NHK朝ドラ『まんぷく』感想 第146回(第26週) 「行きましょう!二人で」 まんぷくヌードル完成も100円は高すぎる!?

『まんぷく』第146回 ( 3月25日)あらすじ

※ネタバレ含みます。

ついにまんぷくヌードルが発売。
可知谷、野呂から電話が入り、
美味しい!
60歳であんなすごい物を作りだすとは大したもんだ!
と大絶賛。

 

しかしまんぷくヌードルの売上は伸びず、
売上実績は当初の目標の3分の1に過ぎない。
CMも多数打ち、告知もぬかりなく
食べてくれた人は皆美味しいと大絶賛してくれているのに…。
やはり値段、100円という金額設定が高過ぎるのかも。

どうしたら売れるようになる?
それが見つからないと今の状況を打破することができない。

 

発売から2週間経ってもまんぷくヌードルの売上は伸びず。
福子は、眼鏡で仮装してスーパーに行き、
まんぷくヌードルのさくら兼市場調査。
すると、やはり主婦層には100円は高過ぎて受け入れられない様子。

 

名木はまんぷくヌードルが売れないのは自分のデザインのせいだと気にして号泣。

 

神部わんこもさすがに弱気。
100円はやはり高過ぎるとぼやき出した。

 

白薔薇ではまんぷくラーメンのときと同じく、
まんぷくヌードルを100円のままでメニューに。
しかし、まんぷくヌードルはまんぷくラーメンの時とは違って注文がない。
アキラの予想としては、
カップにお湯を注ぐだけというのが“手抜き料理”と思われて受け入れられないのかも。

 

鈴の夢枕にはまたまた咲が。
「お母さんももうすぐこっちに来るんやから」
と咲が鈴に意味深なことを言う。

 

一方、まんぷく食品では激震が走った。
まんぷくヌードルを取り扱う全てのスーパーや小売店が
値引きして販売すると言い出した。

まんぷくヌードルがいかに画期的か分かってもらうには
購入してもらわないと始まらない。
少なくとも最初は値を下げるべきだと言う、
真一、神部、岡、の意見を萬平は断固拒否。
「安い値段で売り出したものを、また値上げできますか!?
神部くんも自分たちの作ったものにもっと誇りを持つんだ!」

そして萬平はスーパーや小売店ではまんぷくヌードルを売るのはやめると言い出した。
「100円でまんぷくヌードルを買ってくれるお客さんは必ずいるはずだ!」

 

 

『まんぷく』第146回( 3月25日)感想

 

とうとう最終週となってしまいました…名残り惜しい。

おはよう日本高瀬アナウンサーが言ってましたが、まだまだギリギリまでいろいろあると。
先週あさイチでも安藤サクラさんも、まだまだ!って言ってたもんね。
最後までじっくり見せて頂きましょう~。

 

加知谷さん、まだクランクアップじゃないんだよね?と出番を待ってましたが、
今日久々の。
そしてこれで最後?
まんぷくヌードル早速食べたって電話連絡してきてくれて。
可知谷ともいい関係でつながることができてよかったねえ。

心を入れ替えてチンドン屋さんをやっていた可知谷さんも
社長と呼ばれる立場になって…。
可知谷さんもきちんと自分の居場所を見つけて、
いや自ら自分の居場所を作り出して
ここまでやってきたということが垣間見えて嬉しかったわ。

当初の萬平さんへの嫉妬メラメラもなくなり…。
自分らしい生き方ができていれば、
嫉妬心に支配されることってないんだよねえと、
可知谷さんの笑顔と祝福の言葉を聞きながら噛みしめていました。

しかし、可知谷さん、愛之助の年寄り演技、
上手いけど、いかにも歌舞伎役者っぽい(笑)

 

可知谷さんに続き、野呂さんと懐かしい面々が出てきた。
終わりの予感…淋しい。

 

野呂さんも、ホントすごくいい人で好きだなあ。
恋敵だった萬平さんのことを素直に祝福して、さらに
「最初から僕の出る幕はなかったんだなあ」
なんて言えるんだから。
福ちゃんに完全片思いだったのに、
その思いをすっかり乗り越えて笑いに変えて、
いいお友だちづきあいを続けられてる。
これってすごいこと!
野呂さん、実はこの人、最高に爽やかで男前!!
この野呂さんがモテないはずはないんだけど…。

 

で、まんぷくヌードルは食べてみた人には大絶賛なものの、売れ行きはさっぱりで。

名木君は泣いてたー(笑)。
そうか、こう来るか。
そういう意味でデザインは忠彦さんではなく、名木くんでもあるのねー。
忠彦さんがデザインしてたら、
自分のデザインのせいか?ってなるときにムダに重苦しくなってしまうし。
そしてまずは若者の間でヌードル人気に火が付くことになるので、
デザインは若者の一人である名木くんじゃないとだし。
なるほど。

 

若者の感性という点で、
幸ちゃんのサイケな服装も重なっているのよねー。
鈴さん、福ちゃんたちには到底理解できない感性。

 

萬平さん、
スーパーや小売店から値引きを要求されても値引きだけは断固拒否していましたが、
これすごーい自信だよ!
こう言い切れること自体が才能だと思います。

一見無茶なこと言い出したーっ!!
って思っちゃうけど、
萬平さんは値段付けが間違いじゃなくて
ターゲットが違うんだ!ってピンときたってことだよね。
普通は真一さんや、神部くんたちみたいに右往左往して、
やっぱり値段付けが間違ってたーって思うはずだよねえ。
この時代、小売店やスーパー以外で食料品を売ろうってこと自体ヘンで
あり得ないことなんだから…。

萬平さんは、金額設定を、ただ買ってもらうための適正価格を考えているのではなく、
「価値」をつけるという意味で、
真一さん達よりももっと深い意味で捉えているのね。

…とは言っても、こんなに思うように売れない状況では
誰もが値付けが失敗したと考えるでしょうー。
私たちは未来の人で結果を知っているから
「萬平さん、なるほど!英断!」
とのん気に感心して見ていられますけどねえ~。

 

皆がまんぷくヌードルを買ってくれない理由は、
100円は高すぎるということと、
白薔薇アキラさんの予測によれば「手抜き」ではないかと。

そうそう、白薔薇でまんぷくラーメンをまんまの値段で出していたこと、
そして今回の100円のままで出していることは、
アキラさんしのぶさんが、ただのいい人設定だからだけじゃなくて、
見ている者に市場動向を実感できるバロメーターとしても有効だったか!
まんまの値段であれば、実際にラーメンとヌードルがどう受けているのかが分かるから。

そしてラーメンと比べてヌードルは注文してこない。
お湯を入れるだけでできるのが手抜き感があるからではないかと…。
なるほどー。
家事に労働力、手間をかけることが価値としていた時代の感覚よね…。

確かに、思い返せば、ナナコロビヤオキが子供の頃、
カップヌードルの肉は人工物だとか石油からできてるとか、
いろいろ憶測が飛び交っていたな…。
フリーズドライ製法ってものを皆さん理解してないからね。
おかげで、カップヌードルはあまりにもぶっとび過ぎていて、
当時の一般庶民には不気味な食べ物になっちゃってたのかもね。
特にスーパーでお買物する、もう頑固で凝り固まった世代の人々にとっては…!
アートにおいてのゴッホと同じか。

ナナコロビヤオキの両親も
最初のうちはカップヌードルに対して疑心暗鬼だったのを覚えています。

だから、手抜きかどうかなんて全然気にしない、台所を預からない世代。
生活じみたことよりも、“おしゃれ”や“最先端”を一番とする若者世代に売ったら、
この“新しさ”、“近未来感”が大受けだったってことかー。
なーるほど。

萬平さん達が、
ターゲットは若者、おしゃれ&最先端のイメージ戦略のポイントをどうやって思いつくか、
これが今週の見どころかな。
楽しみに見てみます。

鈴さん、咲さんがあんなこと言ってたってことは、やっぱり死んじゃうのは夢でなく本当かな…??心配。