NHK朝ドラ『半分、青い。』第69回(第12週)あらすじ&感想 ユーコもここまで貶める!?

『半分、青い。』第69回(6月20日)あらすじ

鈴愛とユーコがデビューして3年が経った。鈴愛は『一瞬に咲け』の連載を3年続け、単行本も出るように。ユーコも『5分待って』の連載を続けている。

アシスタントも雇うようになった二人は、相変わらず秋風ハウスに住み執筆活動。アシスタントも雇えるようになったが、昼夜逆転、体力ギリギリまで描き続けるハードな日々を送っている。

ところが、ユーコの『5分待って!』は、次第にアイデアが尽きてきてストーリーを追うだけのものに。当初はテレビ化も期待される程の人気だったものの、人気は徐々に下落。雑誌の掲載順も後ろから2番目となり、打ち切りを宣告されることに。

マンガにやる気をなくして、夜遊びをするユーコ。

マンガのメインキャラクターまでアシスタントに書かせているユーコの状況を、秋風は心配する。

ユーコに見かねた鈴愛は、ボクテに相談しようと考える。ボクテは『女光源氏によろしく!』が大ヒットし押しも押されぬ人気マンガ家に成長していた。

おもかげで再会する鈴愛とボクテ。そこに秋風が現れる。

NHK朝ドラ『半分、青い。』第69回(第12週)感想

鈴愛も24歳になり、さすがに少し落ち着きをアピールしていたみたいだけど…なーんで、この人たちいつまでも秋風ハウスにいつまでも居座るかな!?

秋風“塾”なんだから、新たな生徒取って住まわせるもんじゃないのか? 秋風先生、次世代のマンガ家を育てたいんでしょ? 3人だけで終わりじゃダメでしょ。鈴愛たちの代わりに若いアシスタントさん達雇ったみたいだったから、その人たちを住まわせてやったら…?? ま、いいか。

鈴愛とユーコからは家賃を取るようになっていると一応言い訳していました。ギャラから何割かピンはねしてる、秋風は抜け目ない商売人だと、おばあちゃんナレで秋風先生をいじってたどぉ~そりゃ当然でしょ! 都心の一等地に住まわせてやってるんだから。ピンはねなんて言い方、あり得ないでしょー!

秋風先生、商売人どころか弟子の住まいのことまで気遣ってあげる、ホント、聖人だと思うけどなぁ…。

そして、不思議と3年経つのに、この二人、いやボクテまで、デビュー当時の作品を連載して3年も突っ走ってるなんて…。そんなの無くない??

この人たち、こんなにわずかな作品だけでアシスタントまで雇えるようになる?????

どんなにベテランマンガ家さんでもそこまで長い連載って、そうないと思う。『こち亀』とか、『コナン』とか、『ドラえもん』とか、メインキャラクターが立ってて、内容的にはそれぞれ一話完結、オムニバス形式のスタイルの話じゃないと、そこまで長く連載する必然性ないし。何も連載が全ていいわけじゃないし。

特に鈴愛の『一瞬に咲け』もユーコの『5分待って』も、タイトルからして最も3年連載の対象外って感じだけどねえ~。

そんなことぐらい、マンガ雑誌見たことある人なら誰でも分かることなのに、連載至上主義で強引に押し通すから見る側は納得行かない。

でも、これさえも、単に脚本家が3人の作品タイトルを考えるが面倒だからという、レベル低な根拠からな気がしますけどね、結局は。

だからユーコの連載が人気が落ちた、打ち切りだと言い渡されるのもなんか、しょーがないでしょとしか思えないし。もやはユーコのせいじゃなくて、出版社側がムリな企画をしたからじゃない! と思ってしまいました。

散英社、若いマンガ家の育て方分かってないんじゃ…!?と思いましたー。

さらには、お嬢様学校育ちでストイックで世間知らずなはずのユーコが、急にはすっぱな女に豹変。なにやら見知らぬおやじとデートしていました。

どこでどのようにして知り合ったおやじなのやら? 脈絡なくてビックリ!

マンガに行き詰まり不安定になるとしても、あのユーコが、こっち方面にグレるか甚だ疑問。

プレゼントにバッグ貰って喜んで、自分からほっぺにチューして、それを後悔したみたいで、秋風ハウスに戻るとて唇を洗うという…。水商売?

どんなにグレて男と遊んでも、ブランドバッグ貰って喜ぶ女かな? ユーコ。お嬢様、そういう感じでブランドバッグに喜ばないよ。

北川大先生、そういうグレ方しかご存じないのかしら?
高校生長男、
「このドラマ書いてる人、こーいう何でも欲しがり女なんじゃね? 」
と今日も言い捨てて出かけて行きました―。

なんかすさんだ描写が短絡的過ぎて下品。ユーコちゃんの人物像、心境に基づいてユーコちゃんの言動が描かれてないから、こっちの気持ちもついていかないし、面白くもなんともない。そしてユーコちゃんをこんな形で侮辱するとはと、またまた不愉快でしかなかった。

 

そして、なぜか、突如律が出てきた! うへっ! 週末まで出て来ないと踏んでたのに…。甘かった!

なんだかこちらもエライ都合良くちゃっかり京大生になっていましたね。ホント、都合いい。教授のコネ使ってまでして国立大に執着してたんだね、律。

京都に移り住んだおかげで、清とうまいこと縁切れてるといいんだけど。まあ、縁切れてなくても、この際もうどーでもいいから、お願いだから清はもう出さないでねっ!!!

律は、鈴愛への未練? それとも鈴愛を陰ながら応援してるっていう健気さを表現してるつもり? 研究室に月刊ガーベラを持ち込んでましたね。先生に聞かれて鈴愛のマンガ見せたりして。でも、見せるならもっと笑顔で爽やかに、「幼馴染みなんですよ」とか言って見せれば? こんなジメジメ、どこがいいかなあ? 細かいけど。

今日はともしびで鈴愛とボクテが会っているところに秋風が入ってきたところで終りました。

明日はボクテと秋風のシーンからということで、明日はとりあえず楽しみ。少なくとも冒頭の部分はね…。

清の件以降、ナナコロビヤオキは、朝ドラ時間前になると、まるで不登校の子どものようにどーんよりと憂鬱になって、チャンネル変えるのが本当に辛かったので。明日の朝は少し安心、とホッとしています。

たかがドラマで、ここまでの気分にさせられていることにもビックリだよー涙