『半分、青い。』第100回(7月26日)あらすじ
涼次を裏切った祥平はいたたまれなくなり自殺を試みた。しかし怖くて死ぬことができず未遂に終わる。
祥平はあらためて涼次に心から謝罪。涼次に監督を譲りたい意志を伝える。
鈴愛は祥平のことを許せない思いだったが、涼次は自分の書いた脚本を、祥平が本気で撮りたいと思ってくれたなら光栄と言って監督になることを辞退。
…しかしその後、涼次は壊れた。
涼次は絶望し、家に引きこもってグダグダな日々を送る。
そして鈴愛は妊娠したらしいことに気付く。
『半分、青い。』第100回(7月26日)感想
今日は昨日のシーンを受けて祥平自殺しちゃった? でつながりましたね。よかった。
さすがにこれまでスルーされたら誰もが怒るよねえ。
…で、前回の感想にも書きましたけどぉ…。
やーっぱり、腑に落ちないんですがぁ…
なんだか大変そうだけど、
やっぱり“脚本 森山涼次”ってクレジットに入れりゃいいだけの話しなんじゃないのー???
そして、祥平が監督できるんだから、涼次は祥平の弟子であり右腕として助監督やらせてもらえばいい話しなんじゃあ~???
だから、これって、いい話しなんじゃあないの!?
…と、思いますが…???
B級単館モノの『追憶のかたつむり』制作しているより、今回の制作に携わることができれば本当の現場経験を積むことができる。いろいろな人との出会いもあるだろうし。
涼ちゃんにとっては、ここがやっと映画監督としての入口の入り口なんじゃないのー?
涼次がこの映画に携われないとしても、これだけの脚本を書けているということでガンガン書いて売り込めばいい話しなんじゃないのかなーーー?? 斑目さんもここまで書けるならいろいろ斡旋してくれるよ、きっと。
…って、ついつい反芻しちゃって、よく分かりません。
祥平も、泣いて謝ってるだけじゃなくて、現場に涼次をゴリ押しで入れるくらいはやりなよ。ゴリ押すまでしなくても書ける涼ちゃんならすぐ何か仕事決まるはずだから。大した労力要らないハズよ。
で、たった一回そんなことがあっただけで、グダグダに崩れる涼次は相当なヘタレ。
自分の作品を祥平に奪われたとしても、一発でコレってなあ…。
確かにそういうことで報われない思いをしたら相当ショックだとは思います。すぐに次の作品に取りかかろうとはとても思えないっていうのも分かる。
でも…なんかなあ…違うなと。
それはきっと、涼次が脚本すごいらしいということも、皆のセリフで「すごい」って言ってるだけで、普段の涼次の言動からアイデアの豊富さやセンスを感じた覚えが全く無いということと、この脚本を作り上げるのに相当な時間を費やしたのも、セリフやテロップだで「2年経過」と語っているだけなので、結局こっちは実感できてないのよね。
その上、涼次が映画や自分の作品に愛があるのか、真摯な姿勢で映画に取り組んできたのかどうかについても見ている側としては、どこまでのものか全然分からない。
だから、たったの一本だけ脚本書いてそれがボツったら途端にスネちゃった、という図にしか見えないの…。
鈴愛とボクテ、ユーコとのシーンで、ユーコは私たちはちゃんと挑戦した。やりきったから私たちは後悔がない。とにかく欲しいものに手を伸ばしてみるってことが生きることだみたいなことを言ってました。そこのセリフの数々は久々にいいなあ~と思ったけど…。
でも、ユーコと鈴愛がそれを語るってことにも、ビミョーにムカッ!
すみません、意地悪で。
だってー鈴愛、原稿落したり、秋風先生に酷いこと言って恩知らずだったり、周りに迷惑書けまくりだったもん。マンガより律、律だったし。ユーコも男あさりばっかりでみっともなかったしなあ~。
アンタたちに言う資格ある???
それとボクテが「ゲイだから何も取り柄がない」って言ってたけど、これはゲイだと人は何の価値もなくなってしまうってことなのでしょーか!?
LGBTへの差別!?
ゲイであることと、取り柄がある無しは別次元だと思います。これはおかしいですー。区別してくださいー!
で、ここで急に妊娠ですか。
ケーキで吐き気を覚えたのね。でもケーキ、そんなに匂い無いから、おかしくなるなら一口食べてからじゃないかな…? と、つわり経験者ナナコロビヤオキは思いました。
妊娠して離婚するのはネタバレ済みなので知ってますが、何だか唐突にぶっ込んで来ますねえ、相変わらず。
ドラマ的には、ハラハラさせるように、安定した状態じゃないときにこういった事件を投入すること、もちろん必要ですが、それにしてもこのタイミングで妊娠とはー。
これではドラマを盛り上げるというより、鈴愛と涼次がただの無責任の考えなしということを強調させるためだけにしか機能しないと思うけどなあ~。