『まんぷく』第 5回( 10月 5日)あらすじ
咲は真一さんと穏やかな生活を送っている。
克子は4人の母となり、旦那様の忠彦さんは相変わらずの貧乏画家。
福子は21歳となり、ホテルのフロント業務もすっかりベテランに。
先輩の保科恵の信頼も得て、活き活きと仕事をしていた。
ある日ホテルで大阪商工会のパーティが開かれることになり、福子は接客係を務めることに。
そのパーティに萬平が訪れ福子と萬平は再会する。
3年ぶりの思わぬ再会に、陽気な気分で帰宅した福子。
ところが、鈴から咲が体調を崩したようだと聞く。
『まんぷく』第 5回( 10月 5日)感想
段々と歌詞も耳に入って来るようになり、「トゥラッタッタ~♪」の響きが嬉しい。
歩きながら口ずさみたくなる曲だわと。
音楽の展開もミュージカルみたい、ドラマチックで素敵と思うし、
よく聞くと、コレってばドラマの空気感をすっかり捉えてるじゃん!!
すごい!ドリカムッ!!!
と、感動…。
放送開始4日目にして、この曲、違和感からあっという間にリスペクトに変わりましたぁ!
ただ、この曲が好きになったのはドラマが気に入ったから、すんなり来るようになったというのもありますよね、もちろん。
だからつくづく主題歌の印象ってドラマで決まるんだわと…怖。
という意味では、星野源さんの『アイデア』は偉大だったなとも。
曲は変わらず好きだったから。
…でも今は、まだ心の傷が深く、思い出しちゃうからしばらく聞きたくないかな…。
星野源さん、すみません。
感想ですが、
3年が経ちました。
いきなり3年ワープ。
“いきなりワープ”、つい最近聞きおぼえがある言葉だけど…。
3年がたち、福子と鈴さんの二人暮らしもすっかり板についたものになってるようでした。
でもコレで定着しちゃうと、福ちゃん結婚しづらいだろうなあ。
咲さんですでにああだったんだもんね。
それもあって萬平さんと結婚するときひと悶着あるんでしょうねえ…と素直に認識。
福ちゃんは、ホテルでもすっかり頼られる存在に。
保科さんと、いい感じのコンビでフロント業務をしてました。
朝から気持ち良い笑顔のお仕事風景を見られるの、嬉しく思います♪
朝ドラから、今日一日気持ちよくお仕事できるようエールを送って下さっているようにも見える。感謝。
野呂さんも三年間、変わらず缶詰あげ続けてたのね(;_:)。
今日はトマトスープ。
野ロさん、すごくいい人。可愛い。
でも3年あるんだからお茶くらい誘えばよかったのにぃ!
それもできない純朴な野呂さんかしらね。
萬平さんと結婚するって分かってるから…野呂さん切ないわ。
あの福ちゃんだから、野呂さんの気持ちなんてぜ―ん然気付かなくて「結婚します~♪」って言っちゃうんだろうし。
…福ちゃん、たまに何かお礼はした方がいいよ。
福ちゃんと萬平さんは、大阪商工会の定例会が福子のホテルで行われ、その場で再会。
萬平さん、可知谷とコンビ組んで会社を経営、ネットワーク作りのためのパーティ参加で。
萬平さん、可知谷さんと3年間会社やってきてたんだね。
可知谷さん、津曲とは違ったみたいね? よかった。
いや、まだ油断は禁物?
う…わからないっ!
と戸惑うナナコロビヤオキです。
これは前作のトラウマか??
愛之助さんのキャラがうさんくさいってことぉ???笑
でもやっぱりこれは、ドラマ上のミステリー????
…
可知谷さん、どうしても裏がありそうで警戒しちゃう。
萬平さん、「友だち」って言ってるけど、大丈夫って?
でもまだ商品ヒットしてないのに、3年も萬平さんにつきあってるんだから、可知谷さんいい人なはずだよねえ?
あのうさんくささは商売人としての顔か????とも。
萬平さんが可知谷と対照的に余りにも朴とつだし。
だから萬平さんが騙されてるんじゃないかと、一層不安になっちゃって。
萬平さんは、パーティの雰囲気に気後れしてしまっているところに、接客係をしている福ちゃんを見つけます。
萬平さん、あの福ちゃんのスピーチに心打たれ、それからほんのり好意を抱いていたのね。
でも、だからといってアプローチを仕掛けるわけでもなく3年…萬平さん純なお方。
萬平さん、他のお客さんにワインをこぼされズボンが濡れてしまい、それに福ちゃんが対応する形で二人は再会。
福ちゃんがアイロンでズボンを乾かしてあげることになり、その間二人で話をする機会に恵まれますが、その流れが非常にスムース&自然でいいなと。
こうなるに至るのに、従来ドラマのありがちなパターンとしては、天真爛漫キャラの福ちゃんに大ポカをさせ、萬平さんのズボンを汚させて…ってなるのが常套。
でも、そうはさせなかった。
そこが憎い。
福ちゃんは、もはやお仕事ベテラン。
それに武家出身の家できちんと育ったお嬢さん。
そんな福ちゃんに安易なことをさせたら、それこそ福ちゃんの魅力急落だし、前みたいにキャラブレまくるし。
福田さんの、ドタバタ劇に逃げない仕事ぶりも素晴らしいなと。
そして逆に福ちゃんにこのトラブル対応させることにより、福ちゃんのイメージ更にアップ。
福ちゃん、さすが一流ホテルのスタッフ! と言わんばかりの丁寧&スマートな対応で。
しかもまだ萬平さんと認識していないタイミングだったから、
誰に対しても分け隔てない神対応ということになり…
素晴らしいお仕事ぶりの福ちゃん!
見ていて気持ちよかったです。
その一方で、控室でアイロンをかけながら二人で会話するシーンでは、普段のちょっと天然ボケが入った、末娘の福ちゃん。
そのギャップも魅力的なんだなあ!
細かいですが、ナナコロビヤオキ、福ちゃんが萬平さんと分かって、再会の喜びにパァァ~♪ってなったけど、次の瞬間ハッとして、まずは3年前の披露宴のお礼を言いました。
きちんと萬平さんの方を向いて、姿勢を正して礼をして。
ほんの瞬間ですが、こういう所作…!涙
こういうところに人の誠実さって見えるのよねえ!
このドラマの演技の細かさ、演出の緻密さに感心しました。
そして、別れ際の「結婚されているんですか」「まだです」の会話。
福ちゃん恋愛未経験だから、自分でも気付いてるか、気付いてないのか…でも何となく恋の予感…っていう感じでね…。素敵だわ。
距離は保ちつつ、でも魂は近づいていきそうな、あのニュアンス、空気感。
昭和らしい奥ゆかしさも感じて…いいなあ。
そーだよっ、ハグやチューなんて、いきなりしなくてもね!
これだけで十分うっとりするものなのよぉ!
ちなみに、萬平さんの現在はというと、幻灯機だけじゃなく根菜裁断機も作ってました。
幻灯機はやめちゃったのかと聞く福ちゃんに、あれだけじゃダメで次々と新しい物を開発していかないとと萬平さんは答えていましたが…。
そこでナナコロビヤオキ、
「ほーら、 律ってば! 扇風機一個できたからって満足したからなあっ!!」
と怒りが再び…!!
…そーよ。
扇風機なんて、あれ、ヒットして注目されたとしても
次年度には大手企業があっという間に廉価版出してきたり進化バージョン作ったりして、やられちゃうよ!!って思ってたから。
パーティで萬平さんのライバル関係になりそうな、世良勝夫さん=うらちゃん=桐谷健太さん登場。
うらちゃんの濃さすごいねえ!やっぱり。笑
萬平さんの幻灯機にショックを受けて、作る側から売る側になったそうで。
しかし、開発者=萬平に未だに嫉妬メラメラ。
すごく分かる。
クリエイティブな職業に対する、憧れと嫉妬。
マンガ家やって辞めた鈴愛さんは、これが一切なかったのがヘンだったのよ!
涼ちゃんにも一切嫉妬を抱かずに。
キレイ事ばっかの、都合良すぎで違和感で。
こういう心情に切り込んで突き詰めないから、おかげで鈴愛は人に寄生するばっかで
何やりたいんだか分からないままの40歳になってしまったのよっ!
今回第5回目にして、いきなり3年経ったところから始まりました。
前作みたいに?
いきなり3年ワープ??
…しかしこのワープがなんと、なんと効果的なこと…!
- 福ちゃんをベテランホテルマンに成長させた
- 福ちゃんを21歳=結婚を考えはじめるお年頃にした
- 鈴さんとの二人の暮らしを軌道に乗せた
- 萬平さんも、細々ながらきちんと商売できている会社経営者にした
- 福ちゃんをいいなと思っていたけど、だからって3年もそのままだった萬平さんの純粋さを表現。
咲さんの披露宴で、お互いの人柄に好印象を抱いた二人が、
今度は経済的にも自立した大人として再会。
これならこちらは二人が恋愛関係になることを安心して応援できますよね。
時間経過の使い方ってこうやるものなんだ…と感心しました。
明日は咲さんの病気の話かな。
大したことないといいけど…。
ドラマなんだから、こう出してきた以上ただの風邪じゃないよねえ。
ガンだって大騒ぎしたのにあっという間に直っちゃったなんてのとは違うだろうから…。
心配ですが、明日を楽しみに…。