【おちょやん】感想ネタバレ 第103話よかった!ワクワクが戻って来た!

『おちょやん』あらすじ(ネタバレ)第103話

一年前、千代が道頓堀を出たあの日、千代は栗子と再会した。

 

栗子は千代にこれまでのことを話した。

千代が奉公に出た後、テルヲは酒癖と博打にのめり込むようになった。
借金取りの連中にも脅されるようになり、生まれた子供もこのままではどうなるか分からないと、子供を連れて家を飛び出した。

もう男に多様のはまっぴらだと、お金になることなら何でもやった。

娘の名前はさくら。
栗子はさくらが可愛くて仕方が無く、暮らし向きは良くなかったが、さくらといれば幸せだった。
そしてそんな気持ちになればなるほど、千代のことを思い出して気になって仕方が無かった。
さくらが結婚した時も、孫の春子が生まれた時も…。

栗子の話を聞いても、今の自分に春子を面倒を見る気にはならないと千代は断った。
「どっちみち、行くところあらへんのやろ」
栗子は、行くあてが見つかるまでここにいてくれないかと申し出てくれた。
栗子が仲居している料理屋で働いたらいい。

翌日、春子が宿題を教えてほしいと千代に言ってきた。
千代が栗子に頼んだらいいと言うと、栗子は学校に行かれなかったから字が読めないのだと言う。

千代は、栗子が初めて家に来たときのことを思い出した。
あの時、栗子は三味線以外、殆ど荷物を持っていなかった。
当時はそこまで気が回らなかったが、栗子も自分と同じような身の上だったのかもしれない…。

「宿題、一緒にやろうか」
千代は自分の荷物を引き出しにしまって、春子の宿題を見た。
しかし、千代も春子の宿題が分からない…。

このようにして行き場の無かった千代は栗子たちと一緒に暮らすようになった。

 

竹井千代は京都にいるが役者は引退。
それを聞いた花車当郎は、さっそく千代の家を訪問。

千代が帰宅すると、花車当郎が上がり込んですっかり馴染んでいる。
春子は花車当郎が千代の知り合いと知ってすおいと大喜び。
しかも千代が女優をしていたと聞いて驚く。

「竹井千代さん、どうかこの僕と夫婦になってください!」
ラジオドラマで共演して欲しいと花車は直接千代に申し出る。

千代はこの前来た人にもハッキリお断りしたはずと千代は断るが、当郎は頷きながらも諦めず。
いつのまにかすっかり花車の話のペースに乗せられてしまう。

千代がどんなに断っても、会話の調子を狂わせては食いついて来る花車。
花車の話に春子は大喜び。
栗子も笑顔。
「なんや、この人と話していたらいろんなことを悩んでいるのがアホらしくなってきた」
千代も、花車と会話しながら元気を貰えていることに気付く。

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面白くなってきたー!塚地雅也さん、凄い!

前半は栗子さんの事情が分かり、グッと来て、後半は塚地さんがワッ!と明るい空気を運んできてくれて
メリハリのある15分間でよかった!

これから、やっと千代ちゃんが明るい人生を歩むようになっていくんのねええ!というワクワク感!
そして塚地さん、生瀬さんが加わって、明るい方向に転換していくんだろうなあ~という楽しみな予感でいっぱいになった~。

塚地さんの登場でガラっと空気が変わりましたよね。
塚地さんの、喋り!
本当に引き込まれてるーーーっと!
本当いしょーもない話だけど、その話を聞いているのが楽しい楽しい!
ずっと聞いてたくなる心地よさがある。
存在そのものが、ほんわかあったかくて、楽しくて…
ああ、一流の喜劇役者ってコレなのねえ!~と見ているこっちも納得してしまう。

劇中で、「ああ!さすが一流の…!」って実感するってスゴイことなんじゃないか!?
しかも普通の、ごくごく日常のお喋りで。

このシーンがまたごくごく日常会話に見えること自体も凄いんだけど…!!!

今日は塚地雅也さんの演技力に痺れた!

とにかく、全体の空気が明るく前向きになったことがホッとしたし、嬉しっかったー!
あさイチの受けでも、皆さん笑顔で「よかったー!」と言ってましたねえwww

よかった!
当初の面白い感じが戻って来たわ!

 

毎田暖乃ちゃん、演じ分けが神!

今日は毎田暖乃ちゃんの演技にもあらためて感心よ!

チビ千代と、春子をしっかりと演じ分けられてるーーーーっ!
すごいよお!

子どもながらに家事やら何やら家の事一切合切押し付けられて気丈に育ってきた千代ちゃんに対して、
春子は、普通の子供らしい。
貧しいながらも、栗子さんと、お母さんのさくらさんとお父さんに愛されて育ってきたことが分かる。
えーーー!9歳の子供がそれを解釈できるかと!!

花車さんのお話聞きながらのみかんを食べる様子も自然だし。
話を聞く演技も自然だし。

毎田暖乃さん、アナタは本当に女優だわ!
ホント、恐ろしい子…!!!

栗子は千代と同じだった

今日、栗子さんの過去が分かったのもよかったですねえ。
語り過ぎず。
春子が、「お婆ちゃんは学校に行けてないから字が読めない」っていう言葉から、千代が自分と境遇同じかも…と察する形でっていうのが、なかなかリアルだし、刺さりました。

テルヲが連れて来たあの時、もしかしたら寂しい者同士がくっついたんだなあ~と思いましたが
そこまで千代と似た境遇だったとはね…。

栗子さんの三味線は、千代の「人形の家」の台本と同じだったんだ。

孤独で何にも持ってなかった千代が「人形の家」に魅せられて、高城百合子に出会い、役者を生業としたように、
栗子さんもわずかに生きる希望を得られたのは三味線と三味線を教えてくれた人のおかげだったのかもしれまないですね…。

栗子さん、当初ここまで存在感のある役とは思っていませんでしたが、なるほどこういうつながりねえと胸熱。

千代が岡安に行ってからの時間が徐々に埋まる…

栗子さんの話からすると、テルヲは千代がいなくなってからますます酒と博打にのめり込むようになっていった。

亡くなる前のテルヲも、千代と別れたあの日を後悔してると、千代に「アンタらを捨てたんや」と言われた後泣き崩れたしなあ…。
千代はテルヲを恨み続けてたけど、本当にテルヲが後悔してたいことが証明されました。

そしてテルヲは残念ながら、学が無いし、頼る身よりもいないしで、酒と博打で自己逃避するしか無く負のスパイラルに落ちてしまったと…。
あらためて、テルヲの人生にも同情。

そして栗子さんも、千代を追い出したことで良心の呵責に苛まれ続けていた…。

あの時、千代ももう少し大人だったら…。
それぞれ、もっと会話があればよかったのに…。
こういうお互いの事情が見えてないせいで憎しみ合う関係になってしまう事ってあるあるですよねえ…。

でもここで栗子さんと再会できて、これまでの時間を埋め合わせていくことができるんですねえ。

 

血が繋がらなくても…家族

朝ドラ送りでも高瀬アナウンサーが、「おちょやん」は家族の話ではなく孤独の話ではと深いことをおっしゃってました。

今日の回を見ていて、家族って必ずしも血が繋がってなくていいんでない?というメッセージが強く込められているなあとも思いました。

千代は、これまで家族とつながりが薄くて、家族が欲しくて一平と一緒になったけど破綻。
現実でも、親が離婚しているとか親子関係に恵まれなかった人が結婚すると、残念ながら上手く行かないってケースよくありますよね。
家族が欲しいから家族を作ろうとするけど…っもうわざわざ結婚して家族にならなくてもいいんじゃない?というメッセージでもあるのかなあと。

お互い弱い者同士でいいから。
身を寄せ合って生きていける相手がいれば、それでいいのではないかと言うメッセージ。

新しい家族の形の提案かもしれませんねえ。
お互いを思いやることさえできれば、家族でいいじゃないか。
血が繋がってるのにいがみ合いながら一つ屋根の下に住んでいよりもずっといいじゃないかと。


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