『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第46話
あぐりの弟子入りした山岡美容室は日本初のアメリカスタイルの美容室。
その噂を聞きつけて実にいろいろな客が訪れる。
ある日、外国人の来客が。
チェリーは外出中。
英語が喋れない従業員たちは困ってしまう。
そこにあぐりが帰ってきた。
英語の喋れるあぐりはお客様の要望を聞いて通訳し無事に対応することができた。
お客様の帰るときにちょうどチェリー山岡が戻って来た。
お客様に日本の技術はアメリカに負けていないと褒めて貰えたチェリーは大喜び。
さらに、あぐりが通訳してくれて感謝していたとあぐりを褒めた。
そしてこれからの美容師は英語くらい喋れないと、あぐりを見習うようにと言った。
チェリーの言葉を聞いた従業員たちは、仕事をしたのは雪と時子なのにと口々に不満を言った。
あぐりは先輩たちの嫌がらせで一人で大量のタオルの洗濯。
先輩たちは千代子にも手伝いを禁じていた。
営業時間が終わっても、皆は店に残っていた。
そこにチェリーがやってきて「今日の実験はパックです」と言い出した。
チェリー山岡は洋髪の普及だけではなく、洋装の研究、肌の手入れなどいわゆる「女性美」に関わる仕事をしていた。
特に化粧品名ではコールドクリーム、アストリンゼン、パックなどの研究を始めていた。
この日は皆にパックを塗り、その反応をリサーチ。
皆は顔がムズムズ、チクチクムする、かゆくなると言っている。
薬が強すぎるのかもしれないと言って実験終了。
しかしあぐりは、一人だけ何とも無かった。
皆にやっぱり面の皮が暑いんだとからかわれる。
刺激が強すぎたパックは来週返すことになっている。
千代子は、チェリーの指示でこのパックを化粧品棚にしまった。
山岡家に帰ると、今度は、先輩弟子たちに呼ばれてパーマネントの練習台に。
あぐりの髪はチリチリにさせられてしまう。
翌日、あぐりのチリチリの髪型を見て客がその髪型にしたいと強く希望するが、あぐりは、先生がお客様のために髪型を考えていると上手いことを言って客を納得させる。
その様子を見ていた雪はあぐりに、美顔マッサージとパックを教えるように和代に指示。
1年目にマッサージは異例の抜擢。
雪は和代の代わりにあぐりに乗り換えるつもりなのだろうと辰子と花枝は噂する。
翌日、雪はあぐりにお客様に美顔クリームを塗るように指示。
あぐりは習った通りに美顔クリームを塗る。
するとお客が突然かゆいと騒ぎ出して騒動に。
その後、調べるとこの前実験用に使った化粧棚にしまってあったはずのパックが出ていて、
試作品かどうかの区別のつかないあぐりは、そのパックをお客様に使ってしまった。
チェリーは、試作品の区別のつかない新人に対応させた雪の責任だと咎めた。
あぐりは無双キャラ汗
あぐり、いきなり外国人と話してたな…汗。
あぐり、あんなに英語喋れた?
この前武史の英語全然聞き取れてなかったのに。
「日本語で言え!」って悔しがってたじゃんー。
女学校時代も英語の授業中いつも怒られてたけどなあ。
ボーっとして聞いてない事ばっかりで優等生とは程遠く、
優等生どころか英語に興味を持ってらっさるとはつゆとも知らなかったわ~。
恐らく実際のあぐりさん、英語できてたんでしょうね。
インテリ系のハイソなご家庭のお育ちだし。
お父様の職業柄、外国人と会い機会もあったかもしれません。
「転婆は必ずおバカなはず」を譲らないからこういうふうにおかしなことになるんだよっ!
あぐりの幼少期にお父様の関係で外国人の来客があったり、
そこからの興味で女学校では英語は大好きな描写があってもよかったのに。
そして英語がちょっと喋れるだけで「すごーーーいっ!」って無双になる感じが痛いわ。
90年代ってまだこんなレベルだったんだ?
プリーズ惣吉も凄かったけど、こんな程度の英語でもうスゴイなんて…。
どれだけ皆英語分からなかったんだ?
この役30年で日本の英語教育はそれなりに進化してるってこと??
女学校のシーンも妙に英語授業しかないなあと思ってましたが、
(夏目漱石みたいな先生の国語の授業が1回あったけど後は全て英語だったと思う)
英語ができることに対して、日本人は相当なコンプレックスがあったってことですかねえ。
それにしても、あぐりだけが喋れるって構図もちょっと…汗
山岡美容室なら、外国人しょっちゅう来ているはずですよねえ。
雪さんと時子さんは、少しくらい喋れるようになっててもいいんじゃないかと思うけど?
何度となく接客することで、ある程度の応対、プリーズ以外もできるでしょ?
それにこういう店経営してるなら、チェリーも従業員にある程度の英語の接客を教えるのが当然じゃない?
皆あんな状態で、これまでチェリーの外出中に外国人の来客が来た時はどうしてたんだ!?
英語を指導しない状態で平気で店を空けるチェリーの神経もおかしいぞ??
本来なら、雪さんや時子さんは経験上ある程度対応できているけど、
込み入った話になって対応に困っているとあぐりが物おじせずに会話できるいう方が、
自然に受け入れるんだけど…。
皆がダメダメ。
あぐりだけが全持ち。
この「あぐりだけが無双!」って描写が、極端すぎて見ていて恥ずかしい~。
従業員の人間関係がブラックすぎる…
こういうの、もう令和の今だとキツイ…汗
なんでいちいち意地悪しなくちゃいけないのかなあー?
でもその割に、パーマネントの練習台になるところとか、
パックの実験であぐりのこと「面白い子」って言ったりするところとかは
ところどころコミカルだったり、あぐりに対して優し気な対応だったりするから
どう取っていいのか、見ていて戸惑う…。
でもそれぞれに大なり小なりあぐりを妬ましく思っているのは確か。
妬みの感情って、こういう現場には特につきものなんだろうけど、
こういうマイナスパワーの話はあんまり見たくないなあwww
どうせあぐりの鈍感パワーで、ドロドロには巻き込まれること無く解決していくんでしょうけど、
だからこそ、わざわざやらなくていいよお。
それよりも、美容師としての技術を習得していく話を見たいよおーーー!
このパックがすり替えられてた事件も、どうせ和代さんが妬んですり替えたんだよねえ?
そんなのも別に興味ないし…。
第一、化粧品の棚にしまったしまわないっていっても、
肌に刺激が強すぎの問題ありの試作品を、あそこの棚にしまっておくこと自体甘過ぎなんでは??
ああいうのは、もう別の部屋で、返品用の箱に入れてしまっておくものなのでは???
あぐりを無双過ぎて、結果あぐりが動いてない
あぐりは英語もできる、
接客もどうも上手くて客受けが良いらしい。
あぐりはどこまでも無双ですー!!!
美容師の足の引っ張り合いの現場を見せつつ、そのドツボにあぐりをはまらせないための秘策なのかもしれないけど、
おかげであぐりは、天性の才を持っていて、おかげで何も苦労しなくても全てが手に入る構図になってやしないか???
もっとあぐりがチェリーや先輩方の姿を見て、いろいろ考えたり、悩んだりしながら、キャリアを積み重ねていく姿を見たいんだけど…。
これでは、気付いたら私ぜーーーんぶできるじゃん!持ってるじゃん!で、チェリーや先輩方に担ぎ出されてあっという間に美容師になれそうな感じ…。
揉め事やってないで、当時の洋髪の話をもっと見たいんだけど…。
やっぱりAKってことなんでしょうか…???
こんなことやってるなら、エイスケさんと光代さんもっと出してよお!
鈴音ちゃんにも会いたいよ…。
エイスケさん、いっつも印象良くなってきた!と思うと消えちゃうから…。
もっとエイスケさん見たいっ!!!