【あぐり】感想ネタバレ 第65話淳之介が入院 エイスケはやっぱり頼りない

『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第65話

雪と和代が美容室を辞め、時子と花枝が横浜支店に異動して1ケ月が経った。

ある日、あぐりはお客様の毛先のカットをすることを許される。
あぐりは緊張でガクブル。

そんなところに、石坂和子が山岡美容室を来訪。
和子は、雪と和夫を引き抜いたことへ挨拶をしにきたらしい。

雪と和代が抜けて人手が足りないのではと言う和子に対して
有望な新人が揃っているから大丈夫だと言うチェリー。
有望な新人とはあぐりのことかと聞かれると、
あぐりは和子のレザーカットを超えたと豪語。

チェリーはお給料を渡す。
皆には負担が大きくなってきているからといつもより10円多く給料をはずんだ。
あぐりは、そのお給料を淳之介を預かってもらっている岩渕家にそのまま渡した。

その後もあぐりは張り切って仕事をする。
ある日、世津子は、次号も新しい髪型を掲載したいと話すが、チェリーは人手不足で雑誌の仕事まで手が回らないと断る。
しかし、世津子も雑誌に
するとあぐりたちはが、お店で写真を撮ったらどうかと提案。
チェリーが席をはずしている時はあぐりたち3人でどうにかすると言った。

あぐりが帰宅し岩淵家に行くと、淳之介が肺炎にかかってしまい入院してしまったと言う。

あぐりはカフェ・セ・ラ・ヴィに電話をし、エイスケの所在を聞くが分からない。
事情を聞いた燐太郎が、あぐりを病院を訪ねに来て、あぐりに代わって淳之介の看病を買って出てくれた。
あぐりは燐太郎に淳之介を預けて出勤。
美容室の仕事をこなし、チェリーも雑誌の仕事を無事こなせた。

撮影が終わり、世津子にあぐりの事情を聞いたチェリーは驚き早退させようとするが世津子はそれを引き止めた。
あぐりが子供のことを言わずにいた気持ちを考えるべき。
知らないふりを通すのも親心ではと。
「自分の力でさなぎから脱皮しようとしているのよ」
「もうすぐ蝶々になるわ」


 

 

 

 

山岡美容室は人手不足だけど、雰囲気は改善

雪と和代の引き抜き騒動から1ケ月経ちましたが、相変わらず山岡美容室は人手不足のまま。
店の切り盛りは大変そうだけど、
でも見ているこっちとしては、
内部のあさましい派閥争いは見たくないので、
そういう面倒の話が一掃されて良かった。

辰子さんも、派閥構成メンバーがいないと、あぐりに嫌味言ったりしないし。
千代子さんもただのドンくさいキャラでなく人柄が分かりそうだし。
そして何より、この三人の方がお店の雰囲気がいいわよー。
お客さんたちも居心地よいんじゃないかしら~?

ただ…あぐり、毛先カットを初めて言われてガクブル。
ドラマ的表現なんだろうけど、あんなのオーバーアクションと大声で、
「どーしよー!?」
「頑張しなさい!」
「私なんか…ムリ!」
なんて言われてたら、絶対やって欲しくないんだけどぉ…。
しかもレザー握りしめてwww
怖い、怖いわ~www

少なくとも裏に下がってやればよかったのに。

あぐり、石坂和子にはったり

あそこまでいくと、はったりではなく、ただの口から出まかせ!爆

初めての毛先カットでガクブルしていたのに、
口では石坂和子のレザー使いを超えたなんて大胆発言がスルスルと…笑
ここまで行くと虚言癖では?とwww

本来あぐりは度胸がいいんタイプだから、このはったりかます方があぐりらしいんでしょうね。

そしてこのあぐりのはったりは本来だったら恥ずかしいくらいに大げさに喋った方がコントっぽくってよかたのかなあ~。新人田中美里さんの演技がちょっと足りない部分かも…。

 

淳之介は肺炎

子供の病気。
働きながらの子育てで大変なのはそこですよね…。

どうにかやりくりできてると思ってても、子供の病気で一気に崩れるのよね。
そして体制の脆弱性が露見される…。

エイスケさん、1ケ月以上もいなくなるの、さすがに困るわねえ。
せめて居場所を教えといてくれよ。
昨日は、エイスケさんがいなくなったときは相変わらずだなあ~と笑えたけど
子供が病気になったりすると、本当に困るだろうなあとあぐりに同情。
やっぱり私だったらエイスケさんムリだわ~。

あぐりさん、よくエイスケさんと一緒にいられたねえ。

97年当時、エイスケさんが「理想の夫」としてエイスケさん大評判だったようですが、
それはまだ当時は育児は「女性がやるもの」だったからかもしれませんねえ。

だから淳之介が病気の時にエイスケさんがいないことについて、あぐりに同情するけど、エイスケに対する攻撃にはならなかったのかも。
今だと、まず夫婦で協力して子育てが大前提だから、エイスケさんがいないおかげで、周りに迷惑かけちゃって…といたたまれなくなってしまいますねえ。
それと、今は、ご近所にそのように世話を掛けることも少なくなってきているから一層申し訳ない気持ちでいっぱいになっちゃって。

きっと当時は育児においては、夫よりご近所さんだったのかも~。
時代の違いですね。

そのおかげか、世津子さんが、あぐりのことをさなぎから脱皮しようといていると言った言葉も…
なんだかしっくりこない。
女性が仕事をするってことは、家庭のことを見せるなってことだったんだなあ。
今とワークライフバランスの考え方が違うんだろうなあ~と実感。