【澪つくし】感想ネタバレ かをると梅木の結婚式

『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第122話

いよいよかをるの結婚式当日。

梅木とかをるの結婚式は内輪だけで質素に執り行われることになった。
梅木の親代わりは元番頭の小畑夫妻が務めた。

控えの間ではかおるの清次夫妻がかをるを祝福。
清次は、吉武家の「よ」の字も忘れてしまえと言う。

そこに式の準備が整ったとツエが来た。
るいも皆を迎えに来た。
るいはかをるの花嫁姿に涙ぐむ。
かをるはるいに笑顔で返事をして式場に向かった。

 

婚礼は滞りなく進行した。
かをるの胸は澄み切っていた。
親しい人々に見守られながらかをるは梅木健作の妻となった。

 

式の中で、久兵衛は、新婦の父親代わりとして、かをるの父として参列者に挨拶。

梅木の生い立ちからを紹介し、幼い頃はひ弱だったが、今では体力気力共に充実した立派な成長になった。入兆の誇りと思っていると話す。

そしてかをるのことも。かをるが坂東家の塩になりたいと言ったことにかをるの成長を感じ、今日は幸せで一杯だと涙ぐんだ。

 

その頃、入兆の入り口前ではちょっとしたトラブルが。
入兆の前に鰯を干して肥料にした干鰯がばら撒かれていたのだ。
外川の吉武家の漁師が「ご祝儀だ」と言って持ってきたと言う。
かをるの結婚に対する嫌がらせだ。

頭の神山はさっそく吉武家のとねにクレーム電話を入れた。

このことを全く知らないとねは、神山と口ゲンカ。
しかしその漁師たちが帰ってくるのを家の外で待ち構えた。

戻ってきた漁師たちに聞くと、やはり干鰯は漁師たちの仕業だった。
それを知ったとねは、ビンタ!
「惣吉はそんなことはしない!」ときつく叱った。

 

式が終わり、かをるは夫婦の部屋にいると梅木が入ってきてかをるに感謝していると頭を下げた。
「今日は100年でも200年でも長生きしたいと思いました」
あなたといつまでも一緒に生きていたいからだと。

梅木の話を聞いたかをるは
「どうかよろしくおお願いします」
と頭を下げた。

かをるはこの時、満23歳だった。

 

 

 

かをる、とうとう結婚しちゃいましたー!

今日はとうとうかをるの結婚式。
惣吉さん、モタモタしてるからかをる嫁に行っちゃったよー!

かをるも新たな人生の門出ということで、律子もニコニコですんなり。
見ているこっちはやっぱりコレでいいの?とモヤモヤしちゃいますが…。
このキャスト全員のスッキリサッパリぶりが、一層モヤモヤを煽るわwww
これが狙いね、ジェームス!

 

こんなモヤモヤ結婚式、朝ドラでは珍しかろうー!

そんなモヤモヤした気持ちで見ているので、ツネさんの
「前の時よりキレイ!」
っていうのに、イラッ!てなるし。

清次さんの「吉武家なんて忘れちゃえ!」にはピキッ!ってなるし…。

でも結婚式で由岐ちゃん、みずえちゃんに久々に会えたのは嬉しかった。
由岐ちゃん、安定の棒www
棒も久々で嬉しい。
そしてこの2人にもきちんと相談すればよかったんじゃない?とも心配になった。

ただ…ぎんさんは唯一梅木に対してよそよそしく、クールでした。
でもこれは、かをるを心配しているのではなく、自分が見合いババアやれなかったからでのプイッ!
ぎんさん、面白いwww

 

 

久兵衛さんのスピーチ、長っ!!

久兵衛さん、新婦の父が話すのはいささか筋違いと一見控えめにしていながら…。
長いっ!長いよ!スピーチがああ!爆

7:20から話始まって7:24まで喋ってたよ。
梅木の話とかをるの話をそれぞれ2分ずつ。

梅木のこと父親のつもりでもいるからだけど、今日の式では小畑さんを父親代わりに立ててるんだから、小畑さんに話して貰ってもいいんだよー。
小畑さんのコテコテ銚子弁でのスピーチも聞きたかったwww

まあ久兵衛さんがメインキャラだし15分間だから、ひとまとめに久兵衛さんにってことで仕方ないけどねwww

久兵衛さん、心のこもったスピーチではありましたが、長いわ、濃いわww
この頃のおっさんスピーチと言えばこうでなきゃの常識ですかね。
梅木のことを褒め、かをるのことを褒め、感涙にむせび…。
でも最後のまとめは新婦の父でなく「入兆11第目の当主」だからwww

新婦の父が出るのは筋違いと言いながら主役をかっさらっていく久兵衛ちゃんwww
完璧なおっさんスピーチ!
ラブリーよ~!

こういう長々スピーチの、ぐるっと回って最終的には手前味噌なスピーチ、段々と化石となって行くのかなあ…。
そういう意味では貴重な歴史的資料かもしれないですねえ、今日の久兵衛スピーチはwww

 

梅木に同情しつつもモヤモヤ…でもキャーー♪

梅木、幼い頃からパパママ亡くして一人ぼっちで寂しかったのねえ。
そのくだりを聞いていた時、かをるが梅木の方を優しい目で見ていたのが印象的。
幼い頃は夜中広敷で泣いてたって言ってた。
梅木もデビューは広敷だったんだな。

昔は梅木みたいに一人寂しさに耐えて奉公する子って多かったんだろうなあ。
当時は医療も行き届いていないから、両親が突然亡くなることも珍しくない話で。
そうすると、きちんとしたお家の子でも、奉公に出ないといけなくなるという悲劇は避けられなかったんでしょうねえ。
保険制度って大事だねえともつくづく。

そんな梅木は、真面目さ誠実さは間違いないでしょう。
でも…寂しさがつきまとってる人ですよね、やっぱり。
何となく寂しげな雰囲気醸し出してる柴田恭兵、表現力凄いよー。

…やっぱりかをるには、惣吉さんみたいなサッパリと明るくて突き抜けたタイプの方がいい気がする…。

ハマーのこともモヤモヤだし。

でも、さすが柴田恭兵だけあってイケメン!
オールバックにキャアアアアーーーー!!ってなる。
惣吉さんもいいけど、こっちも捨てがたいんだよお。

で、そんなセクシー柴田恭兵なのに
「100日でも200日でも生きたいと思った。あなたのおかげで」
なんていじらしい、梅木わんこの目で言われちゃったらさあ!!
もう、ハマーのこともしつこく言ってたけどもうどうでもよくなっちゃうよって。

おらも節操ないな。ずん子のこと言えないな。

とねさんの表情に涙

外川の漁師は、干鰯を「ご祝儀」と言って入兆の前にばら撒いて嫌がらせ。

頭の神山さんがとねさんにクレーム電話を入れると全然知らないとねさんは反発。
吉武とねはそんなケチな女ではない!と言い放ち。
「黙れ!ごじゃらっぱ」
「えげぬすっと」
って言いましたー。
銚子方言で「ごじゃらっぱ」は分からずやだそうです。
「えげぬすっと」は見つけられなかった。
銚子の方言って結構特徴的ですね。
関東地方なのに全然分からない。
ドラマでも言っているように醤油も漁師も紀州から渡ってきた人たちのようだし、利根川の水運の発達によって東北との交流も盛んで、関西系と東北系の言葉が混じっているそうです。

さらに漁師たちが干鰯を持っていたのが本当だと分かると激怒しビンタ!
「ねっちょぶけえ真似しやがって」
「執念深い」ってことみたい。
しつこい真似しやがってってことね。

そして
「惣吉は、てめえらみたいなじだぐりじゃねえんだ!」
とも言いました。
じだぐりも分からないー。
でも響きからしていい言葉じゃないですね。
しょーもないヤツみたいな言葉のもっと酷い言い方だと思うぞ。

「じだぐりじゃねえんだ!」
って絞り出すように言ったとねさんにグッと来てしまいました。

必死で抑えているでしょうけど、無念で仕方が無い。
惣吉に代わって惣吉の分まで悔しくて仕方ないんだろうなあ。
漁師達に怒ってるけど、自分の本心は漁師達と一緒ということで自分の本心にも恐れおののき葛藤している表情。
草笛光子さん、さすが大女優!
このとねさんの一連の演技、まるで映画のようだった…。

皆いろんな複雑な気持ちを抱えてしまって…どう収拾付ければいいの?
早く惣吉さん、帰ってこないと大変だよお!