『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第151話
昭和27年(1952年)1月、あぐりと林が再婚して3年経った。
ビューティーサロン光美堂のチェーン化は順調に進み、
いよいよ15店舗目の目処も着いたところ。
しかし、
しかし今日のあぐりは朝から落ち着かない。
淳之介が書いた小説『原色の街』芥川賞候補に選ばれ、で
この日の晩に最終選考会の結果が発表されるからだ。
カフェ・セ・ラ・ヴィでも世津子と森がソワソワ。
燐太郎は今や芥川賞の選考委員。
世津子と森は、燐太郎に淳之介をぜひにと頼み込むが
真面目な燐太郎は、えこひいきで入選しても淳之介もエイスケも喜ばないと二人を嗜める。
あぐりの家では、林が祝賀会の料理は自分が作ると張り切っている。
芥川賞の選考結果の連絡はあぐりの家に入ることになっている。
とめも、辰子も芥川賞受賞の瞬間に立ち合おうとあぐりの家に駆けつけてきた。
しかし、当の淳之介は昨日から行方不明。
その頃、淳之介は岡山の望月家で妻五郎と将棋を指していた。
こんなところにいていいのかと気にする妻吾郎に、淳之介はいいんだと平気な顔。
「みんな勝手に騒いでいるだけなんだから」
あぐりの家には受賞後のコメントを取材しようと新聞社や雑誌社の記者もたくさん詰めかけた。
夜になり、今か今かと発表を待つあぐりたち。
連絡を受ける姿を写真に収めようと、記者たちもあぐり達を囲む。
しかし淳之介はいないまま。
電話がかかり、記者たちは緊迫。
あぐりは記者のリクエストを受け、記者の方を向いて電話を取るが…電話はとめの家から。
そんなフライングが度々あったが、結局電話はかかって来ず。
淳之介は芥川賞には落選してしまう。
翌日、雲隠れしていた淳之介が帰ってきた。
あぐりの姿が見当たらないが、あぐりはまた屋根の上にいた。
屋根の上で淳之介は、変に期待させちゃってごめんねとあぐりに謝る。
あぐりは、こう言う時には必ず母美佐の言葉を思い出すと話した。
誰だって転ぶの。大切なことはね、転んだ時にどうする。
慌てたり、泣いたりしないで、まずは空を見上げること。
それから何度も深呼吸して、それからゆっくり先のことを考える。
「起き上がるのはそれからでも遅くはないわ」
淳之介はあぐりと夕焼け空を見つめた。
最終週も呑気で明るいあぐりワールド
いよいよ最終週ですね。
最終週も相変わらず呑気でお気楽なコメディタッチ。
色々都合話も多かったには多かったけど、
この独特の軽いタッチでクスッと楽しめる感じは一貫してあって
それは好きだったなあ。
今週の第一回目は、淳之介が芥川賞候補になるという新ネタだったし、
最後だからといってただまとめに入っているわけでもなし。
実は攻めてる??
こんな感じで軽ーく楽しめるならこの一週間は楽しめるかなあ。
林さんはすっかり馴染んでいいお父さんになってるしw
とめさん、辰子さんも再登場
受賞の瞬間に立ち合おうと、とめさん辰子さんも訪ねてきました。
とめさん、辰子さんにあえて嬉しい。
いよいよ最終週っぽいわ。
二人は今日だけの出演なのかしら?
辰子さん、別れる時に、また美容院を再開できる日を待っていると言って去ったと思いますが
あぐりのところに来ないままだったわね。
辰子さんは辰子さんで美容院やってるのかなあ。
今はどうしているのか聞きたい。
とめさん、私ふーみんこれで見直したのでまたボケ見られて嬉しいわ。
今日はちょっと外し気味だった気もするけどw
でも間が悪いコント面白かった。
相変わらず化粧は怠らないしw
本日は電話コント
今日から和子は馬渕英里何さんになってますねえ。
子役からやってたんだ…あ、年齢的にはすでに子役ではないか。
芥川賞受賞の連絡待ちを新聞記者に囲まれる中、待ち続けるあぐり達。
電話が鳴り、一同固唾を飲む。
緊張の中あぐりが出ると…
とめさんの実家から。
の電話コント。
その後も記者宛の電話。
コレで淳之介の落選と分かるのですが
ガックリしているとまた電話が。
まさかのどんでん返し?落選は勘違い?と期待すると
警察から沢子の財布が届いたと言う知らせ。
よりによって、こういう日に次々とで話が入るわねw
この電話のコント。
あぐりの天然っぽさと、
とめさんの間の悪さも、
なんだか笑える。
別にドリフとか、プロのお笑いの人とか、ベテラン俳優さんたちがやるのとはまた違うんだけど、いまいち下手んだんだろうけど
その下手っぽさも含めて独特の空気感で面白いなあと思います。
なんでもかんでも上手いのがいいってわけでもないんだろうなあと思い知らされる。
でも田中美里さんの独特の天然な感じも可愛いし。
コレは演技か?素なのか?間を外しちゃってるのか?狙ってるのか?のギリギリな線で
なんかクスッと笑えます。
ふーみんも、あの空気読めない感がなんだかおかしい。
田中美里さんとふーみんでコントやるといいかもしれない。
淳之介は落選。あぐりは美佐の言葉を贈る
結局淳之介は落選しちゃいました。
岡山の望月家に雲が暮れしていた淳之介が戻ってくると、あぐりは屋根の上に。
屋根の上で話すあぐりと淳之介。
あぐりは、美佐さんに言われた言葉を淳之介に贈りました。
誰だって転ぶの。大切なことはね、転んだ時にどうするか。
慌てたり、泣いたりしないで、まずは空を見上げること。
それから何度も深呼吸して、それからゆっくり先のことを考える。
起き上がるのはそれからでも遅くはない…。
美佐さん、いい言葉ですよね。
でも…未だに美佐さんはそんなに転んだ思いをしたことがあるだろうかと思ってしまうw
晃さんが亡くなった時はそりゃ大変だったでしょうけど、それ以外は無さそうなw
そしてあぐりも、転ぶと言うほど、凹んだことはあっただろうか?w
あぐりのあのキャラだから感じなかっただけ?
確かにあぐりもエイスケさんが亡くなって借金抱えて大変だったけど
戦時中も山梨で女手ひとつで大変だったけど
性格的にそこまで凹みまくった印象はないけど〜
空を見上げるほど立ち止まっていた記憶はないけど〜
それと…芥川賞、受賞できなかったからって落ち込まないんじゃないのお?
そりゃ落選したと知った瞬間は残念に思うだろうけど、
芥川賞受賞って滅多に取れないものだから。
落選したからって「転ぶ」と表現されるほど凹まないと思うよ。
むしろ最終選考に選ばれたことでオファーはより増えると思うし。
嬉しいだけなんじゃあ???
まあ最終週にあたり視聴者に贈ってくれたメッセージでもあるからありがたくいただきます。