【『澪つくし』感想】沢口康子の完璧な美しさにうっとり!冒頭の濃いポエムにはビックリ!

 

2020年9月21日よりNHK BSプレミアムで『澪つくし』再放送が始まりました。

 

この『澪つくし』は1985年前期の放映。
ナナコロビヤオキは高校3年生でした。

 

学生だったのでリアタイでは見られませんでしたが、
ナナコロビヤオキの中ではこの『澪つくし』は歴史的にスゴイ!
伝説の朝ドラ!って印象があります。

 

当時、母が夢中になっていた記憶があります。
母が沢口靖子さんのことを「可愛い!キレイ!」って超絶ベタ褒めしてたし、
ドラマの内容自体にもかなりハマってて、
ご近所さんや親戚のおばさま方がお昼どきに家にちょうどいたときには皆で見て盛り上がってたのを覚えています。

 

ナナコロビヤオキは、途中から見ても内容も分からないので着いて行けず、
「…なんか盛り上がってんな」
と母達を見ながら黙々と昼ご飯を食べていた記憶が…。

 

そして世の中的にも『澪つくし』は社会現象のようにブームとなっていたと思います。
沢口靖子さんも美人女優として押しも押されぬ地位を獲得したという印象があります。

 

調べると当時最高視聴率55.3%を叩きだしていたようですね~。
なるほど。ナナコロビヤオキの記憶は正しかったんだな。

 

1983年の『おしん』が62.9%。
そして2年後の『澪つくし』が55.3%。
で、『澪つくし』の前に再放送してた『はね駒』が49.7%。

『おしん』に続き、この『澪つくし』、そして『はね駒』と
たたみかけるようにスゴイ視聴率を叩きだしていたのですね、朝ドラは。

NHK朝ドラは日本のテレビドラマの最も老舗だと思います。
そういった状況から既に国民的なドラマ枠ではあったと思いますが、
朝ドラスタート当初と頃なり、テレビ局も増え競合番組も増えたり、他局でもドラマ制作されるようになっての1980年代。
ここで畳みかけるように高視聴率を挙げたのは意味が合ったでしょうね。

おかげでNHK朝ドラのブランド力は名実ともに不動のものになったということか~。

…しかし、そのおかげで未だに視聴率に振り回されているワケでもあるか…www

 

そんな感じで、当時リアタイできなかったにも関わらず、
名作!伝説の朝ドラとして印象強い『澪つくし』。

 

コレが一体どんなドラマだったのか、
実際に見て確かめられる~と楽しみに視聴し始めました。

 

沢口靖子さんの美しさにうっとり!

 

当時、母も周りの大人たちも「キレイキレイ!」とベタ褒めだった沢口靖子さん。

今もキレイだけど、どれだけキレイだったんだろう?
あの時の評判の真偽はいかに…?と興味津々でいましたが…

ホント!キレイ!

お肌も透き通るようにキレイだし、
つぶらでキラキラした瞳も印象的。
そして鼻筋がスッと通って…
見事に左右対称!な均整の取れたバランスのお顔立ち。
なんというか…完成度の高い美しいお顔…!!!!

「お人形さんみたいね」
という褒め言葉がありますが、この褒め言葉は、
こんな感じに美しい人のためにあるのよね~とか思いながら
沢口靖子さんのお顔にうっとりと見とれてしまいます。

その美しさは、もう本当に絵画のようで。
白黒映画時代のヒロインに匹敵する美しさだなあと。

でも完璧だからといって、冷たい感じではなく。

儚げではあるけど、どこか愛くるしい感じがあるので、
親しみを覚える。
そしてついつい見入ってしまいます。

うん!
大正、昭和の純文学のヒロインのイメージにピッタリ!!!

 

だから抜擢されたんだなぁ~!
この美しさ、希少価値だわぁ…!!!

沢口靖子さんがアップになる度うっとりと見てしまいます。

いくら女優さんでも顔だけでここまで惹きつけることができるって無いと思う!
うーん沢口靖子さん、逸材なんだわ!と実感…!

沢口靖子さん当時は棒と叩かれていたみたいだけど…

しかし、沢口靖子さん、当時は演技が棒だと散々叩かれていたみたいですね。

 

今はもちろん素晴らしい女優さんですが、デビュー当時はそうまでボロボロだった…?
と、その点も興味津々に思いながら見ましたが、

言われるほどじゃないと思いました。

 

むしろナナコロビヤオキは、第1回目の冒頭の絵のモデルになっているシーンで惣吉さんを一目見て胸キュンした瞬間の目の表情にはこちらも胸キュン。

美しいお顔であんなに切ない表情されたら…もう心に刺さりましたよー。

ナナコロビヤオキはまず初めて第一回目を見たときは、当時棒と言われていたこと自体も知らなかったので、そんなことつゆとも思わず、「わぁ繊細な演技するわ~」と感心したくらいでした。

 

ということで全然棒とは見えなかったし、
別に今の若い女優さん達と変わりない気がする。
…ってことは、今の女優さんのクオリティが堕ちてるってこと?笑
いやいや、そんなことも決してないと思うけど~www

 

本日第5回目まで視聴しましたが、ときどきセリフのやりとりにたどたどしさを感じるところがチラチラ…と見られるところがありますね、確かに。
今後ドラマが進むとそういった部分が目に着くようになって行くのかなあ?

でもだからと言って、不快感を覚える程のものでもないと思う。
むしろ初々しさとして、
このヒロインのイメージに重なるからいいんじゃない?くらいで。

 

もしかして、当時棒と叩かれてたのは、沢口靖子があまりにも可愛くてドラマの内容も良かったから、唯一の突っ込みどころがデビューしたての沢口靖子の演技力だったってことかも…??
なんて勘繰りたくなるくらいです。
そのくらい別に気にならない。

 

冒頭からの濃い~い!ナレーションにビックリだけど…

 

このドラマ、いかにも昭和っていうのかな~。
冒頭からの昭和感に愕然としました(笑)

 

まず画面はいきなりの荒波だし。
ドラマの舞台が千葉銚子の漁港だからですが、東映のオープニングを彷彿とさせるような、ザザーンッ!って荒波が!

これ「東映」?そろそろ「東映」の字が出てくる…?動揺しながら見ていると
荒波を背景に情熱的なポエムが始まります…。

 

恋は危険な訪問者である
人を傷つけ鎖につなぎ熱い涙を流させる

時には甘い顔をして油断させ突然不幸の海に突き落とす

しかし人は誰でも恋を待っている。
恋に巡り合わない人生は空しく、淋しい。

 

…お…おぅ…。
なんだか令和の今には考えられない濃い始まりだぜぇ…汗

その濃さにビックリしちゃってついつい書き留めてしまいました(笑)

 

そして、今のドラマに比べたらナレーションも多い。
だからといって、ムダに多いとは感じないけど。
でも恥ずかしいくらいベタベタにナレーションが多い。

『澪つくし』の時代設定も内容も全く知らないまま視聴し始めたナナコロビヤオキとしては、この濃いポエムとナレーションの多さにちょっと驚きました~。

 

しかし、このドラマの設定は大正の終わり。昭和元年。
大正デモクラシー、近代文学の時代です。
それで、「恋は危険な訪問者である」といきなり来るので純愛物らしい。

ってことは、日本の近代文学、夏目漱石や武者小路実篤、有島武郎とかの
純愛小説の雰囲気をドラマで再現しようということ?

となると、
このナレーション、確かに近代文学っぽい。
そして東映みたいな荒波の映像も、白黒時代の昭和の映画っぽい。

1985年当時にとっての「古き良き」を徹底再現しようという試みだったのか~と解釈。
なるほど。

というと、この沢口靖子のお人形さんのような完璧な美しさがなんともマッチします。

そして棒と言われた沢口靖子さんの、セリフの言い方は、白黒映画時代の小津安二郎映画に出て来る女優さんみたいにも思えてくる…。

 

なるほど!
80年代に大正昭和の「純文学」の世界を完全映像化しよう!と試みるときに、
沢口靖子さんの存在は、その美しさも未熟さも全てひっくるめて理想的だった!ということなのでしょう。

 

澪つくし の意味は?

「澪つくし」って、あらためて何だそれ?と思い意味を調べて見ました。

 

「澪つくし」とは、
澪=航路に、串=杭を打って立てた水路の標識だそうです。
澪に突く串→みをつくし
ってことらしいです。
要するに、船の道標となる標識のこと。

さらに和歌では「身を尽くし」に掛けて用いるとありました。

Goo辞書より

 

なるほど、
銚子の漁港が舞台だから海を連想。
そして人生の航路という意味も重なる、
さらに、
身を尽くし…
すごーーーい!

素晴らしいネーミングセンス!
響きもキレイだしね…。

タイトルにふさわしく、一途な恋の物語ということなのでしょう。

それを超絶美しい沢口靖子さんが演じたら…
御伽草子のような美しいお話になりそうですよね、確かに。

 

古き良き昭和ドラマ、古き良き朝ドラ!
この良き良き♪を思う存分堪能したいと思いますー。