『あぐり』あらすじ（ネタバレ）第３２話
東京のエイスケの家に辿り着いたあぐり。
家からエイスケではなく見知らぬ女性が出てきた。
あぐりが名乗ると、その女性は笑顔であぐりを迎え入れた。
その女性は、深川芸者の鈴音。
家が近いからよく朝食を作りに来てくれているという。
奥から森潤が出て来た。
森潤との再会を喜ぶあぐり。
しかし肝心のエイスケはいない。
エイスケ無しで森潤と鈴音の３人で囲む朝食にあぐりは奇妙な思いがしていた。
森潤は、いつまでもエイスケが帰って来なかったら世津子の店、カフェ・セ・ラ・ヴィに行くようにあぐりに言った。
昼になっても帰ってこない。
あぐりはエイスケの書斎をのぞくと、足の踏み場が無い状態にちら家庭てビックリ。
あぐりはさっそく部屋を掃除して、散らかってた紙を焼いてしまう。
夕方になってもエイスケは帰って来ず。
知らない男がやってきてエイスケを出せと言った。
あぐりは、森潤に言われたカフェ・セ・ラ・ヴィに行けばエイスケに会えるかもと言い、一緒に連れて行ってほしいと男にお願いした。
カフェ・セ・ラ・ヴィに着くと、世津子にその男は借金と入だと言われる。
そこに酔っぱらったエイスケが女たちと共にやってきた。
エイスケはあぐりを見た途端に酔いがさめる。
そして借金取りには懐にある金を渡した。
仕送りが止まっているのになぜそんな大金を持っているのかと世津子が尋ねてもエイスケは無視。
シラけてしまったと言ってエイスケは店を出て行ってしまった。
エイスケとあぐりは家に戻るが、エイスケは岡山のように優しい言葉をかけてくれない。
エイスケは自分の書斎を見ると片付いていることに驚く。
あぐりが掃除をしておいたと答えるが、エイスケは紙はどこにいったのかと騒ぐ。
小説の下書きだった。
あぐりが紙はゴミとして焼いたと言うと、エイスケは「ゴミだ。ハイとなって消えた」
と笑い転げた。
東京メンバー次々と紹介
東京の新メンバーが登場。
鈴音ちゃんはいい子そうですねえ。
あぐりと気が合いそう。
お隣のお婆ちゃんは…菅井きんさんー！
お婆ちゃんと奥さんはかしましいですねえ。
かしましーいおしゃべりで散々バラしちゃった挙句にあぐりと知って口をつぐむ。
2人のお芝居する姿が他のしそーう。
菅井きんさんの家、エイスケのと家との垣根のところに覗き見用の台が設置済みだよｗｗｗ
登場人物は鳥つながり
あぐり ＝カラス
鈴音ちゃん＝スズメ
エイスケ ＝かっこう
皆鳥にたとえられてるんですねえ。
エイスケさんは巣を持たないかっこうだそうで。
別の鳥の巣に卵を産んで巣をのっとっちゃうのは知ってましたが…まあそういう行動からすると巣を持たないんだろうけど。
しかもカゴに入れると死んじゃうんだ。
自由を求めるエイスケさんをかっこうにたとえるなら、あぐりのカラスは何だろう？
天真爛漫で明るいあぐりにも闇を見たのだろうか。
それについても段々と語られるようになるのかもしれませんねえ。
岡山とは違うエイスケさん…
あぐり、紙捨てちゃったねぇ…。
朝ドラあるある…。
しかし定型過ぎておバカちゃんに見えるよ。
うちの中学生の娘が勝手に捨てるなんて朝ドラヒロインってイライラするって怒ってたよ。
ゲゲゲの女房でも似たようなことやってたけど、その時はお片付けしちゃっただけで捨てたりして無かったよね。そのくらいに留めておかないとｗｗｗ
エイスケさん、いろいろ大変なところにあぐりがきて格好付かない思いがあるんだろうけど
あぐりに冷たいよお～。
エイスケさん、ダダイストなんですね。
あんまり詳しくはないけど、既成概念を真向否定、無意味を追及しちゃうような、ひいては当時の政治を否定。
破壊主義的な感じの文学。
６０年代だったら学生運動とかやっちゃうタイプですね。
そんなジャンルを追及しちゃうタイプだから、まっとうな生活するハズないだろうからエイスケさんが生活荒れてるの仕方ないかもあ～。
まだソフトな表現なんだろうなあとは思うけど…。
でも岡山で段々とあぐりと仲良くなっていくエイスケさん、「あぐりは僕の最愛の妻」と宣言してくれたエイスケさんが好きだったからキツイよお。
ある意味で鈍感なあぐりなら、まだショックを受けずに済むかもしれないけど、私はこのエイスケさんだけで凹んでしまうー。
エイスケさん、書けない自分に相当苛立ってすさんでいる様子。
普通の奥さんだったら岡山とは全然違う様子のエイスケさんにショック受けちゃうんだろうけど、あぐりなら反対にエイスケさんを振り回すようなこともあるかも。
そんで上手いことバランス取れるものなのかも。
あぐり、借金取りに平気でお金借りちゃう人だしねえｗｗｗ
あぐりなら、存在そのものがネタになるかもしれないし。
あぐりとのデコボコ生活で、少しずつエイスケさんが浮上するように祈るわー。