【あぐり】あらすじ(ネタバレ)第37話
大正14年3月。
夫エイスケが仕送り全部を持っていなくなってから一週間が経った。
次の仕送りがくるまで質素な生活をしているあぐり。
隣の岩淵うめと春子が差し入れを持ってきてくれる。
うめと春子は、エイスケが行方知れずでも平然と明るいあぐりに感心。
岡山の望月家には、川村美佐が訪ねた。
美佐は、光代に東京のあぐりの様子を聞くが、
光代はあぐりが自分一人で帰ると電話してきたことは言えなかった。
その後、健太郎は、あぐりのことを美佐に言うべきだったのでは、あぐりはやっぱり岡山に戻してあげるべきではと光代に言うが、光代は初めての東京で気が弱くなってるだけだと言って聞かない。
あぐりはカフェ・セ・ラ・ヴィへ。
あぐりは、エイスケからの連絡は無いか聞きに毎日カフェ・セ・ラ・ヴィに来ている。
そこに鈴音が、世津子に深川踊りの招待券を渡しにやってきた。
帰りに、あぐりと鈴音はお茶に行くことに。
エイスケからの連絡なしと聞いて鈴音はあぐりの生活を心配する。
鈴音は早く仕送りを送って貰えと言うが、あぐりは心配かけるからそれはできないと言う。
ただ次の仕送りを待ち、エイスケを待つつもりのあぐりに、鈴音はエイスケについていくなら、自分の世界を持たないと、エイスケに振り回されて一生が終わってしまうと忠告。
そしてこれからは女性も仕事を持つべきだとチェリー山岡の受け売りでアドバイス。
鈴音はお座敷で度々チェリー山岡に会っていた。
あぐりはチェリー山岡の名前に反応。
鈴音から聞くチェリー山岡の考えは、あぐりの父の「やっていけない事は男も女も同じ。やっていいことも同じ」という教えが共通し、あぐりはますます興味をもった。
鈴音はチェリー山岡にも招待券を持って行くところで、あぐりは一緒にチェリー山岡のを訪ねに行くことに。
チェリー山岡は対象11年にアメリカから帰国。
パーマネントの前身となるマルセルウェーブの普及に努め、日本中に洋髪を広めることを理想としていた。
当時チェリー山岡が経営していた銀座山岡美容室は、日本で唯一の純アメリカ風美容室。
上流階級の社交場としても評判となっていた。
あぐりと鈴音が銀座山岡美容室を訪ねると、トラブルが発生中。
マネキンがケガをしてしまい、予定していた写真撮影ができないと混乱していた。
そこであぐりを見たチェリー山岡は、あぐりにマネキンの代役をお願い。
チェリー山岡は、あぐりの髪を洋髪に。
そして洋装に着替えたあぐりは…見事に美しい洋装の女性に!
「東京中を探してもこれほどのマネキンにはめったにお目にかかれないわよ!」
チェリー山岡はあぐりを大絶賛。
見事にマネキンを務め上げたあぐりに、チェリー山岡は謝礼金をいただく。
あぐりは、こんなに貰えていいのかと最初驚くが、無事に撮影ができたお礼だと言われてありがたく受け取る。
チェリー山岡は、さらに2日ほどマネキンをしてくれないかと頼まれて、さらにマネキンの仕事を務めた。
夜になり、家に戻ると、家の中に灯りが。
エイスケが帰って来たと思い、喜び勇んで家に入ると、家にいたのは健太郎だった。
健太郎はあぐりの洋装姿に「どうしたんじゃ?その恰好は!」とビックリ。
ままかりって?
あぐり、朝ごはんで「ままかり」を食べていましたが、ままかりって知らなかったー。
岡山で定番の郷土料理のようですね。
ニシン系の小さなお魚だそうで。
酢漬けでいただくのがメジャーな食べ方のようで。
まま=まんま=ご飯をよそのお家から借りに行きたくなるほどご飯がすすむ美味しいお魚だから「ままかり」なんだそうで。
へえ~食べてみたい。
エイスケさんんが全額持って行っちゃったから、ままかりオンリーのご飯をつましく食べるあぐり。
健気。
でもうめと春子さんが言う通り、全然凹んでないからね、辛くならなくていいですね。
うめさんと春子さんは、素直にあぐりに感心してるけど、
あぐりはエイスケ以上にぶっ飛んでるから別に健気じゃないんだよ。
全然平気なんだよー笑笑
普通の人じゃ考えられないようなことしてる人に限って結果オーライになったりするから不思議だよねえwww
あぐりの洋装姿は眼福
今日はあぐりの洋装姿、素敵ー!
この前の洋装姿はイマイチだったけど、今回は目が楽しかったから~。
さすがチェリー山岡のセットだからでしょうか???
田中美里さん、さすがスタイルいいからモガファッション似合う~。
大正時代の、美容院のドラマってことはこれから、モガファッション沢山みられるのねー!
とワクワク。
毎朝華やかな画面を見られるのは幸せの一つですねえ~。
山岡美容室の店員の中に鈴木砂羽さんと吉本多香美さんと発見!!
2人はどんな役柄なのかが楽しみですー。
鈴音はあぐりに説教
エイスケのことも、仕送りもただ待つだけのあぐりに鈴音ちゃんは説教をします。
芸子の鈴音ちゃんに説教される構図が結構笑えるじゃんwww
あの時代、確かに女性は外で仕事するなんて考えられないことだっただろうし、
まだ16歳のあぐりにとっては自分がお金を稼ぐことなんてまったく発想になかったんでしょうね。
それを芸子の鈴音ちゃんにアドバイスを受け、
チェリー山岡の言葉に感銘を受け、
父晃さんのあぐりへの教えをリマインド…という流れがよかった。
そしてチェリー山岡の言葉に鈴音ちゃんが感銘を受けていることもいいなあと。
鈴音ちゃん、自分のお仕事にプライド持ってる。
大正のこの時代の少女たち、
これからは女性も自由なんだと、自我に目覚めて伸び伸びと生きて行こう~という
希望とワクワクに満ち溢れていてい、こっちもワクワクする。
澪つくしのずん子も魅力的でしたが、ずん子は危険の香りでそそられましたが
あぐりと鈴音ちゃんは、可愛らしくてこっちもパワー貰えていいなあと思います。