『半分、青い。』第147回( 9月19日)あらすじ
津曲が息子にスパロウリズムが自分の会社だと嘘をついた現場を押さえた鈴愛。
生産ラインが確保できてないとと銀行の融資も通りにくいと感じていた鈴愛は、この津曲の弱みにつけ込み、かつての取引先を紹介させる。
しかし、その工場でも実績のないスパロウリズムは門前払い。
律は自分の開発がなかなか進まないせいで鈴愛に迷惑を掛けていると自分を責める。
しかし鈴愛は「夫婦（！）が手を取り合って貧乏ながら頑張るみたい」だから大丈夫と言って律を励ます。
鈴愛は晴と電話。
晴は弥一さんが開いた写真教室に通い始めてエンジョイ中（←新しいことってこれか）。
体調も心配ない様子。
翌朝、鈴愛が出勤すると、律は、そのままソファで眠り込んでいた。
鈴愛は、無防備な姿で寝ている律の顔を覗き込み、思わずキスしようとするが（うげー！）、その直前で律は目覚めてしまう。
ところが、鈴愛の手を握りソファに招き入れる（ぎょー！）。
鈴愛は、下心なしアピール、純情アピール、ポエムセリフをなんやかんや言いながら、
最終的に律とリアルチュー！（…絶句）
このラブシーンに5分間丸々消費。
『半分、青い。』第147回( 9月19日)感想
うわあーギャー！
気持ち悪い！
朝からこんなヘンなもの見せないでください、NHKさんっ！
今朝のナナコロビヤオキ家の食卓、
チーーーーーーーーーン。
以上。
あさイチでも、「照れるー！」と、華丸さん。
“照れる”って言葉でキレイにはぐらかしてたけど、
恥ずかしくて寒気で鳥肌立っちゃったってことだよねえ～！
こんな大した根拠無くラブシーンでいいのか！？ 都合良すぎだな！？
しかもリアル！
こりゃ、ただのエロだぞ！
という、動揺だと思いますーーー！
近江さんの、二の腕をさする姿が、よく物語っていたわー！
ゾワゾワ困っちゃったよねえ！
本来ラブシーン、成功してたら見る者は、うっとり萌え～となると思います。
あさイチの三人の反応も
「とうとう…よかったですねえ」とか
「素敵ですね～」とか、
「ウルウルしちゃった～」とか
静かに噛みしめる感じの、
もっと違うものが見られたと思います。
だけど、今日の三人はただのお化け屋敷でしかなかったじゃーん！
反響はすごかったでしょうけど…やっぱ、これダメよ。
ネタでしかないわ。
衝撃＆怒りがすごすぎて、いきなりラブシーンの話しを書いちゃいましたが、
最初からおさらい。
＊＊＊＊＊
鈴愛、津曲がしゅうじろうにウソをついてる現場を押さえて、津曲の取引先を紹介してもらいますが、これだと鈴愛が津曲をゆすってるとしか見えないよぉ！
津曲のとこで倒産するまで仕事してたんだから、鈴愛は素直に津曲にお願いすればよかっただけなんじゃん？
津曲はウソつきヤローだし、鈴愛はゆするし、この二人ただのアウトロー、化かし合いにしか見えないんだけどー。
鈴愛、珍しくスーツ着て津曲の元取引先に営業してましたが、スーツ持ってたんだ？
スーツ買えたか？ そのお金はどこから？
と相変わらず気になっちゃうし。
で、取引先の社長がヘタレな後継ぎ息子と、余計ないざこざ。
また新キャラ出してきたけど、このヘタレ息子が律の扇風機開発に心動かされ仕事に目覚める？
にしても、あと一週間で収集付く！？
津曲の親子の件もあるし、涼次も出てくるみたいだし…あーそうそう！花野のスケート話も。スケートは律が閃くきっかけに使われただけで終了っぽいけど…どれもこれも消化不良で終りそうだなあと思ってたら、さらに新しい消化不良案件を投入し！どうする気だ！？
なかなか開発が上手くいかない律は、鈴愛に謝りますが、それに対して鈴愛は、
「夫婦が手を取りあって貧乏ながら頑張る」ってあるからって、慰めてました。
「程遠いけど」って後付けで言い訳しながらだけど…「夫婦」って！
あーもう、この人怖いっ！
鈴愛って、もうちょっとのスキにもすぐ食い込んできて、怖いっ！！
ストーカーの前科あるから、ギョッとしちゃったし。
ちなみに、ばーちゃんナレが
「二人は現実の厳しさを知ります…仕事という怪物はお金を食べて生きていきます」
って、“仕事”ってエラソーに言ってるが…。
おいおい、君たち、まだ仕事として成立してませんからっ！
そして、晴さんが写真の教室に通い出したというの…どこにつながる？
そこまた広げる？？
弥一さんがそういうお教室開いたってこと、妻を失くした哀しみを少しずつ乗り越えてきていると聞けてよかったとは思いますが。
晴さんが新しい何かをやりたいって言ってたのコレ？
コレにはドラマ上どれだけの意味があるのだろうー？
鈴愛にお金たかられて実現できてないヨーロッパへのクルージングは、もう晴さん諦めてるから視聴者の皆さん心配しないで。納得してね！ ってメンション？？
ぶっちゃーのママのこと、今さら仲良くなって楽しい人だって言ってましたが、やっぱりこれまでぶっちゃーママのことハブにしてたんだ！
子どもたちが小学生の頃、何かの行事の準備とかで毎度ぶっちゃー豪邸にお招きいただいてたくせに！ シャワートイレに大喜びだったくせに！
お世話になるだけなって、あとは知らんふりだったか！
やっぱり晴さんイヤな人だわ。
で、今日はかんちゃんはチラッと出番がありましたが、それは鈴愛に律の笛をアクセサリーとして着けさせるために利用されただけ―！
怖い、怖―い！
北川大先生、律と鈴愛（自分）をチューさせることだけに猛進！
で、あとは5分丸々かけて、鈴愛と律のラブシーンをじっくり。
北川大先生の妄想に日本全国、いや世界中のNHK朝ドラ視聴者は巻き込まれ、つきあわされ…脱力。
北川大先生、半年かけてやりたかったの、結局これだけでしょーっ！！！！
見ていない方のために、このシーンを我が家の反響も含めて実況しますと…
鈴愛がソファで寝ている律をチューしたそうに覗きこむ。
コレ自体、元ストーカーだった前科がある鈴愛だから、
「やばっ！ 律、襲われるぞ！」
と恐怖で、家族で固唾をのんで、身構え。
直前で律が目覚めて一瞬ホッと…。
しかし！ それどころか、律ったら鈴愛の手を握って、ギョッ！
そんでもって律は
「入る？」
と、鈴愛をソファに招き入れて、鈴愛は素直に従い添い寝。
…やっぱり律、慣れてんなあ！ 女たらしだなあ！
鈴愛も、さすが40女、すれてんなあ！
一応背中を向いたままの横になってる鈴愛を、律は後ろからハグ。
わわわわわぁ～！ なんだよーこいつら！
鈴愛は、
「なにこれ？」
と、最大限、純粋＆下心無しをアピール。
で、鈴愛は首に下げてた笛吹いて幼馴染みアピール。
「律の真ん中で律を呼ぶ、なんつって」
と何気なさアピール。
しかし、コレなに？
「世界の中心で愛を叫ぶ」のパクリ？ なぜ？
鈴愛さん…笛吹いちゃってさあ。
花野に今日の服に「アクセサリーでこれ付け加えて」って言われて付けた笛なのに。
花野のこと、母であることを思うと、何か複雑な思いがしないか！？
律の横で添寝できて浮かれて、花野も母である自分も、すっかり忘れたか！
さらにさらに、
「音は怖い。左が聞こえないから何の音か、すぐ分からなくて」
と鈴愛は久々に左耳失調を思い出し、同情をアピール。
で、なんやかんやで鈴愛はさりげに律の方を向いちゃって。
なんやかやで慣れてるよな～こいつって感じで。
そんでもって
｢音は怖く、風は優しく、律はあったかい」
とポエムセリフを吐き、
二人は抱き合い、リアルチュー。
朝からリアルチュー。
これに全力で5分間消費。
じーーーーーっくりラブシーン。
家族そろってチーーーーーーーーーーン。
白目。
そしてウゲーーーーーーー！！
こいつら、朝から、しかも職場で何をっ！？
あー気持ち悪い！
気持ち悪――――いっっ！！
恥ずかしいし、気色悪いもの見て鳥肌！
総毛立ち。
キレイな曲でムダに盛り上げてるのがまたまた寒過ぎでゾワゾワっ！
こんなに見せてる側と見てる側のギャップがあるラブシーンって、これまであるだろか？
あさイチ近江さんのザワザワしちゃったって仕草、本当リアルだったわー。
子どもらも「何だろこいつら！？」って、ただただ呆れてました。
今ね、子どもたちが見てるアニメやらの方がずっと、ずーっと心理描写きちんと描けてるので。彼ら、こんなチープなの受け付ないみたいですよー。
そもそも、仕事が上手く行かなくて苦しんでるとこなんでしょ？
こういう苦境のときにどさくさまぎれでできちゃうって感じもイヤだし。
北川大先生がトレンディドラマで書いてた時代、こういう感じ、たびたびあったけどさあ、もう今は、もっといい意味で自由に、男女同等で恋愛してるしな。
あの時代のドラマでよく描かれる“情にほだされる”っていうのかしら？
そういった感じで半ば感情的にできちゃう感じは、今や無鉄砲、考えなしにしか見えません。
そういう意味で、あの当時より今の人たちの恋愛観の方が堅実よ。
北川先生、朝から何ヘンなの見せてくれるんだー！怒！
しかも、仕事場だよ。朝8時過ぎって言ってたよ！
リアル朝ドラ時間だよ！
律も寝ぼけたふりしてやってることやって…下心満々で気持ち悪かったし！
仕事だとか言いながら、結局この二人は恋愛のことしか頭にないんだよ。
ちなみに、風呂に入ってない40男の横に寝るなんて…ムリっ！ ダメっ！！
臭いっ！！
それ自体でも受け付けられなかったっすー！