『澪つくし』あらすじ(ネタバレ)第126話
昭和9年11月 かをると梅木の間に双子の男の子が生まれてた。
梅木と久兵衛はかをるの元にやってきた。
少々小粒だが母子ともに健康。
孫ができたと大喜びの久兵衛。
かをるは、お母さんもこうやって私を運んでくれたのだと感謝しているとるいに言った。
久兵衛は明彦と和彦と命名。
二人合わせて昭和。
2人で揃って昭和の御代を少しでも良くするようにと昭和にちなんで命名した。
赤ちゃんを囲んで談笑していると、英一郎が律子からの祝いの電報を持ってきた。
「フタゴタンジョウオメデトウ ワタシモガンバリマス」
英一郎は、赤ちゃんを見て、僕も家庭を持ちたいと切り出して先日見合いをした人と結婚したいと言った。
しかし、見合いの相手は先方から断られていた。
久兵衛がそう言うと、英一郎は先方に断られたら仕方ないとおどけ笑いをして部屋を出て行ってしまった。
梅木は英一郎の後を追い、惚れているなら粘ればいい、なんなら付き添うと言うが、英一郎は梅木のようにはなれない、恥をかくだけだと諦め。
梅木は英一郎のそういった煮え切らないところが久兵衛の癇に障るのではと言うと、英一郎は久兵衛とはどうしても歯車が噛み合わないのだと言って立ち去った。
一方、外川の吉武家では、娼婦となったアミへの思いに苦しむ善吉がいた。
善吉はアミと結婚したいととねと訴える。
しかしとねは善吉が良くても子や孫が惨めな思いをすると反対。
源八は、アミは迷惑を掛けたくないと言っているのでは、善吉の独り相撲じゃないのかと言うが、アミは気を遣っているだけだと縁吉は引かない。
とねは、どうしてもアミを嫁に貰うなら出て行けと、網主の資格が無いと言う。
しかし、善吉は網主だからこそ、けじめをつけたいと主張。
とねは少し考えて、アミの身請けの費用を出すことを承諾。
ただし、その代わり親の決めた娘と結婚しろと条件を突き付けた。
夜、入兆では、久兵衛たちの寝ているところに泥棒が入った。
久兵衛が気が付くと、「金を出せ!」と。
声が震えている。強盗は初めての様子。
久兵衛は金は店の金庫にあるから昼間また来いと言うと、泥棒は刃物を突き付けて脅した。
そこに異変を察知したかをるが入ってくると、泥棒はかをるにも刃物を向けた。
身の危険を感じた久兵衛は、手元の有り金を泥棒に差し出した。
双子誕生。幸せいっぱいの坂東家
NHKは、赤ちゃん可愛いのは安定ですが、可愛いばぶ×2!
昭和のこの時からすでに超かわいい。
しかし赤ちゃんデカッ!笑
もう3か月くらいですかねえ~?www
今の方が、より月齢が近い子起用できるの?
労働基準法?規則がどうなってるか分からないけど、今の方がより月齢低くても器用可能なのかしら?
あんな大きい子を2人も生んだのに、かをるはニコニコキレイな笑顔で。
かをる、すごい安産!笑
あんなにデッカイのに「少々小粒」って言ってたwww
双子は少々小粒になるの当然ですよね。
今は、事前に双子かどうかは分かりますが、当時は生まれるまで分からなかったんだなあと昔は出産もよりリスクが高かったことを実感。
っつうか、エコーで診断できるようになったのってまさに澪つくしオンエアされてた頃からですよね。
事前に男か女かを確かめること自体にも是非を問う議論がありましたね…。
久兵衛さん、男×2で喜びのあまりに
「手間が省けていい!流産した分取り返した!元を取った!」
と地雷。
るいさんに「あなた…!!」ってワナワナされてましたね~www
出産に係ることって、親族の悪気の無い地雷っていっぱいあるよなあと。
可愛いねえ~と言ってるつもりなんだろうけど「わあ小っちゃい」って言われて傷ついたり、またはその逆で「大きいって」言われるとうちの子デブ!?って気になったり。
それにしても久兵衛さん、流産の、しかも惣吉さんとの子の話を口を滑らすとは!
さすが、ジェームスwww
赤ちゃんの名前は昭彦と和彦。
2人そろって「昭和」。
なるほど。
昭和初期のドラマだからまさしく象徴的な名前。
令和の今見ると、より昭和を感じて印象的なお名前だなと。
昭和に対してノスタルジーを感じるというか。
身近に感じていた昭和が段々とキラキラしたものに遠ざかりつつあるような…。
善吉と英一郎、弟たちのターン!
かをると律子が一息ついたところで、英一郎と善吉の弟Sのお話。
英一郎は父・久兵衛との確執で悩み、善吉はアミの結婚をとねに反対されて悩む。
ドラマの始まりは、「かをると惣吉を結婚させる同盟」なんて言って可愛かったのに~。
大人になってそれぞれに、いろいろと重い物を背負い始めましたね…。
本日の英一郎は、縁談を断られてしまいショック受けてました。
本当の理由は何かは分からないと久兵衛さんは言ってました。
英一郎のことよりも、律子のことが原因なんじゃない…?爆
梅木が一生懸命英一郎を励ましてました。
好きなら粘れと。
すると英一郎は梅木さんみたいにはなれないよと。
なんか…いつのまにか梅木の粘着質が美談になってるよwww
英一郎、テヘヘっというあの態度が良くない、久兵衛を怒らせちゃうんだよと指摘。
うーん…これ時代かなあ。
英一郎みたいなタイプも久兵衛さんとは正反対だけど、経営者として向いてると思うよ~。
人たらしって言うんでしょうか。
従業員たちにとっても、同業の重鎮にとっても英一郎は放っておけない、助けないと!ってなるだろうし、お得意先でも気に入られそう。
テヘヘって軽いところがあるのはまだまだ若いからであって。
醤油を世界に広めたいってなかなかいい発想してるし~。
久兵衛さん、笑ってるけどアンタ古いよ。
百年先は英一郎の言う通りになってるよ~と言ってやりたくてヤキモキしてしまう。
でも今、世界中で醤油が広まっているのは、きっと英一郎みたいな醤油醸造元の経営者が笑われてもけなされても信じて頑張ってきたからの結果で…。
英一郎がそれを体現してくれると、楽しみ。
英一郎、ただの癒しキャラと思ってたら重要な役割を担ってるのね。
さすがジェームス、適当にご都合で配置しただけの役はいない。
英一郎よりも重い物を背負っているのは善吉で。
アミちゃんの問題は…複雑。
当時の感覚で仕方ないんだろうけど、アミが売られることを惣吉さんは仕方ないと言ってスルーしてた。
さらにとねは、善吉の嫁にもらうことに難色を示す。
女郎上がりを嫁にもらったら、末代まで陰口叩かれるってことね…。
アミちゃんが女郎になったのは、アミの家の大黒柱だったお兄ちゃんが遭難したためでアミちゃんに罪は無いのに…。
ジェームスは、当時の女性のリアルを隠さず描いているのでしょうね。
とねさんや惣吉が、平気でアミを見捨てるような言動をするのは今では信じられないけど。
基本的人権ないし。
アミの不幸も「家」の運命として黙って傍観するみたいな。
廓を「結界」みたいな感覚で、そっちに行っちゃったらしょうがない…と考える感覚もあったのかもしれない。
それに対して善吉は今の感覚で、アミ自身を見ているから、助けないと!となる。
しかも、惣吉さんの判断で船を出したおかげでの遭難だから…。
あーつくづく、アミちゃんのお兄さんが遭難したときに嫁にもらっていれば…。
でもまだあの時は善吉、学生だったか?
少なくとも、アミちゃんが松岸に売られると分かっていればその時点で…。
あの時も、高神村騒擾事件で善吉駆り出されちゃったから。
メインのストーリーの陰でとばっちりを受け続けてきた善吉の人生…。
これまで惣吉さんにもとねさんにも反発しなかったのは善吉だからこその奇跡だと思うけど…。
善吉はこれからどうするんだろ?
アミと駆け落ちしかない?
入兆に泥棒侵入!
そんな中、入兆に泥棒が!
なんちゅう突拍子もない展開!
最初泥棒が入ってきたとき、もしやさんま?弥太郎またあ?と思ったら違った。
ギャグでは無かった。
前のシーンでアミの身請けに300円って言ってたから、もしや善吉が?
とねさんに出して貰うと、別の娘と結婚しなきゃいけないから?まさか!?とも思ったけど、善吉でも無し。
そうだよ、そんな安直なことはしないでしょ。そんなことしたらそれまで積み上げてきた信用崩れ去るぞ。
これまでに関係ない人で、誰?と見たら最初のキャストに「山下規介」とありました。確認したらジェームス三木の息子さん!
實の息子を出演させてるよ、ジェームス。
泥棒、「…ど!」と外川の漁師の言葉でした。
やっぱりアミちゃんに関係してるのかも。
それにしても久兵衛さん、泥棒が来ても安定の久兵衛だったな。
明日おいでとか。
車を買う金があった。
とか…さすが久兵衛!まじ久兵衛!