を挟んだ向かい側には蔵が見えて…
当時の家の様式を忠実に再現したセット、いいなあ~。

律子さんの部屋も素敵。
和室にピアノとテーブル、西洋の調度品が置かれている部屋も
いかにも昭和初期のオシャレなお部屋って感じで見てるとワクワクします。
私の祖母は律子さんの世代に近かったと思うのですが、
とてもハイカラだったみたいで、東京までわざわざオペラとかお芝居を観に行っちゃう人だったと聞いています。
私が物心ついた頃にはもういなかったので、直接話はできませんでしたが…。
だから律子さんを見ながら、祖母もこんな感じだったのかなあ?と思いながら見入ってしまいます。

 

そして津川雅彦さん演じる久兵衛さんは、
警察に律子のピアノを不謹慎だと警告されてもあれは芸術と一蹴。
久兵衛さんもただの田舎の醤油屋じゃないのね。
紀州と銚子をまたいで活動している実業家なんだもの。
旧家の家の主ではあるけど、
見聞が広く新しい考えにも柔軟に対応できる能力はありそう。
かをるの今後、律子の今後をどう受け入れるのか。
敵?味方?
どっちに転ぶのか、まだまだ見えない興味深いキャラクターですねえ!
津川雅彦さんカッコいいし。

千代さん、るいさんの関係も然り、律子もそう。
ジェームス三木作品って、キャラクターがステレオタイプでなく深みがあって面白い。
役者さん達にとっても想像を掻き立てられて肉付けして行くのが面白いんだろうなあとしみじみ。

 

花見でケンカ!このすぐケンカになるドタバタは昭和テイスト?

花見でヤクザ者が来てケンカ!

花見の席で漁師の吉武一家と鉢合わせ?
醤油屋VS漁師のケンカになるのかなあ?
そこで惣吉さんに会っちゃうのかなあと思ったけど、
まだまだ対面は無し。
ジェームスはそんなに甘くなかった。
まだまだじらしてくれるらしい。
そうよね、久兵衛の登場も、惣吉との再会もアレだけじらしてくれたんだから!

醤油屋の奉公人は、威勢が良くてケンカっ早いところを見せたいんだろうけど、
いつもいつも、あまりにもすぐにケンカになり過ぎる…汗。

ヤクザ者の絡み方も、
「醤油くせえ~」
「貧乏くさいお花見!ケチなお弁当!アハハハハ…」
…って小学生みたいな貶し方www

で、奉公人が投げた草履がヤクザ者の顔に当たると
唐突に全員ファイト!!
…え?これでいきなり?

んで皆でメチャメチャのグチャグチャにケンカ。
ケンカ演技そのものが、まだ稚拙でドタバタで品が無い。
令和の今では、こんなもの絶対流せないだろうなあというレベルで。

こういった演出も、令和の今は随分と進化しているというのがよく分かる。

さんまはどさくさ紛れに芸者に襲いかかろうとするし。
もうNGだよ!タブーだよぉ!
で、今日もさんまはストーリーには絡まず。

明石家さんまの起用、当時ひょうきん族で流行ってたから話題作りだけだったの?

 

律子さんのねっとりラブシーン。科捜研は見た!

寺泉憲さん演じる水橋は、醤油屋の職人には似合わない上品さ。

印刷工場に勤めてた。
恩赦組の疑惑。
ときたら、社会主義かも。
律子さんといい仲になる?
…と思ってたら既にデキてたっ!
律子を追いかけて入兆に潜り込んだのか。

いきなりねっとりの抱擁シーン。
しかも自分の家の庭だよ…!!
朝なのに…
ジェームス、刺激強過ぎだよ…!

まだ16歳のねんねのかをるさんには刺激強過ぎよねえ。
目が離せないかをるさん。
科捜研は見た…!

しかしシナリオ、猫の声が聞こえて庭に出る…って
猫だから!
猫!!
なんとも文学的ではあるが…なんて生々しい!
ジェームス、濃すぎるわっ!

きっと二人はかけおちするんだろうなあ。
近代文学のテッパン。
律子さんにひと目惚れしちゃってる村田雄浩さんはどう出るんだろ!?

そして最後の
「来週もこのつづきをどうぞ」byNHK
が何とも昭和臭くて笑える!!

 

『澪つくし』 第16話
作 ジェームス三木

音楽 池辺晋一郎

【出演】

古川かをる…沢口靖子

坂東律子…桜田淳子

梅木健作…柴田恭兵

若林ハマ…根岸季衣

弥太郎…明石家さんま

小畑兵造…高品格
神山平六…牟田悌三

水橋信吾…寺泉哲章
坂東英一郎…鷲生功

三島由岐…高橋珠美子
瀬田みずえ…香川三千

馬場ツエ…鷲尾真知子
小浜…村田雄浩

早苗…速川明子
竹田…葛西和雄
赤川…吉村直
猪熊…高野嗣郎
今西…加藤善博
殿岡…重松収

玉利警部補…鶴田忍
進藤巡査…海一生
桑原…狭間鉄

秋山武史
岡部征純
麻ミナ
須和田聡
七瀬けい子
西巻映子
小山由美子
下村享司

保科三良
荒瀬寛樹
秋葉和夫
小野寺尊子
佐々間茉知子

若駒
劇団いろは
早川プロ

古川るい…加賀まりこ

坂東久兵衛…津川雅彦