【澪つくし】感想ネタバレ 第140話 惣吉さんフィリピンに?プリーズ再びに期待

『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第140話

2,26事件が発生。
天皇は侍従武官長に対して鎮圧するように強く求めた。
決起部隊は反乱軍となり包囲されクーデターは失敗に終わった。

新聞で事件の概要を知る坂東家の面々。
青年将校は陸軍刑務所に収監された。
反乱軍の烙印を押されたので軍法会議にかけられるのだ。

かをるは小浜は反乱軍になっているのではと心配すると、久兵衛は小浜ほどの野心家なら反乱軍にいてもおかしくないと言う。

律子が心配な英一郎は、自分が東京に行ってくると言うが、久兵衛は「アホ!」と怒鳴って一蹴。
勝手に結婚したのだから放っておけと言い捨てて座敷を出て行った。

るいは実は久兵衛は心配で全然眠れてないのだと言った。

 

小浜家では、律子が夫・小浜の帰りを一人で待っていた。

夜遅くに小浜が帰って来た。
小浜は無言で家に上がる。

律子は、恐る恐る反乱軍のことを聞くと小浜は反乱軍ではなく戒厳司令部の討伐部隊だったと話す。
ホッとする律子。
しかし小浜は仲間に入れて貰えなかったんだという。
律子が
「だからよかったんです」
と言っても小浜は
「黙れ!」と。
「かつての盟友を包囲して降伏させる気もちが分かるか?」
と小浜は嘆く。
自分も国家改造を望んでいたのだと。

律子は、今は幕末ではない、昭和維新を図るなんて無謀だと話す。

小浜は真崎大将も、他にも陸軍首脳部に皇道派を支持する人間は多かったと困惑している。
律子は、偉い人は慎重になるとなだめるが、小浜は
「お前の能書きなど聞きたくない!」
律子は、裏切ったわけではないからあなたが苦しむ必要はないと慰めた。

 

久兵衛は元番頭の小畑と釣りに。

久兵衛は子供にも孫にも恵まれ悠々自適な毎日で羨ましいと言う。
久兵衛は引退したらのんびり暮らせると思ったら現実は難儀な問題が次から次へときて気苦労が絶えないと愚痴る。

小畑は内情をぶちまければいろいろある。
どこの家も似たようなものと言う。

 

そこに英一郎が律子から電話があったと知らせに来た。
小浜は討伐軍で反乱軍でなかったとの知らせに久兵衛は安堵した。

夜、英一郎はかをるに同窓会で善吉に惣吉のことを聞いたと話す。
善吉によると、惣吉は見合い話を全て断っているらしい。
一生独身を貫くつもりだろうと善吉も言っていたし英一郎もそう思うと。
それともかをるが不幸になるのを待っているのではないか、その時に取り返しに行くつもりではないかと英一郎は言うが、かをるはそんなことなるわけないと返事をする。
その話をたまたま聞いてしまった梅木は、部屋に入れなかった。

 

一方、吉武家に海軍から電報が届いた。
招集令状ではなく、軍令部からの出頭命令。

拒むこともできずに惣吉は上京。
惣吉を呼び出したのは夏目少佐。

少佐は、惣吉が遭難しフィリピンに辿り着いた経緯を詳しく聞いた。
さらに、高神村騒擾事件のことも引き合いに出した。

そして最後に夏目少佐は「もう一度フィリピンに行ってみないか」と問いかけた。

 

 

小浜は無事

小浜は討伐軍の方で捕まってませんでしたー。
とりあえず律子さんは安堵。

律子さんの地雷踏みによりハブられて命拾い。

前に律子さんは、自分に関わる男は人生が狂うって言ってましたが今回は命救ったじゃんー!

ただその代償に、律子への愛情はすっかり冷めてしまった様子。
律子さんはいろいろ辛いだろうけど、結婚したら途端に暴君みたいになる夫はやめた方がいいからいいよー。
当時はそうだったんだろうけど、お嬢様がここまでってひどいからー。

小浜は、律子さんの美しさだけでなく気高い感じ、聡明な感じも好きだったんだよねえ?だったら律子さんがこういう言動するの分かるはずなのに。
律子さんの話を興味深く聞けるタイプじゃないのね、小浜は。
その性質が皇道派に走るゆえんですが。

本来律子と一緒になれたらさらに新しい境地に到達したんだろうけど、そこまでにはならない、小浜も小物です。

かをるも、律子も、最終的に結婚した人は小物ばっかwww

ただ、小浜はこの場では律子に命救われたけど、自分が皇道派に加われなかったことに自責の念を抱いている様子。
今後戦争に突入していきますが、無茶しなけりゃいいけど…。

 

小畑さんにまた会えた…(;_;)

癒しの小畑さん。
また来てくれた。
嬉しい。

小畑さんと久兵衛さんの隠居二人は川辺へ釣りに。
この場所は!
梅木がハマーを押し倒した場所ではああ!?

そんなことも知らずに呑気に釣りをする2人www

小畑さん、ゆるきゃらみたいだから、久兵衛さんと二人で釣りをする姿がアーノルド・ローベルの絵本「ふたりはいっしょ」みたいで可愛いー。
かえるちゃんの絵本で子供の時から大好きー。
小畑さん、がまくんみたいだわwww
てことは、久兵衛さんかえるくんwww

『ふたりはいっしょ』とはコレ!↓

久兵衛さんが愚痴を言い出して「お前がうらやましい」と言うと
「はあ?」
と天然な返事。
ああ…癒される~!!!

私は幸せですって顔に書いてあるぞって久兵衛さんに突っ込まれると
「そうでしょうか」
って顔を触って確認。
その手の不器用そうな触り方が可愛いwww

そして、小畑さん、一見太平楽に見えるだろうけどそうじゃないよと。
その時の言い方が
「どうして、どうして」
そうかww
今日の小畑明言はどうして、どうしてwww

ああ可愛い。
癒される。

しかし、小畑さんまさに明言を言いました。
徳川家康の言葉。
「人の一生は重き荷を背負うて遠き道を行くがごとし」。
道端にはきれいな花も咲いてる。雨が降っても風が吹いてもそれが人生の彩だと思えが苦にはならない。

カッコイイねぇ。
そんなことを言いながら
「おやおや偉そうなことを言ってしまいました」
この「おやおや」ぼ言い方も呑気で可愛い。

 

 

梅木の苦悩

今日の梅木はサイコパスなシーンは無くちょっとホッとしましたが、その代わりに苦悩の表情が。

惣吉さんが見合いを全部断っているという英一郎の話を盗み聞き!
朝ドラお約束の盗み聞きを本日は梅木が!

梅木、子供にあげようとしたおもちゃですよね。
そんな話を盗み聞きしちゃった梅木は、おもちゃを持って部屋に入ることができずに誰もいない店へ。
机の上でくるくる回るネジ巻き式のおもちゃを眺めていた。
追いかけ合う、惣吉と梅木の関係のような。

セリフは一言も無く…。
なんて文学的なシーン!

おもちゃを見つめる梅木の複雑な表情が…!
やぱり柴田恭兵だあ!さすが!!

こういうシーンがあるから昔ドラマって味わい深いわ。

 

惣吉さんは…フィリピン!?プリーズ再び!?

惣吉さん、海軍に呼ばれてまたフィリピンに行かないかと!

これってどーいうこと?
今度こそ、スパイとして?

海軍の夏目少佐は小野武彦さんですね、
海軍じゃなくて湾岸署かとwww

小野武彦さんだから、怖い任務じゃないことを祈るわ~。

フィリピンに行くことになったらかをるに会えなくなっちゃうねぇ。
任務によっては招集されて軍に入るより生き残る可能性は高いのかなあ?

当時のフィリピンはどういう状況だったのかも分からないので、全然予測がつかないー。

しかし、後付けか?って思ったくらい突拍子が無いと思われたフィリピンがこうも聞いて来るとはー!

早く明日にならないかなあ~。
フィリピンに行くならまた「プリーズ!」「フーアーユー?」が見られるかも!?
ワクワクワク…www