【あぐり】感想ネタバレ 第5話 野村萬斎さん登場!

『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第5話

岩見伸一(斎藤晴彦)は、川村美佐(松原智恵子)に土地購入を勧めている。
岩見は2年前に紹介した土地が何倍にも上がっている、今のうちに購入した方がいいと煽る。

大正7年頃から高騰した岡山の土地はこの頃、当時の5倍から7倍まで高騰。
岩見をすっかり信用している美佐は、現地の土地も見ずに現金を渡して購入の段取りをお願い。

岩見の帰り際、あぐりが戻ってきた。
あぐりは、甘味処で岩見が借金取りらしい男と会話をしていたのが気になり、
あぐりは美佐にお金とか預けない方がいいと忠告。

しかし、美佐は岩見が土地を紹介してくれた、権利書もきちんとしていると取り合わず。
将来この土地を売って、以前のような暮らしをするのだと張り切っている。

 

学校では中村民子(笹峯愛)がまた好きな人ができたとあぐりに話す。
呆れるあぐり。
民子はさっそく恋文を書いてきて、一緒に渡すのに付き添ってとお願い。
あぐりを無理矢理連れて行く。

亜実子のお目当ての男性は高台で絵を描いている。
「あの…これ読んでください!」
民子が緊張して恋文を差し出す。
「そこに入れといてよ」
男は絵を描く手を止めずに言った。

絵具箱には「望月エイスケ様」宛の恋文が一杯。

エイスケの書いている絵はキャンパス一杯黒づくめ。
何を描いているのかと聞くと、エイスケは街を描いていると言う。
人々の欲望が渦巻いて全ては暗闇なのだと言うエイスケ。

「私には闇夜のカラスにしか見えないわ!」
あぐりが言い放つと、とエイスケは「それははいい!」とあぐりの表現に感心。
あぐりたちが去った後も嬉しそうに笑った。

 

ある日、あぐりは、美佐に桶屋街の望月家へのお使いを頼まれる。
美佐は岩見の会社に行く用事が出来たためだ。
望月家は、以前あぐりのことを可愛いと褒めてくれてた。
あぐりは、喜んでお使いを引き受ける。

 

桶屋町の望月家は岡山でも指折りの土木請負業。

望月家に行くと望月光代(星由里子)は相変わらず可愛いと褒めてくれる。
そんなこと言ってくれるのはおば様だけだと言うあぐり。
すると光代は、皆があぐりの美しさに気付いてないだけだと言って微笑んだ。

帰り際、望月健太郎(里見浩太朗)は、岩見が出入りしていないかとあぐりに聞いた。
健太郎によると、岩見は生糸の相場で失敗して人をだまして金を集めているという悪い噂が絶えないと。
何かあったらいつでも相談するようにとこと言葉を掛けてくれた。

 

しかし、時すでに遅し。
あぐりの不安は的中。
母名義で土地を買っていたのは全てウソ。
岩見は母から受け取ったお金を自分借金返済に充てていた。
当然ながら岩見から受け取った土地の権利書も全て偽物。

あぐりが家に帰ると美佐は床に臥せってしまっていた。

岩見は行方不明。
父が残した財産を盗られ川村家は暗雲が立ち込めていた。

ショックで床に臥せっていた美佐がようやく元気を取り戻した頃、さらにあぐりにとって寝耳に水の出来事が。
あぐりが美佐に呼び出されると、美佐はあぐりに突然「お嫁に行きなさい!」と言った。

 

恋は危険な訪問者 → 恋は突然やってくる

中村民子ちゃん、恋愛に興味津々でどんな印象になるかなあ、
あぐりの代わりにそういう部分全て背負っててうっとおしい子にならないかなあ~と思って見ていました。
笹峯愛さんの印象もどうなるだろう?悪くなる?と、自分の中でもどっちに転ぶかなあ~と様子見していましたが、
ここまであっからかん!と突き抜けてると笑える。面白い。

あの、ケラケラって大きな口開けて笑う感じが可愛くていいわ。
能天気な感じがいい。

それで可哀想に、あぐりに取られちゃんだねえ~。
やっぱりヒロイン総取り。

民子ちゃん「恋は突然やってくる」と言ってましたが、いやいやそれを言うなら「恋は危険は訪問者」よ…と、ついwww

奇しくも「突然やってくる」のは民子にじゃなくてあぐりってことなんですねえ。

 

野村萬斎さん登場!

私は今回初の視聴ですが、野村萬斎さんが旦那様というのは知ってます。

この時期の野村萬斎さんが見れるのも楽しみー!

いいなああぐり、モテモテのイケメンと結婚するのか。
しかも東京の学校に行っているという岡山にしたら相当なインテリですよお!
油絵をたしなむという、まさにハイカラ!
まさにモボではないですかあ!

東京、モボってことは、もしや萬斎さん、ずん子に会ってるー!?
ああ!今は大正7年だから、ずん子は昭和元年に女子大卒業直後だったから、すれ違いwww
昭和7年はずん子はまだ紀州で女学生ね…。
あ!あぐりはずん子と同い年くらいか!?

…って…まだまだ澪つくしが抜けず脱線www

野村萬斎さんの役、「望月エイスケ」って名前でしたねぇ。
望月ってことは、あの望月家の息子さんということ??

っつうことは、お金持ち!

イケメン、インテリ、ハイカラ…の上に大富豪!
もう、全部乗じゃん!

あぐり、結婚相手も王子様!朝ドラ王道!!!

エイスケさん、「いいねえ~!」とあぐりの「闇夜のカラス」という批評に感心。
この「いいねえ~!」って言い方が好印象。
頭が柔らかくて、マイペースで面白い人みたい。
そこは、従来の「王子様」キャラとはちょっと違う味があっていいわ。

ちなみにエイスケさん、「やあ!」って言ったねぇ!
惣吉さんと一緒だ!!

あぐりは「キラキラ輝いている」刷り込み作戦

あぐり、望月家の光代さんに「可愛い。可愛い」と褒めて貰います。
あぐりはキラキラ輝いている。
そんなことない!おば様以外に褒めてくれる人なんていないとあぐりは否定。
すると、それはあぐりの美しさに多くの人が気付いていないからだと言います。

誰も気付かないなら、可愛くないのと同じ?なんて思っちゃったけどwww
(そういう意地悪を言ってしまったら元も子もないのでやめておきます笑)

紀美子姉と同じ言葉であぐりのことを褒めていました。
これはドラマのテーマに通じるメッセージね。

誰も気付かないなら可愛くないことと一緒じゃん!と思いましたが、あぐりは美容師さんになる女性の話。
あぐりは、それぞれの人に潜在する美しさを引き出す美容師さんになっていくということでしょうか…。

美佐さんはテルヲ!?でもなんだか憎めないwww

やっぱりい。
案の定ですが、あっちゅう間に騙されましたなwww
騙す方としたら理想的なカモでしたねwww

特にこの時代はこういう何も知らないお嬢様奥様、ゴロゴロいたんでしょうねえ。

なんだ、美佐さん、結局テルヲじゃんか!爆

どんなにお金持ちでも、素敵な旦那様でも突然亡くなるって事もあるんだから、深窓のお姫様で育てちゃダメね。
どんなにいいお家でも社会勉強させとかないとね…。

大切な教訓。

あぐりも今回の件では、女もしっかりしてないとと痛感するのだろうなあ。

 

美佐さんは、お金盗られちゃったらショックでふて寝。
盗られてもなお、ふて寝ができるどっか他人事のお嬢様www

いやいやいや…困った笑

これって…お金で子供に心配させるて…実はテルヲと一緒!爆
美佐さん、キレイで上品だけど、やってることはテルヲだな!!!

そして、どうにかショックから立ち直ったと思ったら、あぐりの結婚決めてきた!
あぐりの結婚決めてきたから元気になったと言うか!
結婚で資金繰りの目処がついたからだよねえ。

そういうところもテルヲと発想同じwww
別にいいけど。
いいお話みたいだし。
美佐さん、テルヲと違ってキレイだしwww
いい匂いしてそうだしwww

 

全体の流れはライトで可愛い

姉たちの死、財産だまし取られると、川村家の出来事はハードですが、
あぐりを取り巻く出来事は、くったくなく明るく爽やかで、そのバランスがいいですね。

美佐さんの天然ボケお嬢様も深刻にさせない大きい要素。
エイスケさんのマイペースで朗らかな空気感がプラスされていくのも楽しみ。

朝ドラにはちょうどいい塩梅で、波乱万丈物語を明るく前向きに見られそうだなあ。