『半分、青い。』第148回( 9月20日)あらすじ
鈴愛は、律とキスしてしまった。
自分たちはこの先どうなるのか動揺する鈴愛に、律は鈴愛のテンションに合わせると答える。そして今なら引き返せる、軽いキスをしただけ、大事に至ってないと二人で言い訳＆納得。
そこに業者からの請求書が届き、その金額に鈴愛は愕然とする。
このままいけば資金源である律の退職金はあっという間に底を尽きると危機感を抱いた鈴愛は、扇風機の開発は諦めて再就職した方がいい、できるなら菱松電機に戻れと提案。
しかし扇風機の開発は絶対やり遂げる、その覚悟で菱松電機を辞めたと律の意志は固い。
さらに、この扇風機を晴に絶対に届けたい、
和子は亡くなってしまったが、生きて待ってくれている晴に必ず届ける
かつてゾートロープで晴に喜んでもらえたように、自分の作ったもので人に喜んでもらいたいのだと律は語った。
ゾートロープのことを思い出した律は、そこでそよ風を作る解決策を思い付く。
これまで扇風機の羽の形状だけを考えていたが、二重の羽の速度をそれぞれ異なるものにすればいいのではないかと。
それにはDCモーターを使えばいいのではないかと。
そう閃いた律は再び試作に没頭。
そして開発を始めてから7ケ月、とうとうそよ風の扇風機が完成した。
鈴愛は、そよ風の扇風機ができたことを報告に岐阜に帰省。
そして生産化に向けて出資金を無心（←こっちメイン）。
その頃、無人のスパロウリズムに津曲が忍び込む。
PCのパスワードを簡単にクリア、扇風機のデータを盗み出す。
『半分、青い。』第148回( 9月20日)感想
今朝はBS見ませんでした。
子どもたちが心穏やかでなくなると良くないと思いまして。
ナナコロビヤオキも、お弁当を詰める手元が狂うかもと気になり。
朝に悪影響なものは排除で。
子どもたちが出かけてから一人で見ましたが…
今日は、昨日のリアルチューの復習からスタート。
そうよねー見せたいんだもんねー。
永野さんと佐藤さん、かわいそ。
鈴愛の、
「ずっとここに来たかったような、ずっとここにいたような」
というポエムなつぶやきに、
律は寝たふりしながら
「…ん…」
って答えて、いい雰囲気…の押し売り。
職場だし、朝だし、40だし…
実はピュアゼロなんだよ！ 君たちはっ！
ってか、つくづく律くんの心の動きが見えないので、感情移入のしようがないです。
律はただ、鈴愛（＝北川大先生の妄想）に従い、都合良く動いてるだけでしょ、結局。
ここまでの課程に、律がここでつい鈴愛にキスしてしまう心理描写が一切描かれてないから、なびきそうな女子にはすぐに食いつくヤツなのか、律はって。
真面目なフリして、やっぱり律は女グセ悪いんだなあとしか。
佐藤健さん、演技＝ノルマと割り切って淡々と演じているようですが。
まあ、そうよね、こんなのやるとは知らなかったけど決まっちゃってたんだもんね。
仕事だもんね。
そうするしか、ないよね…。
二人で抱き合っていると、部屋の外で人の気配がして、
「誰か来る！」と鈴愛は律を突き飛ばし、
律が「痛っ！」となって、一応オチをつけていましたが、
…片耳しか聞こえないのに、妙に音に敏感な鈴愛にも違和感だしな。
こんなことになっちゃって気持ち悪いって鈴愛は人畜無害アピールでしたがそらぞらしい。
そんな鈴愛に、これからお互いがどんな関係になるかは「鈴愛のテンションに合わせるよ」とふんわり、かつウェルカムする律。
…えー…？
こういうの、いいのぉ…？？
なんか…ホストみたい…って思っちゃうの、私だけ？
北川大先生、男性への妄想が酷過ぎ。
ちょっと、もう…あまりにも自分都合過ぎて…もはやセクハラじゃねっ！？
こんな臭い演技させられる佐藤さん、ホント同情します。
もっとまともな芝居したいよねえ！？
さらに二人はたった今しがたの出来事を
「俺らは小さくキスをしただけだ。しかも軽く」
「まだ大事には至ってない」
と言って、だから大丈夫、引き返せるとスルー。
…なんだかまあ、エライ都合のいい方たちねえ。
小さかろうが、軽かろうがキスしちゃったのに変わりはないんじゃないの？
もうすでに幼馴染み以上の気持ちがあるってことなんじゃないの！？
思わずキスしたことに、お互いどんな気持ちがあったのか、描くのがドラマだろうに。
それやらないままだと、二人はソウルメイトだって何度言いワケされてもウソつきとしか思えないし、今回のラブシーンは史上最高にキモイものと確定しちゃうんだけどな。
で、こんな会話をしているとこにコニタン＝加藤恵子が入ってきますが、コニタンの足音が聞こえるとか、聞こえないとか、片耳失調の鈴愛さんが、またまたそんな小さい音に敏感なのかと違和感でー。
鈴愛はコニタンに感づかれたかと焦りますが、コニタンは全然気付かないタイプでセーフ。
これも都合良すぎじゃね？
ここは気付いて鈴愛に突っ込んでほしかったんだけど。
ドラマ的にもその方が話が動いて面白かっただろうと思うし、何よりもナナコロビヤオキは鈴愛をいぢめて欲しかったーっ！！！
コニタンが持ってきた請求書は産業機械研究センターから。
その請求金額、589,479円。
ええ！？ 何買った？ とこれまたビックリ。
そりゃ試作品を作るのに費用がかかるでしょうけど、そんなに使ったぁ！？
そうは見えなかったよ。
会社立ち上げ当初、まだ利益が出てない、思考錯誤しているだけの状態でコレってちょっと浪費し過ぎ、無計画過ぎるんじゃあ？？？
律くん、君が本当に賢いのか疑問だわ。
で、律はゾートロープを思い出して扇風機の羽の速度をそれぞれ異なるものにしようと思いつきます。
これ…今さら！？
元々、羽の速度が異なる物を作ろうと思ってたんでしょ？
と、ナナコロビヤオキは？？？？？？で…ポカン。
理系でないナナコロビヤオキは、律が花野のスケートの話から羽を2段構造にして、2種類の回転数にすれば渦を壊せるって閃いたとき、ただ単純に羽の速度を2種類にするものだと思ってました。
当然そこから始めてると思ってた。
律が羽の形を思考錯誤してたのは、速度を異なるものにした上での話なんだと思ってました。
DCブラシレスモーター自体、ナナコロビヤオキは何のことかも知りませんでしたが、なんで今さらそれに気付く？？？と。
じゃあ律、やっぱり天才じゃないんじゃない？ むしろおバカさん？とまで。
しかし、理系パパさんに確認しましたが、技術開発ってそんなもんなんだそうです。
DCブラシレスモーターは家電に使用するには高価で、家電に組み込む対象とは考えられてないそう。
そのため家電系はACモーターを前提に開発するのが常識なんだそうです。
なのでこのような課程を辿った挙句、いわば掟破りであるDCブラシレスモーターを使ってみようとなるのは、最後に既成概念を壊したってことでアリだと。
…でも、だったらそもそもDCブラシレスモーターって何？とか、ACモーターって何？とか、律が開発していく過程をもっと描いてよ！
じゃないと、何をやってるんだか全くついて行けずの置いてけぼりでポカーンですわ。
律の大変さも、鈴愛のマンガの時と同じで風呂入らない自慢だけだから全然感情移入できないし。閃いたら、即ナレで開発成功、終わりだしね。
おかげで律の開発のくだり、最後のメインの話しのはずなのに全然面白くないのよ。
ちなみに、
「開発ってそんなもんなんだよ～…DCモーターになぜ気付かないのかっていうのはコロンブスの卵と一緒なんだよ」
と律を一応擁護してあげていたパパも、
ばーちゃんナレの「開発始めて7ケ月で完成」っと聞いて
「早っっ！！ 何だよっ！ ずいぶんお気楽だなっっ！！」
と、結局は怒ってましたけどねえ…。
パパさん曰く、開発ってここから形にするのがまた大変でドラマらしいです。
だから、扇風機を作ろうと思いついただけでサッサと辞めちゃった律は、資金面でもありえねーとしか思えないみたいです。
恵子さんのグリーンパンは美味しい設定にされてるけど、
どう見ても身体に悪そうな食べ物としか見えないよ。
子どもには絶対あげたくないなあと。
小道具とはいえ、何で色付けてるのか気になる。
コニタンと永野さん、食べちゃって大丈夫？って心配になってしまうような色だわ。
そして鈴愛は、扇風機完成の報告に楡野家にまたまた帰省。
またかんちゃん抜きで帰省！
で、報告と言いながら本当の目的は金の無心…怒。
センキチカフェのお金おたかりっぱなしで、またやるかと呆れてものが言えません。
草太が「岐阜県民は保守的で、借金も掛け事も投資もしない」と言ってましたが…じゃあなんで鈴愛は生まれた？と唖然。
なら鈴愛は楡野家の恥さらしだなと。
鈴愛が帰省している間に津曲さんは、スパロウリズムに潜入し、どうやら扇風機のデータを盗み出すみたいですが…
律さん、鈴愛さん、せめて鍵はかけましょうよ！！
だらしないな！
津曲さん、人が良さそうだったのに、盗みまでするとはね。
この方もキャラがブレブレです。
昨日も言ったけど、なんでこういう人の物盗ったとか盗られたとか、人を欺くとか、そういうレベルの低い案件で話を展開させようとするかなあ。
それよりもっと登場人物の心の動きに時間を割いてほしいんだけどなあ…と。
もう、あと一週間だし、北川大先生には期待はしないけど、これはさすがにないんでない？
ただ、なにかと楡野家にお金をたかりに行く鈴愛のような人間には、やっぱりこういう人しか周りにいないんだろうなあ、お互い様よねとは納得。
律も頭いいのに鈴愛なんかとつきあってるからどうせ同レベルよね思うロビヤオキでした。
パスワードもsuzumenonamidaって。
なんの根拠で？
どこが面白い！？
ちなみにそんなパスワードじゃダメでしょ。数字も混ぜないと！
そんなことも知らないのかな、律も鈴愛も！！呆呆