『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第6話
「お嫁に行きなさい。とってもいい話があるのよ」
あぐりの母・川村美佐子(松原智恵子)が突然あぐり(田中美里)に言った。
相手は桶屋町の望月家。
望月家の奥様があぐりをお嫁に迎え入れたいと申し出てくれたと言う。
まだ15歳だと戸惑うあぐりに、どうせ2~3年後にはお嫁に行くんだから同じことと言う美佐。
望月家は、嫁入りした後も女学校に通わせてくれるから女学校を辞める心配もない。
それだけではない。
妹の五喜の学費まで面倒を見てくれると言うのだ。
財産が無くなってしまった川村家は、あぐりも五喜も卒業まで女学校に通いきれない可能性大。
望月家といえば岡山で一二を争う請負業。
望月夫妻は人柄も素晴らしい。
美佐はかなり乗り気。
しかし余りの突然の話に驚いたあぐりは、2,3日待ってほしいと美佐に言い保留させてもらった。
部屋に戻ると五喜がいい話があると嬉しそうにあぐりに話しかけてきた。
五喜のつくった和歌が全国の最優秀賞を取ったと言うのだ.
翌日、学校で表彰された五喜のことは女学校でも話題に。
あぐりの担任山神鶴子(山田邦子)は五喜を「岡女の宝」と称賛。
五喜が女学校を辞めてしまうのはもったいない。
あぐりは父の言葉を思い出す。
女性もこれからは学問が必要。
せっかく合格した学校を簡単に辞めてはいけない。
学校帰り、あぐりが中村民子(笹峯愛)と歩いていると、人力車に乗ったあの黒い絵を描いていた男(野村萬斎)が。
「エキゾチックなキューピットちゃん!それともセンチメンタルなマリア様?」
民子は声を掛けられて舞い上がるが、あぐりは相変わらずのキザな態度に辟易。
あぐりに気付いた男はあぐりのことを
「闇夜のカラスちゃん」
と言い、あぐりは色黒だからかとぷんすか。
民子はこの前渡した恋文を呼んでくれたかと尋ねると、エイスケは手紙をもらったことなどすっかり忘れていた。
それを聞いたあぐりは、失礼だと猛抗議。
丁度そこに来た芸者来てエイスケをお茶に誘うと、エイスケはあぐりのことなど気にせずあっという間に行ってしまう。
あぐりは怒りが止まらない。
しかし民子には「エイスケを怒らせた!」と逆に怒られてしまった。
あぐりは木に登って一人で結婚のことを考えた。
暗くなってから帰宅したあぐりは、美佐に結婚することを伝える。
それから一か月後。
両家の顔合わせの日。
両家の顔ぶれが揃うが、婿の席だけが空いている。
先日望月家に使いに行ったときに道案内してくれた男性は、家族の席にいた。
遅ればせながら入ってきたのは望月エイスケ(野村萬斎)。
あぐりは、自分の結婚相手があの男だと分かってショックを受けた。
母・美佐さんは、やっぱりテルヲ!爆
美佐さん、あぐりの縁談に乗り気!
ってか美佐さんの中では既に決定!爆
この時代、顔も見ないまま結婚。
十代のうちに結婚。
って当時は珍しくないことですが…。
でもその「珍しくない」を笠に着て、美佐さんお金のことしか考えてないよねえ、やっぱり。
この時代の女性だとそれしか方法は無いのかもしれないけど。
お金のためにあぐりを利用。
まさにテルヲ!爆
松原智恵子さんの上品な美しさ、柔らかさについ騙されてしまいそうになりますが…。
やっぱテルヲだわ!!
あぐりのお家はいいお家だから、大店の家との縁談。
「おちょやん」の場合は貧乏だから千代を女郎屋に売られる話に。
レベルが違うだけど中身は同じwww
かなり好条件な縁談だけど。
優しく上品なお母さまだけど、騙されちゃいかんぞー笑
あぐりがまだ私15歳です!って戸惑うと、
「どうせ2、3年後には嫁に行くんだから」って平気で言っちゃうあの感じに私はテルヲを見たよwww
美佐さん、上品だけど、なかなか押しが強い。
この結婚、あぐりと五喜の学費まで出してくれるってかなりな好条件ですが、美佐さん、実は交渉上手では?
岩見さんなんかに頼まないで自分で土地売買すればよかったじゃん?なんて思ってしまうwww
まあ、相手が望月家だからまだラッキーでしたよね、あぐりも。
美佐さんも相手が望月家だから「願ってもない」って思ってくれたと…思うようにしましょうwww
妹・五喜は「岡女の宝」、あぐりは「岡女の恥」
山田邦子さんって1997年当時、好感度ナンバーワン女性タレントでした。
レギュラー番組も司会もいっぱいで本当に毎日何かしら出演されてましたねえ。
あぐりでの、弥太郎(=さんま)的存在は今度は山神先生ですかね~。
お笑い芸人さんは、ジェンダー問題にかかわる役に、ネタ要因として投入www
AKのちょっと違うぞという感覚はこの頃から??
でも、さすが、山田邦子さんだけあって、「やまんば」の口うるさい感じを面白くこなしています。
これは、お約束シーンとして、是非毎回出てきて欲しい、笑わかして欲しいと思っちゃいます。
出てくるのが楽しみ。
しかし今日の、あぐりは「岡女の恥」はちと可愛そうな…。
今の感覚だときっつっ!!って思ってしまいます。
約四半世紀でも既に感覚にズレがありますねえ。
澪つくしで35年違うと随分感覚が違うと思いましたが、澪つくしから10年後のあぐりでもまだ感覚が違う。
この感覚の差、価値観の差を体感できるのも、昔ドラマの楽しみ方だなあと思います。
エイスケさん!おもろい
エイスケさんチャラ男!
でもなんか面白い。
私は初視聴ですが、SNSではエイスケさんを覚えてる方、エイスケさんが大好きだったー!というコメントが一杯!
確かに。
それ分かる気がします。
いきなりの「キュービッドちゃん!?」にはビックリだけど、なんか不思議と不愉快でなく笑えるのよ~。
いきなりこのセリフって、実は難しいと思います。
言い方とか間とか、とっとしたことで、本当に「チャラ男」で失礼なヤツ!って拒絶されちゃうと思うー。
そこを不愉快にさせず、かつ、「なになに?何言い出すかな?この人」って興味をそそれれたから、すごいぞと。
手紙を覚えてないって言ったのも、あぐりが怒ったときの反応も、チャラい風を出しながら、視聴者を不愉快にさせないレベルにとどめるってすごく難しい。
それだけでなくさらに、次に引っ張るように、視聴者の気を引くのも難しい。
それをいとも簡単に!さすがだわ~。
今日の「キューピッドちゃん!」で既にエイスケさんに釘付けになったわ!!
あぐりも好感度高!
一週間見ましたが、あぐりちゃんも自由でのびのびとしたキャラで好感度抜群。
田中美里さん、私は初めて知ったのはメル友からの恋愛を描いた「With Love」で、あの時のいじけキャラのヒロインがスキじゃなかったので印象イマイチだったのですが、
その後他の作品、時代劇を見てやっぱり素敵と思い、
その後何かのバラエティ番組でおしゃべりしているのを見て人柄もサッパリしてていい人だなあ~と思ってて。
チェ・ジウの声もやってましたね。
だから彼女のデビュー作「あぐり」を見てみたいなあ~と思っていましたが、
「あぐり」は確かに田中美里さんのイメージにピッタリの好感持てる可愛いキャラですね。
ハイカラさんが通るの紅緒じゃないけど大正ロマンの袴姿の女学生は、こういうおてんば娘が眼福。
しかし、色黒にしてるけど、そんなの気にならないくらい可愛いよ。
周りの皆があなたの可愛さに気付かないだけ、と皆が言いますが、いやいやアナタは圧倒的に可愛いよ。
このドラマの世界では、可愛い基準が違うのか?とww
そこが唯一の気になるところですかねえ。
でも、ヒロインが本当に可愛くなかったら視聴率落ちるもんねえ仕方ない。
紅緒も可愛くないっていってたもんねえ、仕方ない。
朝に楽しい話。良き良き
あぐりは朝ドラのテンプレ。
少女漫画のテンプレに忠実に描かれているといった感じ。
エイスケさんは「澪つくし」の惣吉さんとは正反対ですが、これも少女漫画の王子様王道ですよね。
チャラい男性、モテモテ男子とおてんばだけど純情な女子の組み合わせ。
一見チャラいけど中身は真面目な素敵な人で…その人柄がジワジワと分かってくる面白味があり。
そしてそんなモテモテ男なのに、その人の唯一の人は自分!!という妄想をかなえてくれて~www
野村萬斎さんと田中美里さんの組み合わせっていのも爽やかで眼福。
朝ドラ、少女漫画のあるあるですが、このあるある、見たいんだよなあ~ツボなんだよなあ~と。
王道あるあるって結局皆大好きなんだよねえ~と、楽しさを噛みしめています。
月曜が楽しみです。