【澪つくし】感想あらすじ 第141話律子、満州へ

『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第141話

惣吉は海軍を訪れると、夏目少尉にもう一度フィリピンに行かないかと言われる。

夏目少佐は、英語とタガログ語が両方話せる惣吉を民間の工作員としてフィリピンに派遣したいと話す。

しかし、惣吉は自分は漁師だからと、工作員の話をキッパリと断った。

 

吉武家に戻った惣吉はとねたちに工作員になれと言われ、断ってきたことを話す。

とねは驚き、また言って来たらどうするかと気にする。
源八は早く所帯を持った方がいい、独り者のままでいるからそんな話が来るのだと言う。
とねも惣吉に早く所帯を持って後を継いでもらわないと困ると言う。
しかし、惣吉は利根川丸は善吉が継ぐべきだと変わらず。

惣吉はどうしても後を継げと言うならこの家から出て行くと言った。

 

夜、かをるは惣吉の夢を見た。
女学校時代のバレーボールの夢。
なぜか惣吉とバレーボールをしているが、
惣吉はどこかに消えてしまう。
惣吉を探して惣吉を呼び続けるかをる。

目が覚めたかをるは汗だく。
ハッと気づくと、梅木が目覚めていた。
「なんの夢を見ていた?」
梅木はかをるに聞く。

かをるは悪夢を見たと言った。
どんな夢だったかと聞く梅木。

かをるは女学校時代の夢でバレーボールをしていた…と誤魔化すが…。
かをるは何か言ってたかと逆に梅木に来てみると
梅木は、かをるが惣吉の名を病んでいたと言った。

かをるは、自分の潜在意識に惣吉の存在がいることを知り自分自身に困惑した。

 

入兆ではある日突然律子が帰省。

律子は小浜が満州に行ったことを報告。
そして律子も満州に行くことを決めた。
満州に行く前に入兆に挨拶に来たと言った。

久兵衛たちは驚く。
かをるは。どうして律子は自分をそこまでいじめるのか、父のためにも遠くに行かないでほしいと泣き出した。

しかし久兵衛は、律子は襲あない頃から自由奔放に生きてきたからその性格は一生治らないだろう律子の満州息を諦めた。

久兵衛はこれで律子に会うのは最後かもしれないと言う。
律子は、長くても3、4年だから大丈夫だと言うが、久兵衛は律子ではなく、自分がそれまで持たないかもしれないと。

律子が今晩満州に発つと言うと、久兵衛は手を出せと言い、律子の手を握った。

久兵衛は最後まで気の合わない親子だったが、憎たらしい分律子が可愛かったと言う。
そして小浜との結婚を正式に認めた。

律子は久兵衛に「長生きしてください」と涙ながらに言った。
律子は、その晩満州に旅立った。

これが律子との最後の別れになった。

 

 

惣吉は工作員にスカウト!

惣吉のフィリピンに行かないかは、やはり工作員でしたー!

プリーズ再び!?
見られるかも~!!
期待wwww

惣吉さん、英語もタガログ語も堪能ということでスカウトされました。
「プリーズ」と「フーアーユー?」のみで語学堪能www

 

3年いたとはいえ、英語もタガログ語も喋れるようになったとしても外国人として喋れるレベルで工作員としては務まらないと思うよwww
フィリピン人に騙せないと思うけど。
フィリピン人として生きた体験が無いからすぐボロが出るよ。

1985年の日本では「プリーズ」と「フーアーユー?」だけで英語が堪能と信じ込ませることができたんだなあwww

 

惣吉さんのスパイ話。
こんな話がわざわざ出てきたんだから最終的には行くことになるんだろうねえ。

とねさん、源八さんの、結婚しプレッシャーもあるし。
こういうプレッシャー、女性が言われるものですが、男性である惣吉さんが言われてイヤな思いするの、笑える。

そして惣吉さんは「幽霊は幽霊として生きる」って言ってたもんねえ。
あのセリフはこの伏線だったか…。

今の惣吉さんとしては工作員としてフィリピンに派遣された方がいいと思うかも。
でも、フィリピンで工作員として行く方が、徴兵されて行くよりは生き残る確率が高いだろうか…?
惣吉さんにはなるべく生き残って欲しいので、できればかをると再婚してほしいと希望は捨てていないので、惣吉さんが生き延びる道を作ってくれてるのよねえ…とジェームスに祈る思いだよ。

ただ、フィリピンに行っちゃうと当分かをるに会えないのも気になる。
辛い選択ねえ。

 

律子さんは満州へ

今日の主役は間違いなく律子さんですねえ。

久々に入兆に帰省。
今日のピンクのドレスも美しかった。
東京にいる律子さんと違って、これまで通りの華やかで気高い律子さんだあw。
でもこれ、律子さんなりに、皆に心配かけまいとしての精一杯の律子さんなんだろうねえ。

 

律子さん、満州に行くことを決意。
小浜となんて一緒に行かなければいいのにー。
るいさんの言う通り、小浜が帰ってくるまで入兆にいればいいいんだよ…涙

律子さん、律子さんと最後の別れだったみたいにナレーションは言ってましたが、律子さん死んじゃう?
満州の引き揚げのときに大変な目に遭うのかしら?

ちょっと心配。

しかし、久兵衛さんと手を握り合う親子の別れのシーンは感動的。
律子さん、涙涙でさすが女優。
久兵衛さんも…。

しかし!
しかし、しかし…
最初から泣いているかをるたん、棒。
久々の棒。www

今朝、テレビを見ていた中2の娘が
「他の人はちゃんと泣いてるのに、この人涙出てないよ」
と朝食食べながらボソっとツッコミ入れてたwwww

最近の、惣吉さんを思って涙するところは素晴らしいけど、今日のはメインが律子さんと久兵衛さんだから、沢口靖子さんが十分に涙が出るまで気持ちを盛り上げる時間が十分に確保されてないのかもしれない…www

 

梅木の逆襲が怖い…

かをる、惣吉さんの夢を見ていて、寝言で惣吉さんの名前を言ってしまいます。

あー怖い!
一生懸命取り繕っても夢までコントロールできないからなあ。

寝言で言っちゃうってあるあるですよねえ。
やっぱり梅木みたいな怖い人と寝室一緒って…すごく危険ー。

伴侶には嘘をつくもんじゃあないわね。
でもこういう寝言でバレるって逆のパターンはあるあるなんじゃあないでしょうかwww

前からも度々夢のシーンが出てきました。
潜在意識を意識させるものとして。
フロイトに絡めて。
そこが時代感あり根も葉もないご都合シーンにはならない面白さでもあった。

惣吉さんが好きでたまらないこと自覚させたり。
名取村長を陥れてしまったことへの自責の念を表したり。

そんな夢のシーンが、今日は惣吉さんへの思いを。
自分で自分をだましていることをかをるに気付かせるものとして夢を使った。

これまでの夢シーンは、全て今日のこれにつながっているんだあと思うと、
ジェームス、つくづく恐ろしいわあと思うー。