『あぐり』あらすじ(ネタバレ)第25話
駅でエイスケと森潤を見送っているところであぐりは産気づきその場でうずくまってしまう。
エイスケと森潤はあぐりは望月家に運び、望月家では産婆さんを呼んで出産の準備。
あぐりが陣痛に苦しむ間、エイスケは平然と森と将棋を指している。
勇造がやってきて、いい加減に少しは落ち着いたらどうかと怒る。
「このままじゃお姉さんが可愛そうじゃ」
そして勇造は僕には僕の夢があると言う。
エイスケは、平然と勇造も自分の夢を追って東京に行けばいいと言うが、勇造は2人とも東京に出て行ったら望月組を継ぐ者がいないと気にしている。
「継ぐ人間がいなければ、それまでだなあ」
エイスケは全然気にしていない。
健太郎が帰ってきた。
エイスケが帰ってきたことを知ると、赤ん坊が生まれたらこの家で腰を落ち着かせるように言った。
しかしエイスケは、自分は東京で暮らす、望月組を継ぐ気は一切ないと宣言する。
そして勇造も継ぐ気は無いと告げる。
こんなときに言わなくてもと言う勇造に対して、エイスケはこういう時だからこそハッキリ言っておいた方がいいと、エイスケは勇造も東京に出て自動車の技師として働きたがっていることを健太郎に言った。
すると、健太郎は、エイスケはダメだ、長男は家の後を継ぐと昔から決まっていると言った。
健太郎はあぐりと子供はどうするつもりだと言うと、
あぐりの好きにすればいい、あぐりの自由だとエイスケは平然と答えた。
健太郎とエイスケは平行線のまま。
夜になってもなかなか生まれない。
女中たちはお産の手伝いで大忙し。
お腹が空いてきた男性陣は自分たちで男性陣が料理を作ることに。
すると光代がきてもうすぐ生まれるからお湯を持ってくるように言った。
男性陣がお湯を運ぶので一杯いっぱいの中、
エイスケは一人おにぎりを作っている。
するとそこに赤ん坊の産声が。
元気な男の子が生まれた。
母子ともに無事。
望月家は男の子の誕生に沸き上がった。
エイスケはあぐりの部屋にやってきてあぐりと赤ちゃんに対面。
「ご苦労だったね」
エイスケはあぐりの手を握った。
エイスケ17歳。あぐり16歳の春の事だった。
エイスケさんの破壊力!
エイスケさん、あぐりが陣痛に苦しんでるのに全然平気~。
えー…。
ソワソワすることもなく平然と将棋指すエイスケに、
ちょっと無神経だよお。
やっぱり自由過ぎる~。
やっぱりこの人はアスペルガーとか発達障害なのかもと思ってしまいました~。
イライライラ…。
そんな態度に弟の勇造さんは怒ってました。
勇造さんはフツーに常識人。
なのにエイスケさんってば
「お前がお父さんいなれば?」って…!
なんちゅうことを!
冗談にもならないよお!
やっぱりこの人、発達障害!?
発達障害の人って天才肌気質ではあるから、きっとそうだったんだろうと思います…。
しかし私は、リアルにエイスケさんがいたら怒っちゃってダメだろうなあ~。
ドラマだからかなりソフトに書いてるんだろうけど、それでも既にダメだああwww
あぐりじゃなきゃダメだったんだよねえとつくづく。
こんなエイスケさん見てると、健太郎さんと光代さんに同情してきますねwww
健太郎さん、光代さんは、昔ながらの価値観の持ち主ではあるけど、
彼らが頑固ってワケじゃなくてエイスケさんが非常識過ぎるんだろうなあ。
健太郎さんと光代さんこそ被害者www
健太郎さんと光代さんは、保守的だけど、久兵衛さんよりはソフトですよねえ。
いっそのこと、エイスケさんを久兵衛と対決させたらいいかと。
…と脱線しましたが、そのくらい今日はエイスケさんのあぐりを思いやらない様子にイライラムカムカ。
なのに…なんじゃい!?ラストのエイスケさんの笑顔はあ!
生まれた赤ちゃんを見て
あぐりに向けた笑顔は…!
15分感の殆どイライラさせられてたのに、
エイスケさんの笑顔一発で、そのイライラが吹き飛んだ~。
そんなエイスケさんに、彼は本当に悪気が無いんだろうなあとも。
そして本当にアスペルガーみたいだから仕方ないんだろうなあともwww
エイスケさんの笑顔につくづく彼は特殊なんだろうから
こっちがバイアスかけて見てあげないといけなかったのね…と思い知らされる。
野村萬斎さんの笑顔の破壊力は偉大だわ…。
野村萬斎さん、このエイスケさんのキャラをよく理解して解釈されて表現されているのね。
1997年当時は、まだまだこういった空気読めない人に対する風当たりはキツかったと思うのですが…。
野村萬斎さんの洞察力、凄いなあと思うー。
この時、エイスケさんは17歳。あぐりは16歳。
エイスケさん、見た目だと20代にしか思えないから…仕方ないけど。
だからついエイスケさんの言動が身勝手過ぎると思えちゃうけど、17歳なら分からなくもないねえwww
今だったら子供が子供を産んでるようなもんよねえwww
だったら子を作るなよ、と思いますが昔はそういうことでもなかったんでしょうねえ…。
エイスケさんの主張
エイスケさんは東京で暮らすつもり。
望月家を継ぐつもりは無いと宣言。
それは前々から分かってましたが、弟の勇造の本音も知っていました。
そして勇造さんにも夢を成し遂げに東京に出ればいい後なんて継がなくていいと。
エイスケさんは、自分が小説家になるんだから勇造に後継いでっていう訳でもないのね。
エイスケさん、この当時では相当身勝手に見えたかもしれないけど、最もシンプルで最も全うな答えですねえ。
やりたいことがあれば、素直にやればいい。
後継ぎ問題なんかは、後で考えればいいんでない?という考え。
最も現代の考えに近いですよねえ。
やっぱりただのわがまま、身勝手じゃないのよねえ。
凡人の感覚を相当に超えて頭良かったんだ…。
この考えは、ずん子にはなかったわね…。
っとまた澪つくしwww
すみません。
ついでに言ってしまうと、エイスケさんの言動を見れば見るほど、まだ律子さんは昔の考えの枠の中から抜けきってないところがあって、そこが悲劇だったんだなあともwww
律子さんのお嬢様気質、長女気質が災いしてたわね。
エイスケさんはぶっ飛んでたから強かった。
エイスケさんも、律子さんも、キャラの設定、描写がブレてないわねとも感心。
残念ながら、勇造さんは言われる前から後継ぎ問題を気にしてしまって、自滅しそう…。
こういうときには突き抜けた性格じゃないと弱いのよ…。
健太郎さんの過去がバレる。
後継ぎ問題の深刻な会話から、森潤さんが食い込んできていい感じにライトに交わされてホッ。
エイスケとあぐりの愛は遠距離で阻まれる?からの、世津子さんが元カノだったとカミングアウト!
この会話が面白過ぎてwww
自由奔放過ぎる森本レオさんがー!
能天気な男どもの会話が面白過ぎ。
そしてそれを背後で聞いていた光代さんの圧ったら…爆
このドラマ、こういった会話劇が面白くて面白くて…!
実力派俳優さんたちの演技力が見ものです。
そして何があろうが自由奔放過ぎる、いつの間にか望月家に馴染んじゃってる森潤さんも面白過ぎる…!!!
朝ドラって、ヒロインの初々しさと、脇を固めるベテラン俳優さんの演技力で、ドラマの何倍にも面白くなってるんだよねえ~とつくづく思います。