『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第130話
惣吉の遭難から3年10ケ月。
律子が入兆に帰ってきた。
かをるに用があって来たと言う。
律子はかをるの部屋で二人きりになると、銀座で惣吉にそっくりな人物を見たことを伝える。
かをるは律子の言葉に固まった。
律子はさらに説明。
刑事によると、惣吉はフィリピンから強制送還された記憶喪失者。
当初本人もフィリピン人だと思い日本語も喋れなかった。
しかし生の魚を箸を使って食べ出したことから日本人と分かった。
フィリピンでも記憶喪失を装った日本からのスパイかと思われていたが、様子が違うと日本に強制送還されたのだ。
警察に惣吉について知っているか問い詰められた律子は、
軍人の夫の亡くなった部下に似ていたから驚いたのだと、その場は惣吉の身元を明かさずやり過ごした。
ただ、律子は、あれは惣吉に間違いない、断言できると言う。
かをるは呆然として倒れそうになる。
律子はもし惣吉が記憶を取り戻したときのことを考えて心の準備をしておいた方がいいとかをるに伝えた。
その後、律子は久兵衛たちにも惣吉のことを相談。
そのままそっとしておいた方がいい…という話の流れになりかけるが、かをるは東京に行って惣吉かどうかを確かめたいと言う。
今さら惣吉とは無関係だと言う久兵衛に対し、惣吉が自分が誰か、故郷はどこかさえ分からないままではあまりにも不憫だとかをるは言った。
るいは惣吉の記憶が戻ったときのことを心配する。
かをる惣吉のことはもう過去のことだから大丈夫だと言うが、惣吉の気持ちが心配、人の心はそう簡単に変わらないと。
梅木も、かをる意見を後押し。
かをると一緒に東京に行き惣吉と分かれば外側まで送り届けるつもりだと話し、久兵衛たちを納得させた。
その夜、かをると二人になった梅木は、もしも惣吉だったらかをるの気持ちが離れるのではと自信が無いと本音を吐露。
どんなことがあってもかをるとは離れたくないと言う。
かをるも自分も同じ思いだと伝え2人は抱擁した。
翌朝、かをると梅木は律子と共に東京に向かった。
今日も目が離せないー!ハードモード!
今週はおちょやんもヨシヲが出てきて大変ですが、こっちは惣吉さん出てきた!
えー!?もうどうなっちゃうのーーー!?!?!?
もう、動揺よっ!
かをるや律子以上に動揺よ。
惣吉さん、好きだけど…こんなタイミングで出て来るなんて!
ホント困るよお~www
律子さんも、惣吉さんだったら何もかもめちゃくちゃになる!って言ってたwww
久兵衛さんも、あいつは迷惑者だって言ってたねぇ…。
うん、同感…。
惣吉さん、もちろん好きですよー。
惣吉さんとかをるのキャッキャウフフ好きだった。
惣吉さんが帰ってくることを願っていたけど…。
いや、もうこのタイミングどーするっ!?
見てるこっちも困るーーーwww
ああ…ヒロインの相手役惣吉さんなのに、状況一つで今や迷惑者www
今朝は、澪つくしとおちょやんと朝から早々にハードモードな30分で!
いつもは調度子供のお弁当を詰めている時間なのですが、気になって気になって手が止まっちゃってなかなかはかどらなかったー!
律子、帰省!惣吉のことをかをるに報告
惣吉らしき人物を見た律子は、かをるに報告しに入兆に帰省。
律子、あんな状態で出て行ったのにひょっこり。
スゴイ心臓だよ。
でも久兵衛さんも、ケロッと普通に受け入れ。
こんなところもこの親子ならではですかねえwww
久兵衛さんも嬉しそうだったし…。
でもまあよかった。
小浜と何かあっても帰るところがあるよ、ずん子!!
さすが賢い律子さんは、惣吉さんのことを冷静に対処。
すぐに身元がバレないように外川の吉武惣吉と正直には言わず、軍人の夫の元部下と言って誤魔化して時間稼ぎ。
そうだよ~。
名前言ったら吉武家に連絡が行き、あっという間に騒ぎになって、吉武家も入兆もパニックになっちゃうから…。
吉武家にしても、入兆にしても心の準備が必要よ。
特にかをるの場合は…。
いやーどうすんの、コレ!?!?
どうしたらいいか、ぜんっぜん分からなーい!
惣吉、フィリピンで見つかる!?!?
衝撃だったのは、見つかったのがフィリピン!だっつーことっ!
フィリピンとは!?
えー!?!?
そんなことあるー?
韓流でもそこまでやらないんじゃね笑
銚子沖からフィリピンって…遠いよ!?
海流に乗ってそっちの方まで漂流することがあるのかもしれないけど…ペットボトルが思わぬ国に行ってたり、東日本大震災の瓦礫も、アメリカや南米に辿り着いたりしてましたよねえ。
…でも、そしたら確実に死んでるよねえ…??
どこかの船に遭遇して助けて貰ったとしたら、救出した人たちがすぐ連絡してくれるだろうし…。
でも、細かく取材して見事に史実を降り込むジェームスが、こんな突拍子もない素人に嘘だろ!?と叩かれるのが明白のウソをつくはずは無かろう…。
そういうウソみたいな話、実際にあったのかしら…??
記憶喪失になった惣吉さんは日本語も忘れて、フィリピン人だと自他ともに思っていたと。
日本語を忘れてたとしても、英語もタガログ語も喋れないんだからやっぱりフィリピン人とは思わなくね??
惣吉さんの浅黒さがフィリピン人じゃないとは思わせなかったか?www
ちょっとその辺は…昭和なら通じた領域なのかしら???
惣吉さん、警察を出る律子を追いかけて律子に懇願しました。
「プリーズ!私、誰ですか?プリーズ!」
…ん?…日本語、結構上手いぞ惣吉!!
惣吉、プリーズしか言えてないぞwww
…惣吉、明らかに日本人だよっ!!!爆
かをるは意外に冷静
律子さんの、かをると二人きりになったときの、どう切り出していいか分からない表情、すごく共感した~。
そうですよね、かをるの気持ちによっては、かをるの幸せをぶち壊すカードを握ってるんだから。
律子自身も「何もかもめちゃくちゃになる!」って言ってたもんねwww
でも意外にかをるは冷静。
まずは東京に行って、惣吉かどうかを確かめるべきだと。
自分が誰かも分からないままでは可哀想すぎると。
人道的には確かにそう。
でも、記憶が戻ったら?
かをるも実際にあったら??
どうなるーーー!?
…ああ…怖い。
かをる、最初に聞いたとき、固まって、倒れそうになりました。
…やっぱりあの衝撃が、かをるの本心では?
もし自分だったら…と思うと…もうメンタル壊れそうー。
どっちをどうしていいか分からなくなる。
子供は可愛くて仕方が無いだろうしさ…。
かをる、惣吉さんは過去の事って、いつも通りに大人に冷静に行ってましたが…。
惣吉さんとは、大恋愛だったのよ。
大好き大好きで子供もできて幸せ絶頂だったのよ。
そんなときの突然の別れだったんだから、かをるこそ、惣吉さんに会えたらどうなっちゃうかわからんじゃないか…。
惣吉にとっても、記憶が戻ったら、かをるは自分の妻ではなくなってたなんて…そんな現実受け止めきれないんじゃないだろうか!?
せっかく記憶が戻っても自殺しちゃうかもってくらいキツイ現実。
こんな辛いってことないよ…。
酷いよ、ジェームス!
梅木は梅木で心配で仕方ないですよね、そりゃ。
これは梅木にも同情よ。
ハマーといろいろあったのも、もういいから同情するわっ!
自信が無いのは当然だよー。
いやいやいや…ジェームス、とんでもない状況を描いてくれるわよ。
かをるにとっても、惣吉にとっても、梅木にとっても…誰にとっても残酷だわ…。
るいさんの言う、「人の気持ちってそう簡単なものではない」というセリフ、惣吉だけでなくそのままかをるにも、梅木にも言える…。
怖いよ!ジェームス!
いやすごいね、この脚本!
ジェームス、さすがジェームス三木だわ!
律子さん、きちんと惣吉に向き合おうとするかをると梅木に対して言う言葉も印象的です。
「2人とも立派だわ。普通は事無かれ主義に陥って行くものでしょ。面倒なことから逃げ出したいと言うのか…。私もいつのまにかそうなってたと思う。でもそれじゃいけないのよ。困難には自分から立ち向かっていかなくちゃ。それが最善の方法よ」
そうだね…。
律子さんも2人の姿に、自分もきちんと小浜に向き合うことを決意したのかな…。
いやあ…今日は神回だわ。
自分だったらどうするだろう?とグルグルグルグル一日中頭の中を反芻してる。
動揺しまくってる。
胸いっぱいで…明日まで待てない!