『なつぞら』 第144回 あらすじ
『大草原のソラ』第一回放映。
なちゅと坂場は優の反応が気になっていたが、優は夢中になって見て楽しかったと。
なちゅと坂場は一安心。
十勝からパブロンも面白かったと電話してくれた。
第1回目の視聴率はそう高くなかったが、内容的にはスポンサーも納得。
ただ、話が地味すぎるかも、
「アレで当たるなら誰も苦労しない」
と批判する者もいた。
その後も視聴率は上がらぬまま。
1ケ月が経ち、打ち切りの話も出るようになったが
そんな頃、視聴者からの手紙が沢山届くように。
子供からの手紙よりも、一緒に見ている大人に大変な高評価。
この視聴者の反応に救われ『大草原のソラ』は打ち切りを免れた。
麻子は、プロデューサーをやりながら動画チェックの両方やるのは限界だと
プロデューサーに専念することを宣言。
その代わりに茜がマコプロに入社。
茜は母に子供を預けて勤務することに。
ある日曜日、マコプロの前に見知らぬ女の子(=子なつ)が。
麻子が気づいて呼び止めるとソラが大好きだから訪ねに来たと。
喜んだ麻子は女の子をオフィスに招き入れセル画をプレゼント。
その女の子は家は近所ではなく、母親は近くのお店で待っていると。
名前は千夏だと。
引っかかったなちゅは、出いく千夏を追いかけた。
すると、千夏を迎えに来ていたのは…千遥だった。
『なつぞら』 第144回感想。
安藤サクラさん、もっとナレーションやってほしかったけど…
安藤サクラさん、 これっぽっち?
ナレーション、昨日と同じところだけだったよねえ??
…今日はもっともっと沢山ナレーション聞けるかと期待してたのに…残念。
こちらとしては、もっと安藤サクラさんの声を聞きたかったけど、唯一味わい深いから。
でも安藤サクラさんに、この作品で労力を使わせてしまうのももったいないから、いいか。
今日はアバンで、アニメが始まり、そのまま主題歌に。
この流れはキレイでしたね。
こだわったんだろうねー。
そしてこのオープニングのアニメは『大草原のソラ』のイメージだったということね。
劇伴も主題歌になってたし。
アニメの中身は昨日やってたものまんま
アニメの中身は
昨日、かみっち、下山、なちゅが描いてた箇所全てがぶっ込まれてました。
昨日は確か「初回放送まであと○○日」とせまっていた段階だったと思いますが
あの時点でまだ第一話の動画をまだアイデアの段階でやってたってこと…??
そして、たった1回でそんなに全てのネタをてんこ盛りに出しちゃうのも、なんだか。
それしかネタないんだぁ~と薄っぺらさが見えてしまいました。
劇中でソラのストーリーはもうやる気はないってことかなあ~。
今日はそこそこ楽しんで見られた。そのワケは…
でもまあ、今日は15分間そこそこ楽しんで見られました。
というのも、
前半アニメが占めてたし、
子なつが出てきたり、
ラストに千遥出てきたり。
要は、なちゅが出るシーンが殆ど無かったから。
本日のなちゅに一番イラッと来た瞬間 2つ
しかし、わずかなシーンでも確実になちゅ姫様は
安定的にイラッ、ムカッ!とさせて下さいました。
今日特に不愉快だったところは、二つのシーン。
1.アニメを見る優を見守るしゅじゅが怖っ!
一つ目は、『大草原のソラ』を見ている優を見守るなちゅ姫。
背後から優の様子を見るその目付きが…怖くてさあっ!
あれは見守るんじゃなくて、監視だよっ!
母の目付きとは思えなかった。
アニメーターとして優=子供自身がどう感じるか
ドキドキハラハラしながら見ている…というわけでもないし。
とにかく上から目線でさあ…。
優を囲んで坂場と目くばせしている様子も、
なにやら企んでいるようにしか見えなかったし。
これまでもこういったしゅじゅの目くばせ、何度かありましたが
彼女のこういったアイコンタクト、すごく意地悪そうに見える。
それにそもそも場面に的確な演技じゃないのよ。
それに、母なら優をだっこしながら見たりしない?
とも思うし。
母と子のスキンシップもないし。
母子の距離を感じないのよ。
いつものことではあるけど…。
2.入社してきた茜ちゃんへのなちゅの態度が酷過ぎる
それともう一つは、茜ちゃんがマコプロに加わってくれると紹介されたシーンで。
なちゅ姫様は笑顔で一言
「歓迎します」
…おい、おい、おい!おまえは何様だよ?
ここはお前の城ではない、麻子さんの作った会社だよぉ!
感じ悪すぎ。
そして拍手で皆と共に茜ちゃんを迎えた後、
「お子さんは、預けられるんですか?」
って茜に聞いてた…
え!?え!?ええええーーーっ!?
自分は、優をマコプロに連れて来て
下山やももっちに面倒見させてるのに、
他の人には預け先があるのかを確認するのかいっ!!怒
なちゅと同様、茜も夫婦でマコプロで仕事することになるんだから
明ちゃんも優と一緒にいさせてあげればいいじゃない。怒怒
会社に子供を連れてきて仕事することは、
女性の仕事のやり方を追究していく一環として、
マコプロとしても、
なちゅで試しているってことかなと思っていたのですが、
そういう意味ではなく、ただただなちゅ姫の特権だったってことかっ!
…ということは、やっぱり東洋動画で産後正社員で復帰する権利をなちゅが得たアレも
女性社員の雇用状態の改善につなげるのではなく
なちゅ様が自分の特権を得ただけの話だったのね!
だからなちゅを慕う後輩女性社員は一人もいなかったわけだ。
それと、茜ちゃんの子ども、明ちゃんだっけ、その子のことを
「お子さん」
って言ってたのも、他人行儀過ぎて衝撃。
茜と明ちゃんには、優がずーっと世話になってたのに。
下山家とは家族ぐるみでとても近い関係にあると思ってたんだけど、
預けるのをやめたら速攻で他人か。
なちゅは自分のメリットになる人間以外としかつきあわないのか、やっぱり。
多分しゅじゅのセリフの言い方も、かなりまずかったんだろうと思います。
あの間合いで言ったら
茜ちゃんの復帰に、体面上は皆に合わせてワーイと喜んでおきながら、影では
「それで、子どもどうすんの?そんなんで仕事できると思ってんの?」
と非情に突っ込んでるように見えた。
作画監督としてなちゅの役割は?
今日なちゅの出番が少なかったから比較的ストレス無く見られたのはいいとして、
この人、ホントに絵をパラパラするだけで仕事しないね。本当に。
麻子さんが、テレビ局の評価を受けて帰ってきた時も
本来は作画監督として、それを受けて方針変えるべきか貫くべきか、
なちゅが意見を言うべきところもあると思うけど、
麻子さんが「やるしかない」みたいに言ったのを聞いて、
ただニコニコ従ってるだけ。
作画監督としての仕事を全然してない。
大人の評価が高い=いいアニメという感覚にも疑問
そして視聴率が伸びない中、
視聴者からの高評価のお手紙が殺到したことで放送打ち切りを免れますが、
この視聴者からの手紙も、
「子供より大人の評価が高かった」
という言い方でしたが…
子供の感性舐めんなよ!
大人に認められたからいいって言う思考回路がどうかと。
確かに当時ハイジや大草原の小さな家は、
大人でも見応えあるものとしてかなり高評価ではありました。
特にハイジは、今までにないアニメだと言われた。
でもそれは、まずは見ている子どもがすっかり心奪われてたし、
一緒に見ている大人もその画の美しさに見とれてた。
そして上質なストーリーに大人も童心に返って
家族全員で夢中になって見ていたということですよ。
だから今日の「大人の方が評価が高かった」っていうセリフでは
解釈が違うし、言葉が足りない。
この言い方だと、芸術性抜きでPTAの規範通りの優等生な作品って感じがしてしまいます。
そして大人に認められたら鼻高々って、
子供向けのアニメーション制作してるのに、
子供の感性よりも大人か!?とも。
千遥、倉庫から出庫!
最後のパートは倉庫から大物、千遥がとうとう出庫されました。
子なつと共に。
子なつは、千遥の子供でソラが大好きだったと。
しかし、ここで気になったのは
千遥はなちゅよりずっとずーーーっと前に結婚させられてたよね?
まだ若いのに結婚?って皆心配していたと思いますが
あの時から10年以上いや15年?ゆうに経っていると思いますが、
その千遥に、まだあんな幼い娘がいるの??
そんな時間もなちゅ様のために歪められてしまうのか?
そして千遥の娘の名前が千夏。
なちゅの名前を入れて自分の名前とミックスして“千夏”…汗。
いくら生き別れの姉でも、そうまで思い入れるか…??
で、なちゅにそっくりな子で。
…千夏。
…なんか、思い入れより怨念こもってる気がする。
しかし、ラストシーンのなちゅと千遥の目が合うシーン。
この表情ひとつでさえ、
しゅじゅと清原果耶と演技力のレベル差がよく分りました。
来週は千遥の話がメインなので見られそうです。