『おちょやん』あらすじ(ネタバレ)第95話
鶴亀新喜劇の旗揚げ興業が間近に迫っていた。
しかし稽古には之助の姿は無かった。
千之助は、今回は舞台に上がらないと言い千之助は千代に主役を託した。
旗揚げ公演は「お家はんと直どん」。
この道頓堀をもう一度芝居の街にするためにも絶対に失敗できない。
そう思いながらも千代はどう演じていいか悩みに悩む。
そんな中、千代宛にまた花籠が届いた。
「どなたさんか分からへんけど、この人も生きてはったんやな」
「俺たちのやることは、今も昔も変わらへん。見てくれている人に一生懸命芝居するだけや」
一平は千代を勇気づけた。
そして旗揚げ公演「お家はんと直どん」が幕を上げた。
千代がお家はん=てるを、一平が直どん=直吉を演じる。
若い恋人同士の明夫と妙子は身分の違いを超えて結婚を望んでいた。
明夫の母で2人の結婚に賛成していたが、妙子の父が直吉と知ると猛反対。
実はてると直吉はかつて親の反対を押し切って駆け落ちを約束した仲。
しかしその約束は果たされず、お互いを恨みながら40年の月日が経っていた。
そしててると直吉が40年ぶりに再会するシーン。
「そういうあなたこそ生娘の初恋を踏みにじったドタヌキのくせに」
ドタヌキの言い方に悩みあぐねていた千代だったが。
なんとか笑いを取ることができた。
寛治、灯子、万歳、若手メンバー、新メンバーの配役でのこの旗揚げ公演は大成功。
「道頓堀喜劇の新しい幕開け」
袖にいた大山社長も手放しで涙ながらに喜んだ。
千之助は舞台袖で芝居の一部始終を見守っていた。
千之助は、鶴亀新喜劇を去った。
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劇中劇は素晴らしい…
劇中劇って本当に難しいと思いますねえ。
舞台も本格的だし、いろいろ頑張っているのはすごく良く分かります。
杉咲花さんも、舞台の芝居の稽古すごく頑張ったんだなあとうかがえますし。
成田凌さんも…すごい!おじいちゃんになってるう!
成田凌さん、この前の「人形の家」の朗読でもちょっと感動してしまいましたが
舞台の演技も難なくこなす、すごい俳優さんなんじゃない?
キラリ光るものがあるなあと思います。
そして藤山扇治郎さんの舞台芝居を見られるじゃんー!と嬉しかったし。
頑張ってるのはよくわかる、素晴らしいのはよく分かるんだけど…。
どうも、ドラマ本編とリンクしないと言うか…。
なんか…すごくもったいない気がしてしまいました。
貶したいんじゃなくて、もっと、どうしたらいいか分からないけど、どうにかならないかなあ~せっかくなのにもっと感情移入したいよおと思ってしまった…。
劇中劇って、本当に難しいですよねえ。
本編も作る上に、舞台上のストーリーを仕上げなくてはならないし、その内容も長いわけだし。
しかも古典のお芝居じゃないから、既にある演目使ったとしても知らない人多いしで。
芝居の内容理解させようとすると説明うるさくなるだろうし…。
音楽や絵だと、主人公が目指す理想形を見ている側も共有しやすいですが、演技だとそれも漠としてしまうから。
ただ、千代ちゃん、「ドタヌキ」の言い方に苦労してましたが、この言い方研究をもう少し掘り下げてくれればよかったかも。千之助さんだったらどう言うだろうとか。
お家さんのてるさんのキャラクター分析するとか…作り込む過程を、そのあたりを丁寧に描いてくれれは、千代が舞台上で言う「ドタヌキ」にもっと思い入れて見られたかなあ。
千代が「ドタヌキ」って言ったら、客席がドッと受けたから面白いらしいと理解したけど、自分自身は分からなかった。
やっぱり関西のお芝居は私には分からないって事なのかなあ…なんて思いながら見ていました。
芝居の作り込みシーンは、今日で完結させるには時間が足りないかな…。
千之助さんは退場
千之助さんは、セリフが出てこないと、自分の衰えを実感。
そして今回の旗揚げ公演で若手がしっかりやってるのを見届け、もう自分の役目は終わったと引退を決めました。
これについても、千之助さんの動きが無かったのが残念。
千之助さん、一昨日だったか、セリフが出てこなくなってショック受けていたのはあるけど、その後は何も描かれずだった緒んねえ。
今日辺りで、もうひとつ千之助さんの心の描写があればよかったけど…と。
自分の衰えを感じて、一人反芻していましたが、その現実を受け入れる場面が欲しかったわ。
そして自分がいなくても皆が立派に舞台を勤め上げているのを横で見て、安堵感とか寂しさとか、いろいろな思いが去来していると思いますが、その気持ちを表す一言を。
大山社長と千之助が会話してもよかったのかもね…。
大正時代からの道頓堀を知る大山社長と千之助。
八津さんだったらここで、カッコよくて、せつなくてグッとくる決めゼリフの応酬を書けたんじゃない?
千之助さん、せっかくこれまでいい芝居見せてくれたのに、これで終わりだと尻すぼみな感じが。
今日の芝居の幕が下りた瞬間の、千之助さんの目に涙もとても印象的だ立ったのですが。
千之助さんの心情をもっと分かる形で表現するものが欲しかったわねえ。
戦後の復興。
道頓堀喜劇の新しい幕開け。
その一方での千之助さんの引退。
再出発=新旧交代の切なさを重ね合わせてる、それはいいんですが、なんだか「そんな気分」で終わってしまって。
「天海…お前のお父ちゃんにやっと切り果たせたわ」
「今までほんまにどうもありあがとうございました」
千之助さんが…「天海」って呼んでくれた…涙。
このラストの千之助さんと一平の演技も素敵だったのに、2人の思いが込められててグッとくるのに、
千之助さんがこの一言言えるようになるまでを見せてくれたら本気で涙腺崩壊だったのになあ…。
材料いろいろ揃ってるのに、なんだか…もったいない!
せっかくいいのに響かない、泣けない。
なんか、もどかしい。
紫のバラの人は誰?
久しぶりに花籠が届きましたねえ。
「どなたさんか分からへんけど、この人も生きてはったんやな」
戦争を経験した人ならではの言葉ですよねえ。
この花籠の人、誰でしょうねえ?
最初、一平か?と思ったけどそうではなさそうだし。
ヨシヲもテルヲも死んじゃったしなあ。
あと過去でかかわった人というと、栗子さん?だけど…
ストーリーの内容からしたら、そういう形で出てくる位置づけの人ではなかったですよねえ…。
またはこれまではそう深いつながりは無かったけど、これからの千代に関わる人?
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