『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第106話
退院後、久兵衛の元に戻ったかをるは健康を取り戻しつつあったが、その反面、惣吉を亡くし、子供を流産してしまったことが逃れられない現実としてかをるの胸を締め付けていた。
ある日、吉武一家が総出で入兆に来た。
かをるを取り戻しに来たのだ。
吉武家の女将であるかをるを退院と同時に実家が引き取るのは筋違いだと。
善吉は、一旦吉武家に戻り、手続きを済ました上で実家に戻すと言う。
そんな手続きは必要ない、家族と共にいるべきだと言う英一郎。
返す返さないでお互い一歩も引かずにいたところに、るいが来た。
るいはどうぞお引き取り下さいと頭を下げた。
るいはかをるをもう二度と外川へ返さないと言う。
外川へ行けば惣吉のことを思い出し、周りは他人、かをるはいつまでも立ち直れないだろうと。
さらにるいは、かをるは退院するとき吉武家の女将として吉武家に戻ると言い張ったと話した。しかし心身ともに疲れ果ててとてもそれどころではなかったと。
その話を聞いた善吉は「お邪魔しました」と礼をして入兆を後にした。
夕食時、英一郎は久兵衛に吉武家とのことを報告。
るいも、善吉も立派だったと英一郎は言った。
久兵衛はかをるに、後のことは心配するなと言った。
戸籍のこともあるし、様々な手続きは久兵衛がやるから任せろと。
しかし、かをるはそれについては待ってほしいと訴えた。
かをるは、もしかしたら惣吉が帰ってくるかもしれないとまだ希望を捨てていなかったのだ。
入兆の事務所では、小畑が惣吉のことを偲んでいた。
小畑は、惣吉が久兵衛に結婚の申し込みをしようと入兆に通い詰めていたことを思い出し、惜しい男を亡くしたと話す。
するとそこにハマがやってきた。
ハマは小畑が居ることに気付くと、紀之を探していると言いわけしてその場を去ってしまう。
「どうやら邪魔だったようだ」
小畑は梅木とハマの関係に気付いていた。
小畑は梅木にハマとどういうつもりで付き合っているのかと聞く。
入兆では職場恋愛はご法度。
ただし所帯を持つつもりなら、小畑から久兵衛に話してあげると。
すると、梅木は、所帯をもつつもりはないと言った。
小畑はその気がないならすぐに手を切れと忠告。
かをるは、一人寝室に。
昼間は皆の気遣いで気持ちが紛れることがあるが、夜一人になると惣吉との様々な思い出がよみがえった。
入兆VS吉武家はジェッツVSシャークス
吉武家は、総出でかをるを取り戻しに入兆に向かいました。
かをるの退院当日、入兆に行っちゃったみたいって騒いでたのに、すぐには行かなかったのね。
吉武家が来たーと気付いたら、梅木と小畑さんは警戒!
もう!いちいち張り合うんだよねえ~この人たちは!
普通にかをるさんは?って聞けばいいのに、
返す返さないの押し問答!!笑
入兆VS吉武家で、バチバチ
この構図、いかにもジェッツVSシャークスですwww。
でもこのジェッツVSシャークスの中でかろうじて親交のある2人が。
英一郎と善吉ですー。
マリアとトニーか?
いやいや…。
でも吉武家代表として善吉は、筋が違う!と怒ってました。
自由な吉武家としても「筋」を重んずるんだな。
それに対して、英一郎は心身ともに疲労しているかをるは家族のもとでリラックスしていないとダメと。
おや、入兆にしては珍しく、筋や面目より気持ち優先。
英一郎らしいwww
そんな感じで仲良しなのに静かにバチバチな2人。
でも善吉は、小畑さんに葬儀の際久兵衛に失礼をしたことを謝れと言われると、
善吉それについては謝ると、潔く頭を下げました!
善吉、さすが!
やっぱり惣吉の弟だねえ!
感心するわ。
英一郎も言ってたけど、成長したなあ!
で、かをるを返す、返さないの件ではどちらも引かず埒があかない状態でしたが、るいさんが来てどうにか解決。
るいさんの気持ちのこもった話に善吉も納得して帰りましたが…。
るいさん、かをるは二度と吉武家には返さないと!
…え?頑な…!
るいさん、そこまで考えてたんだあ!
ビックリ。
でも…るいさん、かをるに聞いてる?
心配な気持ちも分かるけど、かをるの気持ちも聞こうよー。
吉武家も、入兆も、いろいろ心遣いはありがたいんだけど、
本人の気持ちが後回し…www
現代人にしてみれば、そもそも、気にせずに行き来すりゃいいのよねえ~と思ってしまいますねえ笑
かをるが元気になれば、どっちでも好きにすればいいんだし。
今の状態でもとねさん、善吉さんが自由にかをるを見舞いに来れればいい。
ただそれだけなのに…。
いちいち事件になってしまう昭和初期www
ちなみに、るいさんの言い分、説得力は確かにあったけど、
吉武家のメンバーにももっと感謝したほうがいいよとも思いました~笑。
かをるを返せっていうのは、乱暴じゃなくて、かをるのことを信頼してくれてるからだよ…???www
るいさん、ちょいちょい吉武家を訪ねてて、皆いい人だって知ってるハズなのに…。
それに、かをるが心身共に疲れているのは分かるけど、せっかく来てくれたんだからちょっと会わせてあげてもいいじゃんwww
かをるもあのバタバタの中でこんなになっちゃったら心残りでしょう!
惣吉さんのことについては、るいさん久兵衛さんよりも、とねさん、善吉、源八と話してたいことも山ほどあると思うよ~。
だから、吉武家の人間との面会まで禁じるのはやめてよ…。
昭和初期の醤油屋VS漁師では考えられないんだろうけど…www
かをるの一途な思いにウルッ
かをる、久兵衛がその後のいろいろは戸籍のこともあるから任せなさいと言うと、かをるは戸籍を抜くことはちょっと待ってほしいと言いました。
その思いは、律子さんの言うように吉武家でいたいということだけではなく…。
惣吉さんが帰ってくるかもしれないから!
(;_;)(;_;)(;_;)
「笑われるかもしれないけど…」
と付け加えていたところが、また哀しかったわ…(;_;)
いじらしいわ。
かをるの言葉を聞いてウッとなった久兵衛さんとるいさんの表情も印象深かった。
でも…こんなこと言うってことは…惣吉さんはきっとまた現れるよねえ!
韓流ドラマみたいだけど、惣吉さんがこれで出番終わりはつまらないー!
是非とも惣吉さんを再びお願いー。
梅木、ハマーのことは遊び!?
梅木、ハマーとつきあってること小畑さんにバレちゃったー!
ちなみにこのハマーのことを言及するシーンの前に惣吉さんの思い出を話してるっていうのも、なんとも梅木には残酷だわねー。
小畑さん、梅木をもて遊んでるんじゃないだろうかwww
梅木、ハマーと結婚するつもりかと小畑さんに聞かれると…なんと否定!!
そらそうよね~梅木としてはかをるが戻ってきたら、気持ちが再燃するのは仕方が無い。
しかし…ハマーはどうするのお?
ハマーが哀しむの見たくないんですけどぉ…。
梅木が思っていても、かをるは見向きもしないもんねえ。
それなのに、ハマー捨てられたら可哀想だし。
かをるにとっても、自分は何もしてないのに、自分のためにハマーに辛い思いをさせてしまうという理不尽な目に。
いやーここの人間関係、どうする?
複雑すぎる…。
なんちゅう関係を持ってくるのよ、ジェームス!
かをると梅木が何かあるとしても、ハマーを捨てるなら、全然共感できないー!
梅木にマイナスイメージ持っちゃう…。
どうしよう、柴田恭兵好きなのに!!!