『まんぷく』第132 (3月 8日)あらすじ
※ネタバレ含みます。
従来の麺のままでは、欧米人が食べるには麺が長過ぎる。
萬平はすぐさま麺を半分の長さにすることを開発チームに指示。
開発チームの進行状況というと、
カップの素材がなかなか見つからない。
木も、金属も、プラスチックでさえ熱が伝わり手で持ち続けることはできない。
スープの開発も思うように行かない。
エキスにしようと煮詰めると、元の味に再生できない。
その解決方法が見つからない。
萬平は
「必ずいい方法が見つかる!諦めるな!」
メンバーを叱咤激励。
萬平自身も、揚げ方の研究を自宅で進める。
まんぷくヌードルはカップに入れるため麺の厚さが6,7センチになってしまう。
中まで火が通るように揚げ方を研究しなくてはならない。
福子はウキウキして萬平のお手伝い。
鈴は、香田家に出向き、
萬平がまた台所を占領し始めたことと、先日遊びに来た外国人のレオナルドと幸が急接近しているようで心配だとのグチ。
忠彦は、泣いて帰ってしまった名木のことを気にしていたが、その名木がとうとう再び訪れた。
名木はバッサリとロン毛を切り、ヒッピーの格好はやめ
「先生に学んで自分の絵を見つけます!」
と宣言。しかし、
「自分は弱いので坊主にできなかった!それでも弟子として受け入れて下さいますか?」
と号泣。かなりナイーブ。
一方立花家では、麺の揚げ方が見つからず苦戦。
まんぷくラーメンと何かは根本的に違うのでは?
「大丈夫、必ず解決策が見つかるはず」
そう励まし合っている萬平と福子を、源は離れたところから見ているが、その表情は複雑。
福子は、普段てんぷらを揚げる場合は、泡が小さくなるのを見ているだけで精密に温度を測ることはないと話していると、
何か思い付いた萬平は再度トライ。
『まんぷく』第132( 3月 8日)感想
「探せ必ず見つかる」
「必ず解決策が見つかる。絶対に諦めるな!」
と言ったり、
福ちゃんが
「大丈夫、必ず解決策が見つかるはず」
って励ましたり…
その姿、その言葉、まんぷくラーメンを作って培ったものよねえ!
あのときの困難を乗り越えて、見つけられたものがあるから、
自信になってる~♪
しかしなるほど~、
それは若者世代と萬平さん世代とのギャップにもつながる。
神部ワンコは、萬平さんに
「諦めるな!」
って言われると、かつてのダネイホン作りのことが蘇って嬉しくなっちゃう。
でも若手社員にとっては、こわーい!ってプレッシャー。
萬平さんのこれまでの道のりを目の当たりに見ていない世代、
そして戦争を知らない世代にとっては、ただのプレッシャー、強制に見えるよね。
熱意がある故に、人にとってはパワハラにも映るって構図も見えるー。
…しかしさあ、でもね、
開発者なら、なかなか上手くいかないことぐらい、若くても覚悟してなさいよ!
さすがに、この時代の若者、ここまでへたれはいなかった気がする…。
そして
「これは僕のやりたかったことじゃなーい!」
ってふてくさっちゃうのも、
どちらかというともう少し下の
ナナコロビヤオキ世代あたりからじゃないか?とも思いますが…苦笑。
まあ、萬平さんみたいに熱くない反応のバリエーションってことですかね。
それにしても、君たち新商品開発チームなんて、
栄誉ある配属だと思うんだけど…
もうちょっと感謝して、プライドを持って仕事しなさいー!!!!
明日か、週明け?
源ちゃんは萬平さんと衝突するんですかねー??
いずれにせよ、源ちゃんにとって萬平さんはプレッシャーだね。
安易にまんぷく食品に入っちゃったのも後悔してるかもー。
そして源ちゃんにとっては、福ちゃんが嬉々として萬平さんを手伝うのも実はストレスだね…汗。
ああ、人って、家族って、シチュエーションが変わるとこんなにも見え方が違うし、人によって受け取り方が違うものなんだあ。
家族のあり方、あらためて思い知らされるー。
開発の一方で名木さんと幸ちゃん問題。
名木さんは、まんぷく食品の若手と対比しつつ、
若者世代の一つのパターンとして…ナイーブ…(笑)
ロン毛切ったけど、
でも結局髪型と服装も忠彦さんコピー…!?爆
名木君もその後忠彦さんの弟子としてどうしていくつもりなのか…?
で、幸ちゃんも。
外国人との恋バナとは…70年代っぽい(笑)
これもどうオチをつけるのか…!?
ちなみに、昭和ひとケタを親に持つナナコロビヤオキは
確かに男の子から電話がかかってきただけで事件だったわ!爆
ナナコロビヤオキ、女子校だったというのもあるけど、
大学生になって大学のサークル関係の連絡が入るだけで、もう大事件で。
本当にうざかったー!爆爆爆
戦前の人々は異性から電話がかかってくるだけで大事件だったんだなあと再認識。
あーめんどくさっ!