【おちょやん】感想ネタバレ 第93話 鶴亀新喜劇スタート

『おちょやん』あらすじ(ネタバレ)第93話

一平は、大山社長の申し出を受け入れ、家庭劇は鶴亀新喜劇に入ることに。
鶴亀新喜劇の旗揚げ公演は昭和24年の初春興行と決まった。

新喜劇には、元鶴亀歌劇団の朝比奈灯子(小西はる)と元須賀廼家万太郎一座の須賀廼家万歳(藤山扇治郎)、千兵衛(竹本真之)も合流。

万歳と千兵衛は、家庭劇に対して闘争心むき出しで反抗的な態度。

千之助は次回公演に向けての新作は自分がと
「お家はんと直どん」という芝居を書き下ろした。

この芝居は若い時に激しく愛し合った父親に騙されて別れてしまい、
お互いを恨んだまま40年後に再会するという話。
千之介が主人公のお家さんてるを、一平がかつて直吉を演じる。

稽古が入って数日たったが万歳と千兵衛は姿を現さず。

千之助は稽古してもセリフがなかなか出てこない。
「セリフも忘れ、即興も出なくなったら役者は終わり」
千之助は、万太郎が言っていた言葉を反芻していた。

 

千代と一平は、灯子をつれて岡福へ。
灯子は、終戦直後に焼け野原でやった一福がトランペットを吹いた家庭劇の芝居を観ていた。
「コレまで見た中で一番いいお芝居でした」

灯子は早くに父親を亡くし、母と妹と暮らしていたが母と妹は空襲で亡くなってしまった。
何もかも失くしてしまったところで、あの芝居を観てまた頑張ろうと力を貰えた。

大山社長に話をしたところ、鶴亀新喜劇への話を貰ったと言う。
やっとできた居場所。
「座長、鶴亀新喜劇をなくさんといて下さい」
ここで頑張りたいと灯子は一平に頭を下げた。

灯子のためにも旗揚げ公演は絶対に成功させないと。

一平と千代が家に戻ると…寛治が帰ってきていた。

翌朝、何も聞かずに寛治と朝食を囲む千代と一平。
約束を守らなかったのに何で何も聞かないのか?責めないのかと寛治が言うと

「ほな聞いてあげる。酒か?女か?博打か?」
と千代。
男がアホになるのは大概それだと平気。
寛治は、謝り一緒に芝居させてくださいとお願いする。
「あほやなあ、当たり前やんか」
無事に帰ってくれただけで十分。

「あの人が言ってた通りやなあ」
寛治はヨシヲの持っていたビー玉を出した。
「あの人」とはヨシヲ。
寛治は満州でヨシヲと会っていた。

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なにもいちいちケンカにしなくても…

今日はアバンの、家庭劇の皆が大山社長のところに乗り込む図で、
一座の面々が廊下を歩くところのスローモーションで…ガクッと。
ハア~大げさなあとwww
見ていてこっちが恥ずかしくなっちゃいましたあ…。

なんでこう、いちいち対立構図に持って行くかなあ。
半沢直樹みたいなビジネス話じゃないんだから~。
演劇話はそんなステレオタイプじゃないからねえ。

大山社長が無理やり解散させたってことになってますが、あれもなあ。
そもそも戦時下で仕方のない事だったって見ているこっちは十分承知よ。
むしろ、あそこまで興行させてもらえたことの方が感謝だと思うけど…。

たとえ大山社長がプライドで頭を下げず、事情説明もせずにバッサリだったとしても、
空襲警報鳴りまくりのあの状況下では仕方ないと40歳近い大人なら察しない?
日本は負けるって予想できた一平君ならさあ…??

ということもあり、これまでの感謝もせずに大山社長をただただ敵扱いする構図にも疑問だよ。

大山社長は確かに金勘定ベースで生きている人と描かれてますが、
もっと一平たちに芝居に惚れ込んでいる様子を描いてもいいのにねえ。
ここは単純に戦争が終わって晴れて芝居ができる!
道頓堀の復活だ!
一緒に頑張ろうー!!
ってなった方がスッキリだと思うがwww

実際に一平、大山社長に怒ってる割に、すぐに「やっぱり入る」って決めてその経緯を一切描いてないし。
そんなの入れたこと自体無駄だし、一平マイナスイメージだよ。
そんな下り入れるなら、昨日の万太郎さんと千之助の芝居のシーンをじっくり見せて欲しかったなあ。

すぐに合流しちゃうと千之助さんが自ら手を挙げて万太郎さんと共演できなくなったから?
それにしても、こんなめんどくさいことを盛り込まなくても…と思ってしまうよwww

 

そしてこのケンカ構図は須賀廼家万太郎一座VS家庭劇にも。

え??
万太郎一座と家庭劇ってそうまで敵対関係だったの??

仲が悪かったのは万太郎さんと、千之助だけじゃなかったの?
しかも、それももう昔の話で。
確かに、鶴亀家庭劇は万太郎一座に追い付け追い越せで、観客動員数も争っていたし、
ライバル関係ではあるだろうけど…
だからってて敵かいいー!?

万太郎さんが亡くなっちゃったんだから仕方ないじゃん…。
万歳さん千兵衛さん、ケンカよりも泣いてばっかで芝居しない方が可愛くて面白い気がする。

なのにケンカ。
なんだか幼いなあ~。
そもそも劇団員同士がバチバチな様子描かれてなかったしねえ。

ばかばかしいなあと思っても、普段からいがみあってるの描かれていれば納得ですが。
澪つくしの入兆VS吉武家みたいに。
なんでいがみあってる?と思いつつ、事情は分からんが仲悪いのねって認識になるけど、
万太郎一座VS家庭劇は取ってつけたように提示されたアイテムなんで腑に落ちない。
しかも、取ってつけたアイテムがケンカ!で…ゲンナリ。

 

灯子は一平の不倫相手?

新しいメンバーの中に女子がいました。
灯子。

史実からすると、一平は劇団員と浮気して千代は劇団を出て行く羽目になるようですが…。
このタイミングでの投入ということは、この子が一平の浮気相手ということね?
旦那の浮気をやっぱり書くんだ…。

灯子さん、優しくてはかなげで…千代とは対照的。
男がコロッと騙されるタイプだなあ…。
でも、こういうタイプの女性、そんなことあったら、女性には総スカン食らうだろうなあ汗。
敵役ながらも視聴者に共感が得られるかどうか、女優さんとしても運命の分かれ道ねえ。

スカーレットでも八さんが不倫するか?というくだりがありましたが、
アレはキャスティングと設定が素晴らしくて共感できました。
八さんにアプローチする三津役の黒島結菜さん、美少女だけどいい意味で「女」が前面に出ていなくて設定も女っ気ゼロ。
でも陶芸に対して純粋で素直で、八さんの心に入り込みそうな込まないような…っていう心理的ヒヤヒヤ。
三津自身も学生気分のままで八さんに惹かれ、八さんも、そんな三津の純粋さに魅かれる部分もあり…。
誰の心にもあるモラトリアムな部分、青春時代へのノスタルジーを突いてきた。

窯の火の番をしながら2人で眠ってしまって、起きた時に八さんが三津の気持ちに気付いて、
最後に「学生時代の頃を思い出して楽しかった」みたいなことを言って、三津の気持ちをさりげなくシャットアウトしたときは…もう涙が止まりませんでした。

そしてそれだけだったけど、目撃してしまった喜美子も複雑な思いを抱く。

三津の純情な気持ちも、そこからの八さんへの恋心も純粋な物、しかたないことと凄く伝わってきたし。
踏みとどまった三津には拍手だったし。
八さんが三津によって、若い頃の気持ちに戻れたことも分かったし。
そして、八さんは不倫には至らなかったけど、八さんの喜美子に対する思いが何やら変わり始めたことがハッキリと感じ取れた。
そして喜美子の中にも。

不倫、という案件を持ち込んでも、こういう印象に書けるかどうか…??

これができなかったら、特に朝ドラでは大変だと思うけど…大丈夫だろうか??

 

灯子は、空襲で身寄りを失い、この鶴亀新喜劇を自分の居場所にしたいと抱負を語っていました。

この劇団しか居場所が無い灯子。
千代はそんな灯子を思って身を引き劇団を出て行くフラグ?
これは…重いわねえ。

そして、一平が下手にいい旦那で描かれているから、この2人が不倫したら、もうメチャクチャ傷つくなあと。
考えただけでも辛くなってしまった。
こんな優しいいい旦那の一平にそんなことあったら、もう本気じゃん!
千代の居場所ゼロじゃん…って。

もっと一平が尖がった性格のメチャクチャ天才で、普段からもっと遊びまくってる人だったらよかったのに。
テルヲのメチャクチャさをそっくりそのまま笑いに変えて一平のキャラにしておけば…。
テルヲ並みにメチャクチャの一平だけど、どこか憎めなくて千代はそんな一平が好きで、
どうにか夫婦やってるという様子を面白おかしく、それこそ喜劇調に描いてたらよかったのに。
そしたら、ここの灯子の登場が、あーとうとう別の女が出てきちゃったなあ…と思えたのに…。
でも、そんな旦那の設定自体が朝ドラではNGかしら???笑
テルヲ描けたんだから一平そうしてもよかったんじゃない?www

 

寛治はヨシヲと会っていた

寛治、満州から帰ってきました…。

満州から帰って来たにしては、全然ボロボロじゃない。
ずん子はもっとヨレヨレボロボロだったぞ。
結核まで貰って。
ああまた澪つくしロス…www

で、寛治は、これまで連絡しなかったことを給料を送らなかったことを申し訳なさそうにしていました。
それに対して、千代はどうせ女に博打でしょ?ってお見通しよって寛大に言ってましたが…。
おいおいおい!
満州、そんな話じゃ済まないと思うぞ!
たとえ寛治が遊んでいたとしても、それは一番最初の時期だけのことでしょ。
当時の戦況からしたら、送った手紙も届かないなんて当然だし、
普通なら千代も一平も、ただただ寛治の安否を心配しているはずだと思うよ。

寛治も日本に帰ってくるまで死ぬかもしれない思いを何度もしているだろうしねえ…。

なんか、そこらへんの設定がおかしいなあと。

ヨシヲのことは、寛治の回想で片付けられてしまいそうですねえ。
満州でのことだから、千代が会えないのは仕方ないけれど…。
それにしても、
千代の関わりようのない状況とタイミングで、
もう既成事実ですからあ!って出されるのもなんかな。
もうゴチャゴチャ言わずに泣けよって押し付けられた感が。

寛治、はなからいきなりビー玉出してきて。
「ハイ、ヨシヲ話スタートですよ!」
って泣けよスイッチ強引に入れられた気がしたわー。

 

 

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