『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第20話
望月あぐり(田中美里)が妊娠していたことが分かると、望月光代(星由里子)は元気を取り戻し、あぐりの体を何かと心配する。
あぐりは大丈夫だと言うが、光代は身の回りのことは全て家の者にさせるようにと言う。
そしてこれから毎日お産についてひとつひとつ教えてあげると張り切っていた。
エイスケの安否は依然と不明だったが、光代はあぐりの妊娠を気遣うことで一心に不安を忘れようとしていた。
夕食時もイワシやホウレンソウなどのお産にいい献立が並ぶ。
あぐりは、だいぶ元気になってきたから明日から学校医行きたいと話す。
しかし、光代は学校は辞めるに決まってる、どこの世の中に女学校に通う妊婦がいますかと笑う。
あぐりはあと半年で卒業。
健康には自信があるから学校には通いたいと言うが、光代は学問はいつでもできるがお産の失敗は許されないと取り合わなかった。
翌日、妹の五喜があぐりの見舞いにやってきた。
五喜はあぐりが元気がない様子だと言うと、あぐりは学校を辞めさせられてしまうことを話す。
翌日、女学校では山神先生があぐりが懐妊したことをクラスの皆に伝える。
クラスは喜び沸く。
そしてあぐりは当然退学となると山神先生が言うと、クラスの皆はどうして学校を辞めなくてはいけないのかと騒ぎ出した。
あぐりが学校を辞めさせあられると聞いたあぐりの母・川村美佐(松原智恵子)はあぐりの懐妊祝いに米30俵を持参して望月家へ。
美佐は、あぐりを川村家に引き取った方がいいのでは、と話す。
光代はエイスケの子を授かっているのだから望月家で引き続きあぐりを預かる、あぐりには何不自由なく暮らして貰うと言うと、では学校の方も変わらず通わせてもらえるはずですねと美佐。
光代があぐりに何かあったら取り返しがつかないと心配すると、美佐は、それならば川村家で引き取らせていただくと言う。
「生まれてくることもは私共で立派に育てていただきます」
美佐は光代にあぐりの学校行を同意させた。
あぐりが学校に復帰すると、山神先生は妊婦を通学させるわけには行かない、危険すぎるの一点張り。
しかし学校中にあぐりの退学に反対するビラが配られていた。
そのビラを書いた犯人は中村民子(笹峯愛)。
民子は、ビラを書いたのは自分だがクラス全員の意見だと直訴してくれた。
安定の過剰なおてんば描写
あぐり、踏み台から飛び降りてた…汗。
妊娠出産経験がある身としては、笑えなかったぞ。
踏み台に上る、飛び降りるなんて、本気で危険な行為だからなあ。
光代さんが心配するのは当然。
過保護になったとは思えませんよお。
あぐりが非常識なだけだよお。
医者は何も指導しないのか…???
妊婦になっても、相変わらずあぐりはおてんば♪と表現したいんだろうけど、
これではあぐりが考え無しのおバカに見えるわ。
命を授かってるんだからそのくらいの自覚が無いと。
そのあたりは、男社会で描いているからなのか。
女子がおてんばで元気となると=幼い&バカ描写になる感じに、モヤモヤ。
平成の前半、まだまだそんなもんだったのね。
しおさんにツエさん味をもっと欲しい
しおさん、結構面倒くさいなあ。
もうちょっと可愛いげあるキャラかと思いきや…。
まじでいびり要員。
今の時代、全然笑えないんですけどぉ。
しかも苳子さんに子供ができないって言ってたー。
苳子とも仲良しってワケではなく。
笑えない。
苳子さん、子供まだだったのねえ。
だから居づらいこともあって、望月家に入りびたりなのね。
苳子さんも辛い嫁なのね…。
しおさん、あぐりのおてんばに振り回されつつも、段々息が合ってきてコントになるように書いて欲しかったなあ。
澪つくしのツエさん気味だったら、あぐりとの絡みを楽しみに見れたのに。
苳子と内緒話しているときの2人の顔つきが怖いんだもん…ストレス。
ツエさんが恋しくなる…涙
美佐さんグッジョブ!!
美佐さん、女学校に通い続けることに理解があってよかったわ~。
あの時代、花子とアンでも結婚が決まると学校を辞めていくとあったから、妊婦となるとさすがに学校辞めるという考えの人も多いと思う。
女性も学問をと言う晃さんの妻だからとはいえ、さすがの美佐さんも妊婦となるとどうか…と思ったけど、卒業させたいと思ってくれていて本当によかったわ。
そして、あの天然キャラが、こう活きるとはー!!
超お嬢様キャラだし、自分の意見は何としても押し通すとの強さ!
アッパレです~。
とうとう民子も!グッジョブ!
民子も、仲直りしたくて困ってたんでしょうねえ。
今日は民子ちゃんが、妊婦あぐりの通学を認めてくれと直訴!
民子ちゃん…ああよかった~。
しかもカッコイイ仲直りの仕方ですね。
単純だなあと思いつつ、この単純がいいなあ~と。
とにかく民子ちゃんに笑顔が戻ったのが何より。
あと半年しかない学校生活、民子ちゃんと仲良く過ごしてほしいもんねえ。
山神先生、なんだかんだ言って、生徒の意見を受け入れてくれるのもよかった。
山田邦子さんのワタワタがいちいち可愛い。
山田邦子さん、演技上手。
おちょやんはなかなか思い案件続きですが、あぐりのこのライトで平和な感じは、朝にピッタリで明るい気分になっていいなあ~と思います。